Skip to main content
2025年7月1日08時53分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

中国開放サミット宗教問題に焦点

2006年5月4日13時50分
  • ツイート
印刷

【ワシントンD.C.】米クリスチャンポストによると、2日著名中国人権活動家らが米首都ワシントンD.C.にて開催された中国開放サミットにおいて、中国共産政権下の規制によって、現在中国では宗教開放、表現の自由の甚だしい制限について議論する場がほとんど提供されていないことを訴えた。


 中国開放サミット2006は米ハドソン研究所、中国法および宗教研究所によって主催され、牧師、クリスチャンライター、学者、弁護士および中国の現状を証しする人権活動家らが招かれ中国における人権状況を改善するための施策について議論を行った。


  北京で人権問題の研究を行っている李バイガン博士は、
 「私は長年中国人権問題について活動してきたが、このことに関して話すつもりはありません。そのかわりにどのように神様が私をキリスト教徒として選んでくださったかを話そうと思います」と述べた。
 
 元大学教授でフリーライター、中国農民の人権問題専門家で地元に根ざした学者である李博士はなぜ中国人権問題改善に宗教開放が重要なのかについて、
 「中国農民の勤労意欲は適切な宗教的礼拝なしには改善できません。経済が発展しているにもかかわらず、宗教的自由が認められていないということが一要因となって中国農民の勤労意欲は急速に減衰しているのです」と述べた。


 中国援助教会(CAA)会長のボブ・フー氏は李氏に同意し、中国では宗教の自由が著しく制限されており、どれだけ「極秘文書」によって中国の宗教的信条を厳しく制限しているかを説明した。


 フー氏は、そのような極秘文書としてカルトをて意義付ける文書について説明した。この文書によって政府によるさらなる宗教濫用を促進することになるという。


 この文書ではカルトについて三つの定義づけを行っている。一つ目は「神は奇跡の実行者である」という定義。この定義によると、キリスト教プロテスタント、とりわけカリスマ派はカルトと呼ばれることになる。二つ目は「カルトはマフィア組織と同様極秘組織のようなものである」、三つ目は「カルトは反文化、反社会的な邪悪な教えの数々のことである」という定義であるという。この文書でのカルトの定義づけの脆弱性ゆえに中国では今日あるような宗教の自由の著しい制限が生じているという。


 CAA会長は「中国では宗教の自由が著しく制限されており、宗教的信仰を明言する自由はまったくありません」と結論付けた。 


 このサミットの主催者らは中国から中国の人権問題の現状を発表してもらうために、7人の講演者を招待し、7人ともサミットで講演することを受諾したが、そのうちの3名は「中国政府の直接介入により」講演に来ることを阻害されたという。
 この3名の講演予定者に対しては、中国政府によるいやがらせや、中国政府の陰謀による公聴会への出席の要求などが行われたという。


 しかしながら講演者のうちの1人は中国におけるキリスト共同体についてのよい知らせを報告した。ウェストミンスター神学校校長のピーター・リルバック博士は中国はキリスト教を学問の一分野として受け入れようとし始めていることを挙げ、
「私たちは北京の多くの大学で熱心に活動しています。というのも、私たちはただ単に『もし博識を手に入れたいなら、キリスト教を大学における専門分野のひとつとして教授する必要があります。そうするとこのような学問分野を教授する専門家が存在するべきではないのでしょうか?』ということを訴えたいからです」と述べた。
 リルバック博士はこれから中国の大学で教会史、神学、倫理学の専門分野を設けなければならないことを主張し、
 「この無神論国家において大学の神学研究の充実のために研究者の相互交換を認可し始めている風潮にありますが、これは本当に驚くべきことです。宗教開放は福音宣教、政策手段の一つとして認識されるのではなく人が人であるということの根本的表現方法として認識されるべきであり、このために私たちは宗教解放により熱心に取り組まなければなりません」と述べた。


 この丸一日かけて行われた中国開放サミットは、米フリーダムハウス、倫理公共政策センター、Becket Fund、米国福音協会(NAE)、宗教公共政策研究所が後援となって行われた。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • ワールドミッションレポート(7月1日):スーダンのラフォファ族のために祈ろう

  • 賢い時間の使い方「ゆっくり、今すぐに」 菅野直基

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • ワールドミッションレポート(6月29日):北朝鮮 大胆な一歩、北朝鮮で執り行われた秘密の洗礼式(3)

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

  • ワールドミッションレポート(6月30日):インドネシア 静かに進む魂の変革

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本福音同盟、戦後80年で声明 日本の教会が戦時下に犯した罪の歴史と悔い改めを確認

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.