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聖書のイエス

聖書のイエス(21)「自分のいのちを捨てる」 さとうまさこ

2025年11月10日23時01分 コラムニスト : さとうまさこ
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関連タグ:さとうまさこ漫画
聖書のイエス(21)「自分のいのちを捨てる」 さとうまさこ
フルカラー聖書漫画『聖書のイエス』より

わたしが自分のいのちを再び得るために自分のいのちを捨てるからこそ、父はわたしを愛してくださいます。(ヨハネの福音書10章17節)

イエスの十字架による死と復活が、神の計画であり、イエスはご自身の命を捨てることを通して、神を信じる人たちが永遠の命を得られるようにされました。イエスの十字架による死は損失ではなく、人類救済という目的を持った犠牲であり、父なる神との間で計画されていたもので、神を信じる者に永遠の命を与えるためになされたのです。

イエスは、ご自身を「良い羊飼い」に例えています。良い羊飼いは、自分の命を捨ててでも、自分の羊を守ります。しかし、雇われた者は、自分に危険が迫ると、羊を見捨てて逃げてしまいます。イエスは雇われの者ではなく、私たちを深く愛している「真の牧者」だからこそ、ご自身の命を犠牲にしてくださったのです。

イエスが命を捨てることは、ご自身の意思によるものであり、また彼にはその命を再び得る権威も与えられていました。これは父なる神のご計画であり、創造主なる神の壮大な人類救済計画です。

イエスの自己犠牲は、人への深い愛と憐(あわ)れみによります。聖書には「友のために自分の命を捨てること以上に大きな愛はない」とあります。イエスは、この愛を完全に現しました。

ご自身を犠牲にし、父なる神の意志を優先して自身をささげることにより、神の完全なる愛を示され、罪からくる死の滅びから人を救い出し、人類救済を全うされたのです。

イエスは、人の罪を贖(あがな)うために十字架に架かるという御父の計画に、自らの命をささげました。人類は、罪によって真の神から離れてしまいましたが、イエスが人の罪からくる永遠の死(地獄)という呪いを代わりに受けることで、神と人との関係が回復されるようになりました。

これが、私たちが永遠の命を得るための唯一の道です。イエスの自己犠牲を通して、救いが実現されました。

イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」(ヨハネの福音書14章6節)

イエスが自ら命を捨てて十字架に架かることは、他者に強制されたものではなく、イエス自身の自由意思によるものでした。イエスは命を捨て、それを再び得る権威も持っていました。これは、死を超えた永遠の命があることを私たちに示しています。イエスを信じることで人は救われ、義人とされ、罪がない者となり、やがて天の御国に入れるのです。これが、神の福音の約束です。

罪人は永遠の死に下り、天の御国に入ることはできません。イエスが罪の贖いとなり、十字架刑で死なれ、3日目によみがえり、天に昇られたという福音を信じる信仰によって、人は義人とされ、罪を赦(ゆる)され、永遠の救いである天の御国に入れるのです。

イエス・キリストは神の御子であり、今も生きておられ、私たちのそばにいてくださり、私たちのうちに住んでくださる、全知全能で、天地万物の創造主であられるお方です。御国へ入る唯一の道は、イエスを救い主と信じ、告白することです。

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◇

さとうまさこ

さとうまさこ

1990年、ちばてつやプロダクションに入社。イエス・キリストに出会い、91年に受洗。98年から週刊少年マガジン連載漫画家のアシスタントを務め、2010年に聖書漫画家として活動を開始。日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ執事、キングダム出版イラストレーター。著書に『聖書のイエス』『イエス最後の7日間』『天路歴程』『イエス・キリストの誕生』ほか。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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