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待たされる時間の使い方

2011年5月16日14時19分
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トーマス・ネルソンCEO マイケル・ハイアット氏+
 私にはいくつか得意なことがありますが、待つことはあまり得意ではありません。歯医者さんに行って治療を受けるまで待たされるとき、また空港の保安検査場で待たされるとき、どんな場合であってもいつも待つという行為には忍耐が必要とされます。

 今文章を書いている最中も、孫のリビーの診療テストの結果を待っているところです。彼女はこの数年間おかしな病状を患ってきました。今日の午後になって何度か繰り返していたおう吐を再びしたことから、私の娘のミンディーが緊急治療室に連れていきました。妻のゲイルはそれを聞いたとたん、彼女がやっていることが手に着かなくなってしまいました。

 緊急治療室はいつにも増して混雑しており、医師の診察を受けるまでに4時間以上待たされました。その後担当医がいくつかの診療テストを行いましたが、そのテスト結果が返ってくるまでにさらに数時間かかるというのです。良い知らせとしてはリビーの容態が安定してきたということだけです。私たちはとにかく結果が出てくるまで待たなければなりません。

 しかし、今この文章を読んでくださっているあなたも、何かを待たされている状態にそれぞれあるのではないでしょうか?あなたはおそらく


*希望した会社へ面接をした結果
*昇格・昇給の知らせ
*妊娠検査の結果
*裁判の判決結果
*重要な電子メールを送信した後の返信
*住宅ローン申請の結果
*祈りの応答
*痛みが止むこと


などを待たざるをえない状況であるかもしれません。

私は未だに待つことは得意ではないのですが、それでも昔に比べれば大分ましになりました。「待つ」という行為を行うために私は以下の5つの戦略を心がけるようになったからです。

1.待たざるを得ないという状況を受け入れる。偶然には何も起こらない。すべてのことは理由があって生じている。待たされているとしたら、その時間の中で何か学ぶべきことがあるはずです。待つということ自体が神様からのプレゼントであるのかもしれません。

2.正しく自問する。「どうして急いでくれないのか?」「どうしてこんなに長い時間がかかるのか?」と問いかけることはあまり自身の助けにはなりません。「待たされている時間を利用して何を学べるのだろうか?」「待たされることを通して自分がどのように強くなれるだろうか」と正しい自問をするべきです。

3.有意義なことをしてその時間を埋め合わせる。準備さえしていれば、待たされている時間に多くのことを成すことができます。私は「MacBook Air」やアマゾンの「Kindle」を携帯せずにはどこにも行きません。最悪本当に何も持たない場合もiPhoneだけは携えて携帯電話で待ち時間に本を読んでいます。

4.他人を励ます。待っている時間にすべき最善のことのひとつとして、自分自身から他者へ中心を移転させることが挙げられます。待たされている間に他者を励ますということは、自身の問題解決につながることではありませんが、そうすることで少なくとも何か社会にプラスになる貢献をしたと感じることができます。

5.神を信頼する。これは難しいことですが重要なことです。神様は私のこと、あなたのことを忘れ去られるようなお方ではありません。私たちが必要としていることを神様はご存じであるだけではなく、神様はいつ私たちがそれを受けるべきかもご存じです。神様のご計画は完全です。イエスキリストがラザロに会う場面がそれを良く物語っています。ラザロが死んでから2日も経過していました。彼の友人が死んでしまったのです。しかしイエスはちょうどよいときに到着し、なすべきことを行ったのです(ヨハネ11章)。

私はこれまでの人生で「待つ」という行為を通じて多くのことを学びました。もちろん待つという行為は忍耐の必要なことではありますが、その中に多くの機会を見出してきました。あなたも人生の「待つ」時間を通して、あなたならではの多くの機会を見いだせるのではないでしょうか?


(本コラムは米クリスチャンポストから翻訳しています)

トーマス・ネルソンCEO マイケル・ハイアット氏

 トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)では、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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