Skip to main content
2025年6月16日23時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

教会リーダーシップに影響を与える2024年の7つのトレンド

2024年1月24日13時52分
  • ツイート
印刷
関連タグ:米国
教会/church/礼拝/service/worship+
※ 写真はイメージです。(写真:Foto by KKK / Shutterstock)

米首都ワシントンにあるウェスレー神学校の付属施設「ルイス教会指導者センター」が、2024年に教会のリーダーシップに影響を与える7つのトレンドをまとめた記事(英語)をホームページに掲載した。同神学校は米国第2のプロテスタント教団である合同メソジスト教会の系列神学校で、140年以上の歴史がある。

記事ではまず、第1のトレンドとして、プロテスタントの主流派(メインライン)の近年の大幅な衰退状況を踏まえ、「主流派の停滞」を挙げた。

「典型的な主流派の教会は、その期待と宣教モデルを調整する必要に直面している。主流派は、教団機関や教会機関から、神学教育やパラチャーチ組織に至るまで、あらゆるものを含む制度的インフラを、現在の実情に合わせて再調整する必要に直面している」

一方、第2のトレンドとして挙げられたのは「安定した財政」。教会が多くの課題に直面している一方で、「多くの証拠が、ほとんどの教会の財政状態が驚くほど強いままであることを示した」としている。

記事は、「レイク信仰献金研究所」の報告(英語)を引用し、米国の教会の23年の「収入の中央値」は「3年前から42パーセント近く増加した」と指摘。そしてこれは、新型コロナウイルスのパンデミックによるロックダウン中にオンライン献金への移行が成功したことや、高齢の教会員からの献金が多かったことなど、複数の要因によるものだと推測している。

3番目のトレンドは「小さいことは良い」。ほとんどの米国人は比較的大きな教会に出席しているが、その一方で「小さく機敏で、高度に個人最適化された教会の形態は、ますます成長と発展の『新たな源泉』になっているようだ」とした。

「マイクロ教会や家の教会、小さなオンラインコミュニティーといった新しい形態は、多くの人が制度に不信感を抱いているこの時代に、紛れもない魅力を持っている。多くの伝統的な教会は、参加者のエネルギーを教会の組織構造を維持することに集中させているが、より小さなコミュニティーでは、人間関係の育成と個人の霊的成長に重点を置くことができる」

第4のトレンドは「信徒指導者の役割の拡大」。ルイス教会指導者センターの調査によると、多くの教会は専任の牧師を経済的に維持できないなどの理由で、ますます信徒指導者の指導力に依存している。

「教会のある部門では、牧会者として働く一般信徒の方が多い。例えば19年には、合同メソジスト教会の所属教会の12パーセントで、認定神学校の学位授与・非授与のいずれのプログラムに入学も卒業もしていない信徒牧会者が奉仕していた」

第5のトレンドは「脱教会世代の台頭」。特定の宗教と関係を持たない米国人とその子どもたちの増加が、さまざまな調査で報告されているとし、次のように述べている。

「キリスト教信仰は常に一代限りで消えてしまうとよくいわれる。今日、無宗教の親を持つ子どもたちは、彼らの両親とは異なり、教会とはほとんど、または全く関係なく育てられている。宗教的な記憶をほとんど持たず、信仰の実践から離れた、増加する脱教会世代の若者に訴えるためには、全く新しい福音的作戦図が必要である」

6つ目のトレンドとして挙げられたのは「日曜学校というキリスト教教育のモデルが直面する試練」で、日曜学校がインターネット時代に「行き場を失った」かもしれないという研究者らの疑念に触れた。

「インターネット時代では、子どもも大人も、より双方向的で参加的な学習方法に慣れている。多くの教会は、さまざまな学年別、年齢別のクラスを維持するために必要な若い家族層をもはや持ってはいない」

「日曜学校の先生やキリスト教教育の責任者たちは、家庭との関わり方を模索している。授業の頻度を減らしたり、別の時間に行ったり、世代間活動や奉仕関連の活動を増やしたり、家庭での信仰教育のために親の準備や動機付けを行ったりすることを試みている」

そして、最後の第7のトレンドに挙げられたのは「新たな信仰形成モデルの必要性」。「日曜日に教会の椅子に座っている人は、礼拝の要素、特に説教を通じて信仰が形成される」という長年信じられてきたことが、現在は試練にさらされているとした。

「この(礼拝を通じて)『徐々に信仰が形成される』というアプローチは、恐らく常に当たり外れがあった。しかし、教会出席がより散発的になっている現代では、その限界はさらに顕著である。多くの教会は、最も忠実な礼拝出席者でさえ、しばしば月に1、2回しか礼拝に来ないと報告している」

その上で記事は、信仰形成を支援する新たな方法として、04年に英国国教会で始まった「メッシーチャーチ(ごちゃ混ぜ教会)」運動を一例として挙げている。メッシーチャーチとは、大人から子どもまで、あらゆる世代の人々を集め、さまざまなことを行う取り組みで、通常は伝統的ではない教会環境で行われる。「米国メッシーチャーチ」(英語)は、次のように説明している。

「メッシーチャーチは、あらゆる年齢の人々が地元の教会を通じて共にキリストに属することを可能にします。それは、特に家族に適した教会の在り方ですが、全ての人を歓迎しています。それは地域の家族に合った時間と日に開かれ、これまで教会に属したことのない人々を特に歓迎します」

また、さまざまな宣教リソースを提供する「チャーチ・アンサーズ」の創設者で最高責任者(CEO)のトム・ライナー氏は、これとは別に「2024年の教会の9つの危険な問題点」(英語)と題したリストを提示した。

ライナー氏はこの中で、1)差し迫った問題の無視、2)スケジュールが複雑で多忙、3)完璧な牧師や過去への執着、4)伝道の欠如、5)スタッフの雇用慣行が時代遅れ、6)教理的逸脱、7)有害な教会員に対処できない、8)会堂のメンテナンスや修理の遅れ、9)教会内グループの軽視——を挙げている。

このうち、9番目の教会内グループの軽視については、「今日見られる明らかなトレンドの一つは、より健康的な教会は、スモールグループや日曜学校のクラス、コミュニティーグループ、ライフグループなど、グループに焦点を当てる傾向があることです。グループに参加する人は、より多くを与え、より頻繁に礼拝に出席し、より活動に参加し、より喜びを持って奉仕する傾向があります」としている。

ライナー氏はその上で、「これらの9つの問題点のいずれかまたは全てが、24年に津波を引き起こす地震となる可能性があります。手遅れになる前に、あなたの教会の問題点に対処することを祈ります」と述べている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:米国
  • ツイート

関連記事

  • 「信教の自由」が最も保護されている州はどこ? 米キリスト教団体が調査

  • 神や天使、悪魔は存在する? 霊的存在を信じる米国人の割合が過去最低 ギャラップ調査

  • 無教派系教会が急成長、米最大のプロテスタント教団の信者数上回る 米宗教人口調査

  • 新型コロナが宗教に与えた影響 米シンクタンクが比較調査

  • 現在の経済状況は教会に悪影響を及ぼしているのか 牧師千人を対象に調査

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月10日):アンゴラのクワァビ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月13日):カメルーンのクワクム族のために祈ろう

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.