Skip to main content
2025年7月4日17時11分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

バランスが崩れた生活の5つの結末とは

2011年6月24日10時36分
  • ツイート
印刷
マイケル・ハイアット氏+
 もしあなたが一週間に55時間以上働いておられるのだとしたら、あなたは働きすぎであり、生活のバランスを崩していることが考えられます。

 特定の季節だけ働き過ぎることはあるでしょうが、そのような働き過ぎのワークスタイルは長くは続きません。働き過ぎの状態を継続することで、最終的に生活の破たんをきたすことになります。

 私が出版事業でキャリアを積み出したとき、『この事業で成功する』と心に決めていました。しかし私の心の一部分は「恐れ」の感情が占めていました。この業界で何の経験もなく、私自身の欠陥を見破られるのではないかと死ぬほど恐れていました。

 一方で、私の中には成功したいという欲望があり、その欲望に駆り立てられていました。自分の「長所発見テスト」を受けたとき、私の最高の強みは、私自身の性格が「達成者」の性格を持っていることにあるという結果が出てきました。その結果、自分の強みである性格を活かして、企業の中でより上の役職に昇進できるように黙々と努力することを愛するようになりました。

 このようなことをしていた私のキャリア形成の初期段階において、私はいつも朝5時に会社に到着し、夕方6時を過ぎても会社で残業する毎日が続いていました。昼食時もデスクで昼食をとっていましたから、一日13時間もオフィスのデスクの前に座ってぶっ通しで仕事に明け暮れる毎日が続いていました。さらに土曜日にもオフィスに行き、休日出勤して仕事をしていました。実に毎週70時間も仕事をする毎日を送っていました。

 妻のゲイルは私の多忙さを理解してくれましたが、当時私たちの抱えていた小さな子どもたちにとっては、私が仕事で相手をしてあげられない代わりとなるものを深刻に必要としていました。そのことで既婚者カウンセリングを受けたところ、私の仕事と家庭生活の両立のバランスはまったく取れていなかったことが明らかになりました。当然このようなライフスタイルは長期間継続するものとはなり得ませんでした。

 あなたももし一週間に55時間以上働いておられるのだとすれば、仕事と生活のバランスを崩していることが考えられます。そのことで5つの重要な人生の宝物を犠牲にする危機に直面しているといえるかもしれません。

1.あなたの健康

 私のキャリア形成初期の段階においては、ジャンクフードを適当に食べて運動しなくても生きていけると思っていました。しかしそのような生活を続けていると、やがてはそのツケがきます。皆さんの知っている人たちの中でも、若いうちにあまりに熱心に働きすぎて、自分自身へのケアをしなかったために若くして亡くなられた方々が思い当たるのではないでしょうか?

2.あなたの家族

 妻の理解を得られなければ離婚問題が生じてきますが、妻子を扶養する父親が離婚するには莫大なお金がかかります。また子どもの親権の問題もあります。子どもが幼いときに家庭のために時間を費やさないのであれば、子どもが成長してから子どもの非行の問題などでその時に家庭に時間をかけなかったことの代償をしなければならなくなるかもしれません。

3.あなたの友人

 悲しい事に、私は5年前まで親しい友達が本当に誰もいませんでした。仕事の同僚と教会で接する兄弟姉妹が周囲にいれば十分と思っていました。現在では世の中というものが私にとって本当に意味を成すと思える数人のとてもすばらしい友人を得ています。このような親友関係を築く時間に自分の人生の時間の一部を投資するべきです。

4.あなた自身の発する効果

 あなたがリラックスして働いているときに、もっとも生産効率の良い仕事ができると思います。仕事はゴルフや他のスポーツに例える事もできると思います。熱心にがむしゃらに働けば働くほど、あなたの仕事の結果出される効果は薄まっていくものです。ストレスのない環境にあるとき、最も生産的な仕事をすることができます。効果的な仕事と実際に仕事する時間の相関性はほとんどゼロに等しいのです。

5.あなたの行動そのもの

 あなたの周りにいる人たちが、無意識のうちにあなたの行動を真似るようになります。それを食い止めることはできません。そのためあなたが組織の指導者なのであれば、仕事のペースを定めなければなりません。一週間に70時間も働いていると、あなたに従う人々も同様に一週間に70時間働かなければならないと思ってしまいます。そしてそのように働くことで、部下たちに負担をかけてしまいます。その負担によって生じた責任をあなたが取らなくてはならなくなってしまいます。

 現在の私は仕事と生活の境界線をはっきりと分けることができるようになりました。一週間に50時間までしか仕事しないようにすることにしました。人生で本当に大切なものを失わないために、あなたの人生で本当に大切だと思われる事柄に人生の時間を投資していくことで、仕事と生活のバランスを取り戻すことが大切です。


(本コラムは米クリスチャンポストから翻訳しています)

トーマス・ネルソン 会長(前CEO) マイケル・ハイアット氏

 トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)では、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 苦しみというプレゼント 菅野直基

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • ワールドミッションレポート(7月4日):ミャンマーのラフ族のために祈ろう

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • ワールドミッションレポート(7月3日):コンゴ民主共和国 戦火の中、詩篇91篇にすがるキリスト者たち

  • ワールドミッションレポート(7月2日):バーレーン 湾岸諸国における霊的な戦略拠点

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.