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神が私たちを愛した 岡田昌弘

2024年5月27日19時29分 コラムニスト : 岡田昌弘
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以前見たテレビの対談番組で、芸能人夫婦が内輪話をしているのを聞きました。「夫婦仲が良い秘訣は」という問いかけに、「相手が喜ぶことを心がけています」とのこと。具体的には、妻は旦那の好きな食べ物を出すよう心がけていると答え、夫の方は「愛しているよ」と1日1回は言うようにしていると答えていました。男性は衣食住に関心があり、女性は心に関心があるのだなと私は思いました。

天地を造られた神は、愛についてどのように考え、どのように定義しているのでしょうか。

1. 愛が示された

神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。(1ヨハネ4:9)

ギリシャ語原典を参考に真理で解くと、「御父なる『神』は『ひとり子』なる神キリストを『世に遣わし』、キリストが私たちの身代わりにいのちを捨てることで『私たちに、いのちを得させてくださいました』。御父の、御子を死に渡すほどの愛と、御子の自己犠牲による愛、『ここに、神の愛が私たちに示されたのです』」となります。

なぜキリストは、天から地上に来てまでして、私たちの身代わりとなって死ぬ必要があったのでしょうか。

「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。それなのに、あなたがたは、いのちを得るためにわたしのもとに来ようとはしません」(ヨハネ5:39、40)

このように、聖書の教え通りに自分の欲を捨て、神の御心に従って生き、死に至るまでそれを守り通すなら、自分を死の滅びから救い出すことができたはずなのに、誰も実現できませんでした。

故に、御父はその愛により、私たちにいのちを与えるためにひとり子キリストを地上に遣わし、御子は私たちの罪の身代わりとして十字架刑で死なれました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。

私たちの愛と神の愛とは、どう違うのでしょうか。

「わたしはあなたがたを知っています。あなたがたのうちには、神の愛がありません。わたしはわたしの父の名によって来ましたが、あなたがたはわたしを受け入れません。ほかの人がその人自身の名において来れば、あなたがたはその人を受け入れるのです」(ヨハネ5:42、43)

このように、私たちのうちには「いのち」に必要な神との関係の愛はありませんでした。だから、御子キリストが地上に来たことで、私たちは初めて神の愛を知り、神の愛を実践できるようになりました。この神の愛により、私たちは死の滅びから救い出され、御国のいのちを得るのです。

2. 神が愛した

私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。(1ヨハネ4:10)

聖書の真理を用いて解くと、「私たちは、神に御利益を求めただけで『神を愛したのではなく』、創造の初めから『神が私たちを愛し』、ご計画の通りに『私たちの罪の』身代わりとしての『御子』キリストを、この世に『遣わされました』。このような不変で無条件で犠牲的な行い、『ここに愛があるのです』」となります。

私たちの先祖であるアダムは、愛情関係によって神と共に生きるために造られましたが、神々の統治者サタンの「神のようになれる」という誘惑にだまされ、その罪によって神々サタンとの主従関係に移されてしまいました。人は神の愛を捨て、神と断絶された状態になったのです。

故に神が私たちを愛し、聖霊によって神の愛が私たちのうちに来ることにより、神との和解が成立しました。そして、聖霊によって御国のいのちが与えられ、悪魔と悪霊どもが支配するこの世を去るときには、神と共に生きる御国に入ることができるようになりました。ここに愛があるのです。

3. 私たちも愛し合う

愛する者たち。神がこれほどまでに私たちを愛してくださったのなら、私たちもまた互いに愛し合うべきです。(1ヨハネ4:11)

聖書の真理を用いて解くと、「神の愛を受けている『愛する者たち』。『神が』十字架上でいのちを捨てるほどに『私たちを愛してくださった』のだから、この神の愛に見習って、イエス様が弟子に命じたように『私たちもまた互いに愛し合うべきです』」となります。

「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです」(ヨハネ15:12)

つまり、私たちがイエス・キリストの愛に見習って互いに愛し合うことによって、以前は不可能であった神の愛の実現が可能になったのです。

まとめ

私たちには神の愛がなかったのですが、神が私たちを愛し続けてくださり、私たちのために死んでくださったことで神の愛が示され、その愛を知ることができました。私たちがこの世の呪いと、罪からくる報酬としての死と病から救われるのは、私たちが神を愛したからでなく、神が私たちを愛し、私たちのために犠牲を払ってくださったからです。

聖書からイエス・キリストによる救いの福音が語られるときに、私たちはその実在を、神の愛によって体験することになります。それは超自然的な霊的体験であり、天地を創られ、私たちを創られた、今も生きて働いておられるイエス・キリストの愛によるのです。

だからその愛をもって、私たちも互いに愛し合いましょう。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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