Skip to main content
2025年6月16日23時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

ティモシー・ケラー牧師が教会指導者に遺した3つのアドバイス

2023年5月29日14時03分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ティモシー・ケラーリディーマー長老教会エレミヤ書アメリカ
ティモシー・ケラー牧師+
牧師ら教会指導者に向けた動画メッセージで語るティモシー・ケラー牧師

19日に72歳で死去したティモシー・ケラー牧師。1980年代後半に米最大の都市ニューヨークで開拓伝道を始め、自身が創設したリディーマー長老教会を、毎週5千人以上が礼拝に集うメガチャーチへと成長させた。30冊を超える著書は29カ国語に翻訳され、累計販売部数は600万部を超える。

そのケラー牧師が亡くなる数週間前、牧師ら教会指導者に向けて3つのアドバイスを語る動画メッセージを撮影し、遺(のこ)していた。リディーマー長老教会が、ケラー牧師の死去を受け、ホームページ(英語)で公開。メッセージは当初、同教会の指導者チームに向けて発信されたものだったという。

メッセージの中でケラー牧師は、エレミヤ書を取り上げ、自教会や他教会の指導者に役立つと思われる3つのアドバイスを語っている。

最初のアドバイスは、「かみそりの刃(境界線、危機的な状況)の上で生きよ」というもの。ケラー牧師は、エレミヤ29章7節「わたしが、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、その町のために主に祈りなさい。その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があるのだから」を引用して、このアドバイスを説明した。

ユダ王国を滅ぼしたバビロニアは、ユダヤ人の文化や信仰を破壊するために、彼らを異邦の都市バビロンに強制的に移住させた。ユダヤ人の中には、子孫が信仰を失うことを恐れ、バビロンから離れて生活しようと話す人々もいたが、神が彼らに語った言葉は、バビロンのために祈り、その町を愛しなさいというものだった。

「関わると同時に、異なる存在であってください」とケラー牧師。「(自分が置かれている)文化圏に同化して全ての意見を取り入れないでください。でも、関わらないままでいないでください。自分の身辺をきれいに保ち、他の全ての人を非難する、そうではありません。かみそりの刃の上で生きてください」

2つ目のアドバイスは、「消費するだけではなく投資せよ」というもの。ケラー牧師は、エレミヤ32章に基づき、バビロニアの侵攻とそれに続くユダヤ人の捕囚が迫る中で、エレミヤが畑を買ったことを取り上げた。

「ただ消費するためだけにここ(ニューヨーク)に来てはいけません」とケラー牧師。「履歴書に書きたいから、エキサイティングな教会生活を体験したいから、素敵なレストランに行きたいから、という理由だけでニューヨークに来てはいけません」と語った。

「ここに投資してください。イエス・キリストは『わたしはわたしの教会を建てる』と言われました。『わたしはわたしの教会を建てる、大都市以外で』と言われたのではなく、『わたしはわたしの教会を建てる』と言っているのです。ですから、教会に投資してください。あなたの時間を投資し、そう、あなたのお金を投資し、あなたの人生を投資してください」

最後にケラー牧師は、エレミヤ45章5節「あなたは自分に何か大きなことを期待しているのか。そのような期待を抱いてはならない」を引用し、「自分の評判のことは忘れなさい」とアドバイスした。

「自分の評判を気にしてはいけません。自分は(この職務に)ふさわしいのだろうかと心配してはいけません」とケラー牧師は諭す。「ミニストリーの成功を自分のアイデンティティーにしてはいけません。物事がうまく進まないと、完全に失敗したかのように感じてしまうからです」

「ニューヨークでビッグネームを手に入れることを第一目標にしてはいけません。主イエスの御名を高く掲げてください。(主の祈りに)『御名があがめられますように』と(ある通りです)。自分のことは忘れてください。自分の評判のことは忘れてください。神の御名が高められるために自分にできることをするのです」

ケラー牧師は19日、すい臓がんとの長期にわたる闘病生活の末に死去した。ケラー牧師には、妻と3人の息子、3人の義理の娘、1人の妹と7人の孫がいる。

「夫であり、父であり、祖父、指導者、友人、牧師、そして学者でもあるティモシー・J・ケラーは今朝、自宅で亡くなりました」。ケラー牧師の息子であるマイケルさんは19日、フェイスブック(英語)にこのように投稿した。

「父は母と二人きりになるのを待っていました。母が父の額に口づけすると、父は息を引き取りました。私たちは、父の最期の言葉の中に慰めを見いだしています。(父はこう言いました。)『私が去ることにマイナスな面は一切ない。これっぽっちも』と。父さん、また会おうね」

ケラー牧師の死後、多くの教会指導者やキリスト教の著名人がSNSやウェブサイトで哀悼の意を表し、ケラー牧師が自身の信仰の歩みにどのような影響を与えたかを記している。

グラミー賞受賞アーティストでクリスチャンラッパーのレクレーは、自身のフェイスブック(英語)で、ケラー牧師の霊的指導は「私にとって闇の中の光でした」とつづった。

「これまで一度も明かしたことがなかったのですが、彼が福音派の産業構造に取り込まれることを拒否したことは、私の人生が最悪だったときに、私の魂に力を与えてくれました」

「人種差別やキャンセルカルチャーが私の行く手に立ち塞がっていたとき、ケラー牧師の声がずっと私の耳に響いていました。2017年の一時期は、非有色人種の中で私が耳を傾けることができたのは彼しかいませんでした。彼は私を招いて、多くのことを教えてくれましたし、多くのことを経験させてくれました」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ティモシー・ケラーリディーマー長老教会エレミヤ書アメリカ
  • ツイート

関連記事

  • ティモシー・ケラー牧師死去、米NYのリディーマー長老教会創設者

  • ケラー牧師が語る「赦しの危機」(1)キャンセルカルチャー:赦しは正義と矛盾するのか

  • ティモシー・ケラー牧師が語る「死と復活の希望」 末期がんの闘病生活の中で新著出版

  • 米リディーマー長老教会創設者のティモシー・ケラー牧師、すい臓がんを告白

  • 米プリンストン神学校、ティモシー・ケラー牧師への授賞取りやめ 女性やLGBTの任職反対への抗議受け

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • リック・ウォレン牧師、カトリックのイベントで講演 宣教による一致を語る

  • 「もうひとりの助け主」の恵みを受けよう 万代栄嗣

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月16日):アンゴラのクワンガリ族のために祈ろう

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月10日):アンゴラのクワァビ族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月13日):カメルーンのクワクム族のために祈ろう

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(21)アデオダートスと再会する

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 自分の考えを大切に生きよう 菅野直基

  • トラウマからの解放と癒やし 菅野直基

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.