Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アフリカ

戦闘続くスーダンのキリスト教徒、混乱に便乗した過激なイスラム主義者の台頭を懸念

2023年4月27日16時00分
  • ツイート
印刷
関連タグ:スーダンオープンドアーズクリスチャンエイドイスラム教南スーダン
戦闘続くスーダンのキリスト教徒、混乱に便乗した過激なイスラム主義者の台頭を懸念+
戦闘により黒煙が上るスーダンの首都ハルツーム(写真:UN News / Open Source)

国軍と準軍事組織による戦闘が続くアフリカ北東部のスーダンで、現地のキリスト教徒は、拡大する衝突と情勢不安を過激なイスラム主義者が悪用する恐れがあるとして、祈りの支援を訴えている。

キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」によると、スーダンには約200万人のキリスト教徒がいる。彼らは、過激なイスラム主義者が現在の混乱を利用して、過酷なシャリア(イスラム法)による統治へ回帰することをもくろむのではないかと恐れているという。

1956年に英国とエジプトの共同統治から独立したスーダンは、北部のイスラム教徒主体のアラブ系住民が主導する政権が83年、全土にシャリアを導入。これに、キリスト教や伝統宗教を信仰する南部のアフリカ系住民が反発し、独立後に一時収束していた南北間の内戦が再発、2011年の南スーダン独立につながった経緯がある。

オープンドアーズの東アフリカ地域担当研究員であるフィキル・メハリ氏は、スーダンが国として崩壊することは、スーダン国民に「計り知れない苦しみ」をもたらすだろうと警告する。

メハリ氏は、スーダンは「非常に困難な時期」にあり、スーダン国民は国の将来に関して「混乱」した状態で生活していると話す。戦闘は既に現地のキリスト教徒にも影響を及ぼしており、牧師と信徒らは互いに引き離され、屋内に身を隠しているという。

「私が話している教会指導者たちは、全ての人に祈るよう促しています。多くの人が、スーダンが崩壊しかねないと恐れています。この混乱から過激なイスラム主義者が台頭し、厳しいシャリアを押し付けるかもしれません。これはキリスト教徒にとって致命的なことです」

スーダンでは、アブドルファタハ・ブルハン将軍が率いる国軍と、モハメド・ハムダン・ダガロ司令官が指揮を執る準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の間で激しい戦闘が行われている。衝突の背景には、両指導者の権力争いがあるとされている。

メハリ氏は、どちらの側が勝利しても、キリスト教徒の身が案じられるとしている。

「独裁者のオマル・バシル元大統領が追放されたとき、暫定政権とそれに続く選挙が約束されました。それらは、キリスト教徒に対する迫害の減少に伴い、私たちに希望を与えました。しかし、それも長くは続かず、現在どちらの指導者も、私たちに約束したような自由を提供しているとは思えません」

「私たちの最大の懸念は、この混乱により、スーダンを厳格なシャリア統治下に戻す機会を過激なイスラム主義者に与えてしまうことです。彼らは、それが平和と安定をもたらすと人々に約束していますが、キリスト教徒をはじめとする多くの人々にとって、それは計り知れない苦しみをもたらすことになるでしょう」

「スーダンの教会指導者たちは、私たちに、このようなことが起こらないように、そしてイスラム主義者がこの不安と不安定を利用しないように、祈りの支援を求めています」

英国に拠点を置くキリスト教人道支援団体「クリスチャンエイド」によると、隣国の南スーダンでは、この衝突により難民が国境を越えて来ることを懸念し、警戒態勢が取られている。

クリスチャンエイドの南スーダン責任者であるジェームズ・ワニ氏は、次のように述べている。

「南スーダンは、既に深刻な食料危機に直面しています。人道支援資金が大幅に不足しているのです。もしスーダンの衝突がすぐに止まらず、難民が大量に国境を越えるようになれば、現在の人道危機はさらに悪化するでしょう」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:スーダンオープンドアーズクリスチャンエイドイスラム教南スーダン
  • ツイート

関連記事

  • スーダンに聖公会の新「管区」誕生、世界で39番目 カンタベリー大主教が宣言

  • スーダン当局、アラビア語聖書を2年以上差し押さえ

  • スーダンのキリスト教系学校で職員12人逮捕

  • スーダンの教会に反キリスト教チラシ、宗教指導相が非難

  • 内戦で40万人死亡の南スーダン、教皇ら3教会のトップが「平和のエキュメニカル巡礼」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.