Skip to main content
2025年5月12日23時09分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

私たちの殻を破る聖霊の働き

2011年9月5日10時11分
  • ツイート
印刷
万代栄嗣牧師+
 ・・・使徒たちやユダヤにいる兄弟たちは、異邦人たちも神のみことばを受け入れた、ということを耳にした。・・・ペテロは・・・言った。「・・・そこで私が話し始めていると、聖霊が、・・・彼らの上にもお下りになったのです。・・・私たちが主イエス・キリストを信じたとき、神が私たちに下さったのと同じ賜物を、彼らにもお授けになったのなら、どうして私などが神のなさることを妨げることができましょう。」人々はこれを聞いて沈黙し、「・・・神はいのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ。」と言って、神をほめたたえた。(使徒11・1~18)

 使徒の働き10章に、聖書に精通していたローマの百人隊長コルネリオが、聖霊の働きにより、使徒ペテロと出会った話があります。

 ペテロは、ヨッパの信徒の家の屋上で祈っていると、不思議な幻を見ます。大きな布が降りてきて、その中に律法では食べることが許されない汚れた動物が満ちていました。そして、「これらをほふって食べよ」と声が響きます。ペテロが拒絶すると、「神がきよめたものを、きよくないと言ってはいけない」と再び声が響き、敷布が上がって行った、そんなことが三度あったのです。その時、階下でドアをノックする人がいて、「主人コルネリオが、あなたをお招きしたいのです」と告げます。ペテロは招かれ、外国人であるコルネリオと、一緒にいる人たちにキリストの恵みを語ります。すると突然、聖霊が注がれ、彼らは異言を語り、神を賛美したのです。ペテロは、「聖霊を受けたのだから、この人々が主の御名による洗礼を受けることを妨げることはできない」と教会に外国人を迎え入れました。

 今日の聖書は、ここから始まります。エルサレムの使徒や弟子は、それを聞き、ペテロを非難したのです。外国人との付き合いは許されないという信仰の理解を持っていたからです。そこで、ペテロは一連の出来事を説明し、神の御業だと説得しました。神のなさることは、彼らの常識よりもうんと大きかったのです。

 秋に向かう歩みに豊かな祝福をいただくために、私たちの思いよりも大きなご計画をお持ちである神を迎え入れたいのです。三つのことを学びます。

1.常識や規則を超える聖霊の働き

 神が与えて下さる聖霊は、世の中の常識や枠を打ち破ります。

 旧約聖書の律法では、割礼を受けなければならず、食べ物や生活に規制があります。しかし、神は人を律法で縛り付けるのではなく、律法が指し示した救い主を直接信じなさい、と言われました。

 イエスご自身も、律法主義と戦われました。「安息日に、病気の人を治してはならない」という律法の勝手な解釈に対し、安息日でありながら、人々の目の前で病める人を立たせました。キリストが現れた時、全ての律法はキリストを信じることに道を譲ったのです。ユダヤ人でなくても、イエス・キリストを信じれば、聖霊に満たされ、救われた人生を歩むことができます。

2.心の決め付けを超える聖霊の働き

 実は、外国人を拒否したのは、エルサレムにいた律法主義者だけではなく、ペテロも同様でした。「律法の教えにある汚れた動物など食べられない」「律法で選ばれたユダヤ人以外の外国人と食事をするなんてできない」とペテロは思ったのです。しかし、コルネリオの遣いがきた時、聖霊はペテロの狭い了見を超え、「ためらわず行け」と言われました。
  
 私たちは、しばしば心の中に枠組みを作り、自分のシナリオを神に押し付けてしまいます。でも、神のあなたのためのご計画は、あなたの考えよりもうんと大きなものです。自分の計画ではなく、神の御心に従って歩み始めると、あなたの人生は変わり、神のご計画が現され始めます。神はペテロに、「行け」と押し出して下さり、そのことで全世界に福音が宣べ伝えられるようになったのです。あなたが、「こんなもんだ」と決め付けているものを打ち砕いて下さる神の恵みがありますから、感謝しましょう。

3.命や人生の限界を超える聖霊の働き

 聖霊のバプテスマを受けると、私たちの魂や命の質までも変えられ、神の力と喜びをいただく歩みが実現します。真面目な生き方をしている人が神の国に入れるのではなく、イエスを救い主と信じる者は誰でも救われ、地上の命では終わらない、神のもとに永遠に生きる者となるのです。この本当の平安をいただこうではありませんか。

 あなたの心を思い切り柔軟にしましょう。なぜなら、大飛躍元年に相応しく、思いもよらぬ大きな祝福をいただいて欲しいからです。あなたの殻は破られ、凄まじい新次元の人生が動き始めます。誰と一緒にいるかによって、私たちの人生は変わります。聖霊の働きにより、私たちはどこにいても、インマヌエルの主がともにいて下さいます。神が寄り添って下さることが分かれば、職場にも、健康にも、祈りにも、思いもよらぬ大きな祝福が現されていきます。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 主キリストの最大限の恵み 万代栄嗣

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

  • シリア語の世界(23)辞書3・ヨハネ黙示録の賛美歌6―11章17節― 川口一彦

  • ヨハネの黙示録(2)主は雲に乗って来られる 岡田昌弘

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 自分を愛する生き方 菅野直基

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 米ジョージア州で「信教の自由回復法」成立、全米30番目の州に 9年前には不成立

編集部のおすすめ

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • ロシアの軍事侵攻から3年、在日ウクライナ正教会が祈りの集会 片脚失った負傷兵も参加

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.