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私たちの殻を破る聖霊の働き

2011年9月5日10時11分
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万代栄嗣牧師+
 ・・・使徒たちやユダヤにいる兄弟たちは、異邦人たちも神のみことばを受け入れた、ということを耳にした。・・・ペテロは・・・言った。「・・・そこで私が話し始めていると、聖霊が、・・・彼らの上にもお下りになったのです。・・・私たちが主イエス・キリストを信じたとき、神が私たちに下さったのと同じ賜物を、彼らにもお授けになったのなら、どうして私などが神のなさることを妨げることができましょう。」人々はこれを聞いて沈黙し、「・・・神はいのちに至る悔い改めを異邦人にもお与えになったのだ。」と言って、神をほめたたえた。(使徒11・1~18)

 使徒の働き10章に、聖書に精通していたローマの百人隊長コルネリオが、聖霊の働きにより、使徒ペテロと出会った話があります。

 ペテロは、ヨッパの信徒の家の屋上で祈っていると、不思議な幻を見ます。大きな布が降りてきて、その中に律法では食べることが許されない汚れた動物が満ちていました。そして、「これらをほふって食べよ」と声が響きます。ペテロが拒絶すると、「神がきよめたものを、きよくないと言ってはいけない」と再び声が響き、敷布が上がって行った、そんなことが三度あったのです。その時、階下でドアをノックする人がいて、「主人コルネリオが、あなたをお招きしたいのです」と告げます。ペテロは招かれ、外国人であるコルネリオと、一緒にいる人たちにキリストの恵みを語ります。すると突然、聖霊が注がれ、彼らは異言を語り、神を賛美したのです。ペテロは、「聖霊を受けたのだから、この人々が主の御名による洗礼を受けることを妨げることはできない」と教会に外国人を迎え入れました。

 今日の聖書は、ここから始まります。エルサレムの使徒や弟子は、それを聞き、ペテロを非難したのです。外国人との付き合いは許されないという信仰の理解を持っていたからです。そこで、ペテロは一連の出来事を説明し、神の御業だと説得しました。神のなさることは、彼らの常識よりもうんと大きかったのです。

 秋に向かう歩みに豊かな祝福をいただくために、私たちの思いよりも大きなご計画をお持ちである神を迎え入れたいのです。三つのことを学びます。

1.常識や規則を超える聖霊の働き

 神が与えて下さる聖霊は、世の中の常識や枠を打ち破ります。

 旧約聖書の律法では、割礼を受けなければならず、食べ物や生活に規制があります。しかし、神は人を律法で縛り付けるのではなく、律法が指し示した救い主を直接信じなさい、と言われました。

 イエスご自身も、律法主義と戦われました。「安息日に、病気の人を治してはならない」という律法の勝手な解釈に対し、安息日でありながら、人々の目の前で病める人を立たせました。キリストが現れた時、全ての律法はキリストを信じることに道を譲ったのです。ユダヤ人でなくても、イエス・キリストを信じれば、聖霊に満たされ、救われた人生を歩むことができます。

2.心の決め付けを超える聖霊の働き

 実は、外国人を拒否したのは、エルサレムにいた律法主義者だけではなく、ペテロも同様でした。「律法の教えにある汚れた動物など食べられない」「律法で選ばれたユダヤ人以外の外国人と食事をするなんてできない」とペテロは思ったのです。しかし、コルネリオの遣いがきた時、聖霊はペテロの狭い了見を超え、「ためらわず行け」と言われました。
  
 私たちは、しばしば心の中に枠組みを作り、自分のシナリオを神に押し付けてしまいます。でも、神のあなたのためのご計画は、あなたの考えよりもうんと大きなものです。自分の計画ではなく、神の御心に従って歩み始めると、あなたの人生は変わり、神のご計画が現され始めます。神はペテロに、「行け」と押し出して下さり、そのことで全世界に福音が宣べ伝えられるようになったのです。あなたが、「こんなもんだ」と決め付けているものを打ち砕いて下さる神の恵みがありますから、感謝しましょう。

3.命や人生の限界を超える聖霊の働き

 聖霊のバプテスマを受けると、私たちの魂や命の質までも変えられ、神の力と喜びをいただく歩みが実現します。真面目な生き方をしている人が神の国に入れるのではなく、イエスを救い主と信じる者は誰でも救われ、地上の命では終わらない、神のもとに永遠に生きる者となるのです。この本当の平安をいただこうではありませんか。

 あなたの心を思い切り柔軟にしましょう。なぜなら、大飛躍元年に相応しく、思いもよらぬ大きな祝福をいただいて欲しいからです。あなたの殻は破られ、凄まじい新次元の人生が動き始めます。誰と一緒にいるかによって、私たちの人生は変わります。聖霊の働きにより、私たちはどこにいても、インマヌエルの主がともにいて下さいます。神が寄り添って下さることが分かれば、職場にも、健康にも、祈りにも、思いもよらぬ大きな祝福が現されていきます。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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