Skip to main content
2025年7月12日17時02分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

聖書の売り上げが5年間で87%増加、英国 Z世代がけん引か

2025年3月24日17時50分
  • ツイート
印刷
関連タグ:英国
聖書+
※ 写真はイメージです。(写真:Yuri A)

英キリスト出版大手「SPCK」が、書籍売り上げデータサービス「ニールセン・ブックデータ」の最新情報を基に分析したところ、英国で聖書の売り上げが急増しており、2019年の269万ポンド(約5億2千万円)から、24年には502万ポンド(約9億7千万円)と、この5年間で87%も増加したことが分かった。「Z世代」と呼ばれる若者の間で、スピリチュアリティーに対する関心が高まっていることが一因とみられ、文化的変化の兆しだと指摘する声も出ている。

SPCKの分析によると、「ノンフィクション」のカテゴリーの書籍は、23年から24年の間に売り上げが6%減少したが、宗教書はこの傾向に逆行する結果を示した。

聖書に祈祷書を加えたより広範なカテゴリーの売り上げは、19年の700万ポンド(約13億5千万円)から、24年には810万ポンド(約15億6千万円)に増加。08年の売り上げは500万ポンド(約9億6千万円)で、長期的な増加傾向が続いている。宗教書全体では、24年の売り上げは2520万ポンド(約48億8千万円)に達し、前年比で3%の増加だった。

最新の世論調査の結果によると、この増加の原動力となっているのは若者たちだ。昨年12月から今年1月にかけて、英国の成人(18歳以上)1万人を対象にオンラインで行われた世論調査の結果(英語)によると、18~24歳と25~34歳の各層の62%が、自分は「非常に」または「かなり」スピリチュアルだと答えた。これに対し、65歳以上は35%にとどまった。

さらに、自分は無神論者だと答えたZ世代(1996年以降生まれ)は13%で、ミレニアル世代(81~96年生まれ)の21%、X世代(65~80年生まれ)の25%、ベビーブーマー世代(46~64年生まれ)の22%と比較するとかなり少なかった。

SPCKのサム・リチャードソン最高経営責任者(CEO)は、こうした傾向は大きな文化的変化を反映しているとし、SPCKのブログ記事(英語)の中で次のように述べている。

「(今回の分析結果は)私たちが、信仰や宗教に関する重大な文化的変化の真っただ中にいることを示しています。かつて現代社会において、最も理性的な大人の考え方とされていた無神論は、もはや同じ重みや魅力を持たなくなっているようです。特にZ世代と呼ばれる若者たちは、統計的に見て、親世代よりも無神論者である可能性がはるかに低いようです」

こうした信仰心の回復は、外的要因が影響していると考えられている。リチャードソン氏は、新型コロナウイルスや深刻化するメンタルヘルスの危機が主な要因であると指摘し、多くの若者が精神的な導きと安心感を得ようとしていると述べた。

英国聖書協会のマーク・ウッズ広報責任者は、英タイムズ紙(英語)に対し、若者個人による購入や、子どものための親による購入の他に、ユースグループや地域の学校への配布を目的とした教会による購入が、聖書の需要増加をけん引していると話した。

「どちらにしても、需要の増加は明らかです。これは、聖書が若者たちにとって何か重要なことを語っているという認識と、聖書を若者たちの身近な存在にしたいという願いから生じているようです」

翻訳別では、現代的な読みやすい訳が好まれる傾向が見られ、グッドニューズバイブル(GNB=TEV)と新国際版聖書(NIV)の売り上げが、欽定訳聖書(KJV)を上回っている。特にGNBのユース版は人気で、21年以降、売り上げがほぼ倍増しているという。ユース版は、若い読者層にアピールするようデザインされ、注釈や図解、個人的な考察のためのスペースなどが含まれている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:英国
  • ツイート

関連記事

  • 若者はより宗教的? Z世代にどの年齢層よりも高い信仰心 英世論調査

  • 若者の77%がイエスについて知りたいと思っている 米世論調査

  • 著名な無神論者のリチャード・ドーキンス氏、自身を「文化的なクリスチャン」だと語る

  • 英国で無神論者が有神論者を上回る 神を信じるか信じないかの鍵は「社会化」

  • 無神論者の友人を救いに導く2つのステップ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 見捨てない神 穂森幸一

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 初めの愛に戻りなさい 佐々木満男

  • 第一のことを第一にする人生の祝福 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(7月11日):アルファ・コース、過去最高の参加者―数百万の人々が求道

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 初めの愛に戻りなさい 佐々木満男

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.