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早紀江さんの話にブッシュ氏心打たれる

2006年4月29日16時00分
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【米クリスチャンポスト】実質上すべての人権報告書が北朝鮮は世界で最も人権を濫用している国であると報告しており、また30年前に北朝鮮工作員によって拉致され現在も生きていると信じられている横田めぐみさんの母親早紀江さんに関しても国際人権団体によって注目がなされ、報告が行われている。
 
 横田めぐみさんの母親である横田早紀江さんは28日米国大統領ジョージ・W・ブッシュ氏と会見を行った。ブッシュ氏は横田早紀江さんとの会見について、「私の大統領としての仕事に就任して以来もっとも衝撃的な会見の一つでした」と会見後AFP記者に感想を述べたという。
 
 ブッシュ氏は、横田めぐみさんと母早紀江さんの状況に対し、
 「北朝鮮は愛する人々を引き裂き、北朝鮮の行為の結果生じたこのお母さんのことを全く思いやりもしない実に心無い国です」と述べた。


 横田めぐみさんは1977年当時13歳の中学生でバドミントン部の部活動終了後、家に帰宅する途中に姿を消した。何の形跡も残さず彼女の両親の元を離れたことで、両親はその後20年間苦悶の日々を送っている。
 後にめぐみさんとその他12人の日本人が北朝鮮工作員によって拉致されたことが判明した。北朝鮮はこれらの日本人に北朝鮮のスパイらに対する日本文化や日本語を教育させているという。


 AP通信によると、ブッシュ氏は、
 「ある国が拉致活動を促進しているとはとても信じがたい」と話したという。


 28日の米国大統領との会見はその前日27日の米下院国際関係委員会公聴会での横田早紀江さんの証言に立て続いて行われたものである。


 娘めぐみさんのために嘆き悲しんだ時間を経て現在キリスト教徒となった横田早紀江さんは、めぐみさんが平壌で目撃されたこと、めぐみさんを日本に連れ戻すのは難しいことを日本で知らされており、このことに関して早紀江さんは、
 「このことを思うととても悲しくなります。どうして私たちが娘を救い出すことが出来ないのか、このことを思うといつも大きな屈辱を感じます」と述べた。
 
 日本人を拉致したということを継続的に否定し続ける金正日総書記は、2002年突然一転し、小泉首相との会見では日本人を拉致したことを認め、謝罪した。



 2004年に日本政府に送られた北朝鮮で撮られためぐみさんの写真を見せながら、早紀江さんはめぐみさんの心細そうな印象が伺えることを指摘した。


 早紀江さんは、
 「私がこの写真を見たとき、私は彼女の写真を愛撫し『ああ、めぐみ。あなたはここにいたのね。こんなところに・・・。どんなに怖かったことでしょう。あなたをまだ助けてあげられない私をどうか許してね』と声をかけずにはいられませんでした」と当時を思い出しながら公聴会で語ったという。
 またこの写真を見たとき、めぐみさんの弟拓也さんらもこの写真を見つめて涙したという。


 北朝鮮が拉致を認めたとき、めぐみさんには金へヨンという娘がおり、今年4月11日に金へヨンさんの本当の父親が他の拉致被害者の中から発見された。その父親は韓国人で金ヨンナムさんという男性で、めぐみさんの失踪の一年後に拉致されたという。


 早紀江さんは、
 「めぐみが日本を去って4半世紀が経過しました。私たちは他の日本人拉致被害者の両親と同様に時間的に限界に達しています。もう私たちは高齢に達しています。私の娘めぐみとその他の拉致被害者らは北朝鮮のどこかできっと生きているに違いありません。彼らは今でも私たちの援助を待っています」と多くの国でこの独裁政権によって拉致被害にあった子どもたちの両親のためを思って発言したという。
 
 多くの人権活動家や宗教指導者らは北朝鮮を世界最悪の宗教迫害国であり人権濫用国の一つであるとしており、早紀江さんはブッシュ氏の北朝鮮抑圧国家に対する以前行われた言及について、
 「ブッシュ大統領が北朝鮮を『悪の枢軸』と述べたことは実に正しいです。私たち拉致被害者の家族は本当に精神的にも肉体的にも疲れ切ってしまいました。それでも私たちの子どもである拉致被害者らが救出されるまで活動をやめるわけにはいきません。私は日本とアメリカの人々、そして世界中すべての自由を愛する人々が声をそろえてはっきりと北朝鮮に対して私たちは本当に怒っていることを主張することができるように祈ります。私たちは子供を失った歳月を取り戻すことはできませんが、私たちは世界中多くの国々で拉致された犠牲者らを救うことは出来ます。そして彼らと残りの人生を自由の国で過ごすことはできるのです。このことが多くの拉致被害者の家族の心からの願いなのです」と述べたという。

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