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伝道こそ神の愛の実践

2006年1月23日14時20分
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日本のキリスト教会において宣教の拡大は大きな課題だ。現状維持に満足することなく、伝道を通して福音を伝えていくべきだ。

日本の宣教には様々な困難がある。先ず、仏教や神道に由来する根強い伝統文化の影響がキリスト教の普及に見えない壁となる。また、物質万能主義や人間中心的な思想の潮流に加え、政治的な宗教間の紛争、カルト集団による被害などのために宗教そのものに対して嫌悪感を抱く人々が増えてきている。さらに最近は、従来の無神論者の増加だけでなく、神を悪の創造者や人間の創ったものと見なす反神論者やイエスを否定する新たなアンチキリストの台頭が世界的に問題視されている。

これらは、歴史的に積み重なった神への根深い誤解と、ある一面だけを誇張してキリスト教を批判する誤解から生じる。このような反キリスト勢力はいつでも宣教において脅威となり得るが、決して神の救いの御心を負かすものではない。そのことは聖書と歴史が証している。

誤解と非難の解消には絶え間ない対話と親切にキリストの福音を知らせる地道な努力が必要だ。まずは、クリスチャン自身が福音を実践し、福音的に生きるすばらしさを人々の前で証明すべきだ。つまり多くの人々に福音のしらせを伝える宣教が重要だ。

「そして、あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれでもいつでも弁明できる用意をしていなさい。」(1ペテロ3:15)

日本は決して宣教が難しい国ではないはずだ。日本はいくら異邦の地であっても宗教の自由が保障されており、アラブ諸国や旧共産主義国家のように宣教で命を狙われる危険もない。また、交通や通信手段が発展している現代は使徒パウロの時代のような旅の困難もない。宣教に関して言えば昔の方がはるかに難しい状況だった。

宣教不振は、クリスチャン自身に責任があるのではないだろうか。クリスチャン人口が増えない主な理由はクリスチャンが実際に伝道しないからだ。キリスト共同体の発展とクリスチャン人口の増加のためには、基底に揺るがない伝道者層が必要不可欠だ。

教会に導く人によってはじめて非信者が教会を訪れ福音を聞くことができる。伝道者は神の救いの御業のなかで非常に重要な役割を担う。

「しかし、信じたことのない方をどうして呼び求めることができるでしょう。宣べ伝える人がなくては、どうして聞くことができるでしょう。」(ローマ10:14)
「遣わされなくてはどうして宣べ伝えることができるでしょう。次のように書かれているとおりです。『良いことの知らせを伝える人々の足は、なんとりっぱでしょう。』」(ローマ10:15)

愛の実践は何かと問うなら、最も単純で明快な答えがある。それは伝道することだ。伝道は自分を犠牲にして人を愛する行為だ。

使徒パウロが命をかけて異邦に福音を伝えたのは、より多くの人々を救おうとする愛があったからだ。それと同じように、街角で恥じを忍んで、見知らぬ人に声をかけるのは、その人を愛するからだ。相手の態度に傷つきながらも、100人に一人も振り向かないとしても、声をかけ続けるのは、一人でも多くを救おうとする愛があるからだ。

子を育てて初めて親心を知るように、伝道して見て初めて無条件なイエスの愛を実感することができる。苦難を通して我々は神の御心をより深く見ることができるように、伝道の難しさを通してイエスキリストの犠牲の大切さを体感できる。

伝道する姿は世間の仕事や学問、理想、哲学、思想などに比べて、恥ずかしく愚かに見える。しかし神の愚かさは人の知恵に勝る。むしろ、非真理の土台にたつ華麗で豪華な家々は崩れ、取るに足らない石にしか見えなかったイエスの礎こそが永遠に残る土台であることを証明できるチャンスだ。キリストの愛は難しい理論や観念ではなく、誰でも感じることができる行動であり、生き様だからだ。

世界が変わらないのは、愛を説く思想やスローガンがないからではない。実際に愛を行う人が少ないからだ。世の人々が本当に願うことは、観念的な教えではなく、その愛を実際に体感し心から感じることではないだろうか。伝道は愛を心から心へと伝える行為だ。導かれた人々は伝道者が注いだ愛と犠牲に気づく時、イエスキリストの愛を知るようになる。

イエスキリストを心に受け入れた人なら、誰でも伝道できる。その内面には、乾かない泉が湧き出て、いつでも汲み取って渇いた旅人をもてなすことができるからだ。特別な聖書の知識や肩書きは必要ない。足と口さえあれば良い。いや、足と口がなくても伝道することができる。

情報化が更に進む世界で、クリスチャンは一人ひとりが神の愛を伝えるメディアと言っても過言ではない。クリスチャンは愛の生き方を通して神の栄光を絶えず外に発信する存在ではないだろうか。自分がかけた一声が、その人の一生を救うかもしれない。

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