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何はともあれ神を求める

2011年3月21日11時35分
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万代栄嗣牧師+
 何はともあれ、あなたがたは、神の国を求めなさい。そうすれば、これらの物は、それに加えて与えられます。小さな群れよ。恐れることはありません。あなたがたの父である神は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです。持ち物を売って、施しをしなさい。自分のために、古くならない財布を作り、朽ちることのない宝を天に積み上げなさい。そこには、盗人も近寄らず、しみもいためることがありません。あなたがたの宝のあるところに、あなたがたの心もあるからです。(ルカの福音書12章31節~34節)

 今日の聖書は、イエスが山上の垂訓で語られた、味わいのある御言葉です。人の心の状態を見抜き、罪を悔い改めるべき事柄を単刀直入に語られる、物事の本質をスパッと鋭く切り取るような御言葉です。

 私たちは、なんでもかんでも理屈をこねますし、納得できる論理を組み立てた答えを得なければ、腰を上げないことがありますが、ああだこうだ言わず、素直に神を信じるべきです。

 イエスは、人の顔色を見て話すのではなく、しばしば、単刀直入に神の御言葉を心の中に語りかけて下さいます。つべこべ理屈ばかりを言う律法学者にも、良きサマリヤ人のたとえを話され、「あなたがたも行って、同じようにしなさい」と理屈ではなく、今すぐにでも行動すべきだと語られます。私たちも、この朝、イエスの御言葉を素直に受け止めたいのです。三つのことを共に学び、癒やしを求める祈りとしましょう。

1.何はともあれ、神の国を求める

 信仰の基本中の基本は「誰でも、幼な子のようにならなければ…」とイエスが語られたように、素直であることです。私たちがどれほど考えても、すぐに答えの出ないこともありますし、人々があまりにも無知であるときは、イエスは「後になれば、わかる」と答えを先延ばしにされ、「まずは、神の御業を受け入れよ」と語られることもありました。「何を食べようか。何を飲もうか。何を着ようか」と、私たちの心の中には色々な心配や願いがありますが、それよりも何よりも、まず、神を信じよと言われます。いつの間にか、信仰そのものが、自分の屁理屈や世の中と調子を合わせ、不明確で迷いやすいものになっているとしたら、要注意です。いつまでも、自分のわがままが満たされることばかりを求めるのではなく、何はともあれ、神の国を求める信仰に立ち返りましょう。

2.小さな者にまで、神の恵みは及ぶ

 私たちは、人と自分を比較し、どういう資格があって、どう評価されているのか考えます。でも、神の御前に立つとき、「私には力が足りません。あなたなしでは何もできません」と、弱くて小さい者のままでかまわないのです。

 主は、「小さな群れよ。恐れることはない」と語って下さいます。天の父は、祝福を豊かに備えられているのですから「主よ。ここに取るに足りない者がおります。どうぞ私を助けて下さい」と神の恵みを素直に求めようではありませんか。

 神の御前に集うとき、小ささは決してデメリットにはなりません。むしろ、心のへりくだりを生み、へりくだりが、本当に救いを求める者として、神の御前に自らを差し出すことができるのです。そして、小さな者が、力に満ちた神の御前にへりくだるとき、神の霊的なエネルギーが、高い所から低いところへと、私たちに向かって流れて来るようになり、祝福されるのです。

 小さな私たちであることを認めましょう。恐れることはありません。神の助けは必ず来るのです。

3.あなたの心が、どこにあるのかを問い直す

 東日本大震災の衝撃的な映像を見ました。何百台もの車が津波にのみ込まれ、プカプカ浮かびながら流されていく。何十年もローンを払いながら建てた家が、あっという間に押し流され、流された先で、もう瓦礫に変わっていく。一つ一つがどれも人生にとって大切な宝物だったはずです。

 こういう大災害を目の当たりにし、私たちは究極のことを考えさせられます。究極のところ、私たちの心は、いったいどこにあるでしょう。あなたの宝があるところに、あなたの心があり、心があるところに、あなたの人生があり、人生があるところに、本当の命があります。

 つらくても、時には、突き詰めて物事を考えなければなりません。あなたの命はどこにありますか。人生の宝物はいっぱいあります。それを感謝したいと思います。しかし、たとえそれらを失うことがあっても、「神様。私の命はあなたのものです。生かされている限り、喜んで生きます。でも、天に召されるときが来るなら、私をあなたのもとへと帰らせて下さい」と最期は神の御前にへりくだり、命の与え主である神のもとへと帰って行きたいのです。私たちの宝は天にあり、私たちの心は神のもとにあるのですから。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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