Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

神を驚かせる信仰 安食弘幸

2023年6月21日11時14分 コラムニスト : 安食弘幸
  • ツイート
印刷
関連タグ:安食弘幸
神を驚かせる信仰 安食弘幸+

「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません」(ヘブル11:6)

落語の名人、立川談志が若い時、「頭角」を「ズカク」と読み、三遊亭円楽が「時期尚早」を「時期ナオハヤ」と読んでしまいました。落語家が間違っても笑いでごまかせますが、プロのアナウンサーや政治家が公の場で間違うことはかなり恥しいことです。

ある政治家は「未曾有の出来事」を「ミゾウユウの出来事」と国会で発言し、あるアナウンサーは麻雀の席を抜け出し、天気予報を読むためマイクに向かって「今日は東の風、風力3」と言うところを「今日はトンの風」と読んでしまいました。

ある女子アナは「故郷に錦を飾る」を「ワタを飾る」と読んでしまい、しばらく故郷に帰れなかったとか。

言葉を正しく使うことは大切なことですが、言葉には大きな力があり、人を慰めたり励ましたり勇気づけることもできますし、反対に人を気落ちさせ、失望させ、傷つけることもできます。

人の言葉ですら大きな影響力があるのですから、神の言葉は人の人生を変えるほどの力があるのは当然です。聖書の中にイエスの言葉を聞いた人々の反応が書かれています。

「イエスがこれらのことばを語り終えられると、群衆はその教えに驚いた。というのは、イエスが、律法学者たちのようにではなく、権威ある者のように教えられたからである」(マタイ7:28、29)

イエス・キリストの力と権威ある言葉が成した奇跡の物語を一つ紹介します。

カペナウムという町で起こった出来事でした。「ある百人隊長に重んじられているひとりのしもべが、病気で死にかけていた。百人隊長は、イエスのことを聞き、みもとにユダヤ人の長老たちを送って、しもべを助けに来てくださるようお願いした」のです。

するとイエスは、ユダヤ人の長老たちの願いに答えて百人隊長の家に向かわれました。ところが「百人隊長の家からあまり遠くない所に来られたとき、百人隊長は友人たちを使いに出して、イエスに伝えた。『主よ。わざわざおいでくださいませんように。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます。と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私の下にも兵士たちがいまして、そのひとりに「行け」と言えば行きますし、別の者に「来い」と言えば来ます。また、しもべに「これをせよ」と言えば、そのとおりにいたします』」。

「権威ある言葉は、現状を変えることができる」。これは百人隊長の実体験に基づく確信でした。軍隊では、上官の命令には絶対服従でした。百人隊長は上官である千人隊長の言葉に絶対服従しました。そして百人隊長の下にいる百人の部下は、百人隊長の命令に絶対的に服従したのです。

軍隊における上官の命令の背後には、ローマ帝国という国家権力があるのです。だから部下は上官の言葉(命令)に従ったのです。

ここで百人隊長はイエスに対して「あなたは天地創造の神から遣わされたメシヤ(救い主)です。ですから、あなたのお言葉には権威が満ちあふれています。あなたが一言、私のしもべの癒やしを宣言してくだされば必ず治ります」とお願いしたのです。

それが「ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、私のしもべは必ずいやされます」という信仰告白となったのです。

「イエス・キリストを信じる」ということは、どれだけイエス・キリストの言葉に信頼するかということなのです。イエスは百人隊長のこの信仰に応えて しもべを癒やしてくださいました。「使いに来た人たちが家に帰ってみると、しもべはよくなっていた」のです。

この癒やしの奇跡は、百人隊長のイエスの言葉に対する信仰の故に起こったものでした。

そしてこの時のイエスの反応は「これを聞いて、イエスは驚かれ、ついて来ていた群衆のほうに向いて言われた。『あなたがたに言いますが、このようなりっぱな信仰は、イスラエルの中にも見たことがありません』」というものでした。

私たちも、信仰を表明することでイエスを驚かせたいものです。ある人は不信仰でイエスを驚かせることを特技としているかもしれませんが、私たちは信仰でイエスを驚かせたいものです。

ところで、聖書の中で一番多い神の命令は何だと思いますか。

「互いに愛し合いなさい」
「へりくだりなさい」
「誠実でありなさい」
「祈りなさい」
「聖霊に満たされなさい」
「みことばを宣べ伝えなさい」

いずれも大切で重要な命令です。しかし聖書の中で神が最も多く、頻繁に命じておられることは、もっと別の言葉です。それは「恐れるな!」という命令です。

ロイド・オジルビーという聖書学者によれば、聖書には366カ所「恐れるな」と書いてあるといいます。神は1年365日分はおろかうるう年の分も含めて、毎日毎日「恐れるな」と命じておられるのです。

どうして神はこれほどまでに「恐れるな」と命じられるのでしょうか。それは「恐れ」が神の働きを妨げるからです。

アブラハムが恐れたら、生まれ故郷ウルを出ることはなかったでしょう。モーセが恐れたら、イスラエルの民がエジプトから出ることはなかったでしょう。ヨシュアが恐れたら、約束の地に入ることはなかったでしょう。パウロが恐れたら、イエス・キリストの福音はあんなにも速く世界に伝わることはなかったでしょう。

彼らは不可能と思われる神の挑戦に対して、恐れずに従ったのです。私たちも、人生のさまざまな困難の中にあっても神を信頼して恐れずに進んでいくなら、神を驚かせることができるのです。

「あなたを形造った方、主はこう仰せられる。『恐れるな。わたしがあなたを贖(あがな)ったのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの。あなたが水の中を過ぎるときも、わたしはあなたとともにおり、川を渡るときも、あなたは押し流されない。火の中を歩いても、あなたは焼かれず、炎はあなたに燃えつかない。・・・わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。・・・恐れるな。わたしがあなたとともにいるからだ』」(イザヤ43:1〜5)

◇

安食弘幸

安食弘幸

(あんじき・ひろゆき)

峰町キリスト教会牧師。1951年、島根県出雲市に生まれる。関西学院大学社会学部卒。大学時代は硬式野球、関西六大学リーグのスラッガーとして活躍。関西聖書学院卒。セント・チャールズ大卒(哲学博士)。JTJ宣教神学校講師、国内外の教会や一般企業、ミッションスクール、病院、福祉施設などで講演活動を行っている。著書に『キリストを宣べ伝える―コリント人への手紙第二』『心の井戸を深く掘れ』『道徳力―モーセの十戒に学ぶ―』『ルツの選択、エステルの決断』など多数。

■ 峰町キリスト教会ホームページ
■ 峰町キリスト教会 YouTube
■ 峰町キリスト教会 Facebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:安食弘幸
  • ツイート

関連記事

  • 人の弱さの中に働く神の力 安食弘幸

  • 喜べば喜び事が、喜んで喜び集めて喜びに来る 安食弘幸

  • 罪が赦される喜び 安食弘幸

  • 真理に至る道、イエス・キリスト 安食弘幸

  • 生かすも殺すも返答次第 安食弘幸

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.