Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 全般

ヒルソング教会創設者のブライアン・ヒューストン牧師、辞任後初めて講壇に

2022年9月7日16時46分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ヒルソング教会ブライアン・ヒューストン
ヒルソング教会創設者のブライアン・ヒューストン牧師、辞任後初めて講壇に+
3月の辞任後、初めて公の場で説教するヒルソング教会創設者のブライアン・ヒューストン牧師=8月21日、クリスチャン・フェイス・センター(米ワシントン州シアトル)で(画像:説教動画のスクリーンショットより)

オーストラリアを拠点とする世界的メガチャーチ「ヒルソング教会」の創設者であるブライアン・ヒューストン牧師が、女性に関わる不祥事のため3月に国際主任牧師を辞任してから初めて講壇に立った。ヒューストン牧師は説教で、神は人がするように見捨てることはしないとし、失敗を乗り越えていく人生を語った。

ヒューストン牧師は8月21日、米ワシントン州シアトルの教会「クリスチャン・フェイス・センター」(英語)で、「あなた自身よりも長く残る遺産」(英語)と題して説教。過ちや失敗、心の傷を、後に残る自身の「遺産」としてはいけないと語った。

「遺産とは、神の目的に従って人生を生きるという姿勢に他なりません。目的と運命、そして遺産が衝突するとき、それは燃え上がる力のようになります。私たちが自分の人生を神の目的に沿わせるとき、遺産は生み出されます。それは、私たちができる最も素晴らしい生き方です」

「私たちは決めることができます。自分の過ちや失敗、ここでの失敗、あそこでの傷、ここでだまし取られた、あそこで怒られた、そのようなことに自分の遺産を決めさせることもできます。しかし、それらは私たちの遺産を決めるべきものではありません。遺産はそれ以上のものなのです」

ヒューストン牧師は昨年8月、父親で牧師であった故フランク・ヒューストン氏が1970年代に犯した児童性的虐待を隠蔽した罪で起訴された。無罪を主張しながらも、翌9月にはヒルソング教会の役員を辞任。今年1月には、年内に同教会の指導的立場から退くと発表していた。

しかし、ヒルソング教会は3月、ヒューストン牧師が2019年のカンファレンス期間中、アルコールと抗不安薬の影響下にある中、面識のない女性がいるホテルの部屋に入り40分間いたとして、同教会の牧師行動規範に違反していたことなどを発表。これを受け、ヒューストン牧師は同月、辞任を申し出、同教会から完全に身を引いた。

ヒューストン牧師と女性は共に性的関係については明言していないが、ヒルソング教会のフィル・ドゥーリー暫定国際主任牧師は、アルコールの影響下にあったため、2人の説明は完全に信頼できるものではないとしている。

さらにもう一つの不祥事として、ヒューストン牧師は13年、教会スタッフに対し「不適切な」ショートメッセージを送っていたことも明らかにされた。ドゥーリー牧師によると、ショートメッセージの内容は「もし一緒にいれれば、キスしたり抱きしめたりしたかった」という内容だったという。教会スタッフはこの直後に退職している。ヒューストン牧師は当時、睡眠薬依存症に陥り治療を受けていたとされているが、ヒルソング教会はこうした行動を非難した。

ヒルソング教会では近年、他にも米国やオーストラリアで牧師たちによる複数の性的、金銭的不正疑惑が取り沙汰されてきた。

そのような中、ヒューストン牧師は、辞任から約半年ぶりとなる公の場での説教で、人生における挫折や失敗が、その人の遺産を決定するべきではないと伝えた。

「遺産は一生かけて築き上げるものですが、私たちはそれを傷つけることがあります。ほんの一瞬でへこませることもできます。しかし遺産について言えることは、それには必ず紆余曲折が伴うということです」

ヒルソング教会は18年、国際性の高まりを理由に、オーストラリア最大のペンテコステ派教団「オーストラリア・クリスチャン・チャーチズ」から離脱し、独自の教団になった。当時は、世界24カ国に123の拠点を持ち、週末には263の礼拝が行われていた。

ヒルソング教会のブランドとヒューストン牧師の遺産は、昨年11月のヒルソング・ニューヨーク教会のカール・レンツ主任牧師の解雇や、今年3月のヒューストン牧師の辞任など、多くのスキャンダルを乗り越えてきた。

ヒューストン牧師は、旧約聖書のダビデ王を指して失敗がその人の遺産を定義すべきではないと強調した。ダビデは戦いで負けたことはなかったが、「肉との戦い」に負けてバト・シェバと姦通(かんつう)し、「遺産を傷つけてしまった」とヒューストン牧師。「しかし、ダビデの遺産はそこで決まっていないと言わざるを得ません。神は彼を見捨てませんでした。彼は神に向かって、私の中に清い心をつくり、私の中の正しい霊を新たにしてくださいと叫んだのです」と伝えた。

「神よりも人々の方が圧倒的に厳しいのです。キャンセルカルチャーは、あなた方を見捨てるでしょう」

「彼らはあなた方を見捨てるかもしれませんが、神はあなたを見捨てることはありません」

ヒューストン牧師は、人生の挫折に負けて前に進めなくなることがないよう、会衆に呼びかけた。そして、年を取っても生きている限り、同じことをしていくつもりだと述べた。

「私は68歳ですが、私の中にはより多くのものがあると気付きました。まだ多くのものがあります。これが、私たちがすべき生き方なのです」

「遺産によって、私たちは批判者たちよりも長く生き続けることができ、中傷する人々よりも愛することができ、自分の間違いや失敗を越えて生きることができるのです。遺産の力を過小評価しないでください。ただし、すでに述べたように、遺産には常に幾らかの紆余曲折や予期せぬこと、そして挫折が伴うのです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ヒルソング教会ブライアン・ヒューストン
  • ツイート

関連記事

  • ブライアン・ヒューストン牧師が謝罪 「神様はまだ見捨てていない」と未来の希望も語る

  • ヒルソング教会、創設者のブライアン・ヒューストン牧師が辞任

  • ヒルソング教会のブライアン・ヒューストン牧師が「牧師行動規範に違反」 理事会が発表

  • リーダーシップの継承はなぜ難しいのか ヒルソング教会のメインキャンパス牧師が講演

  • 「神による大胆な自信」を持つための5つのポイント ヒルソングのダグラス氏が講演

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.