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北朝鮮、世界最悪の迫害国から外れる 2022年版「ワールド・ウォッチ・リスト」発表

2022年1月26日19時29分
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関連タグ:北朝鮮アフガニスタンオープンドアーズワールド・ウォッチ・リスト
ワールド・ウォッチ・リスト2022+
「ワールド・ウォッチ・リスト」(2022年版)に基づき、キリスト教徒に対する迫害がひどい50カ国を示した地図。オレンジ色が「極度」、だいだい色が「非常に高度」の迫害を示す。(画像:オープンドアーズ)

キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」が、迫害のひどい50カ国をまとめた最新の「ワールド・ウォッチ・リスト」(2022年版、英語)を発表した。リストの公表が始まって以来、北朝鮮が20年連続で世界最悪の迫害国とされてきたが、アフガニスタンが初めて1位となり、「キリスト教徒であることが地球上で最も危険な場所」となった。

オープンドアーズ米国支部のデビッド・カリー会長兼最高責任者(CEO)は19日、オンラインで記者会見を開き、リストを発表。リストには、キリスト教徒に対する迫害を60カ国以上で監視しているオープンドアーズの「現場の専門家の総意」が反映されていると述べた。

「2022年版のワールド・ウォッチ・リストは、私たちの調査の歴史において最も激震的な変化を明らかにしています。アフガニスタンが初めて、キリスト教徒であることが地球上で最も危険な場所となり、ワールド・ウォッチ・リストの1位となったのです。2位となった北朝鮮を20年ぶりに追い越したのです」

一方でカリー氏は、「北朝鮮が良くなった」のではなく、「アフガニスタンが悪くなった」のだと強調。20年間駐留した米軍が昨年8月末に撤退した後、再びイスラム主義組織「タリバン」の支配下に置かれたアフガニスタンの状況を伝えた。

タリバンの再支配後、命からがら逃げ出し、身を隠しているキリスト教徒の若いアフガニスタン人女性は、オープンドアーズに対し、「数年前、タリバンがやってきて、キリスト教徒だった私の父は連れ去られました。父は数カ月間拷問され、殺されました。その数カ月後には兄も行方不明になり、それ以来、音信不通です」と語ったという。「彼女は間違いなく自分の運命を知っていました。そのため彼女は現在、母親と逃亡中です」

カリー氏はまた、タリバンがアフガニスタンを再支配したことで、国境を越えたイスラム過激派の世界的な台頭を招いたと主張した。

「タリバンが支配権を握った直後の(昨年)9月、重要な立場にあるキリスト教徒の名前が書かれたリストが出回りました。このリストがどういうわけかタリバンの手に渡ったのです。リストの人々は、真っ先に狩られることになったのです。タリバンのイスラム教解釈では、キリスト教徒は裏切り者であり、国家の敵であり、部族と共同体の敵であると見なされます。彼らは、キリスト教徒は異教徒であり、死刑にすべきだと考えています」

アフガニスタンに残っているキリスト教徒は皆、「逃亡しているか、隠れているかのどちらかです」と断言するカリー氏は、オープンドアーズが接触した別のキリスト教徒の証言も紹介。「タリバンは一軒一軒を訪ね歩き、若い女の子をさらい、家族を破壊しています」と語った。

カリー氏は、世界の信教の自由をめぐる状況を踏まえつつ、オープンドアーズの最新のデータは、良心の自由や言論の自由、集会の自由を守る「自由な社会」が今、「憎しみと差別という2つの別々の前線で戦いに直面している」ことを示していると述べた。

「一つ目の戦いは、世界を席巻している部族的、宗教的、民族的な過激派に対するものです。そして、厳密に敷かれた境界線から外れた信仰や崇拝をする者を監視、検閲、処罰する高度なシステムを展開する権威主義的な政権に対する第二の戦いがあります」

また、「宗教的な過激派と彼らが支配し影響を及ぼす政府が、ワールド・ウォッチ・リストを牽引しています」と述べ、キリスト教徒に対する嫌がらせ事件とともに、過激主義と部族主義が急増していると指摘。ワールド・ウォッチ・リストの上位10カ国のうち9カ国は、イスラム教やヒンズー教の過激派が支配したり影響を与えたりしている国であり、唯一の例外は「共産主義思想を持つ殺人独裁者」によって支配されている北朝鮮であると語った。

アフガニスタン、北朝鮮に次いで迫害がひどいのは東アフリカのソマリアで、その後に、リビア、イエメン、エリトリア、ナイジェリア、パキスタン、イラン、インドが続く。カリー氏は「私たちの報告書は、現在世界で3億6千万人のキリスト教徒が高いレベルの迫害と差別を受けていることを示しています。これは世界のキリスト教徒の7人に1人の割合です」と付け加えた。

加えてカリー氏は、ワールド・ウォッチ・リストは「宗教的な信仰を持っているか、無神論者であるか、単にその文化の大多数と異なる見解を持っているかにかかわらず、すべての人々の良心と表現の自由が試練にさらされていることを示しているのです」と強調した。

オープンドアーズは、キリスト教徒に対する迫害のレベルを「極度」「非常に高度」「高度」の3段階で評価しており、11位のサウジアラビアまでは「極度」とされ、ワールド・ウォッチ・リストで公表された残り39カ国はすべて「非常に高度」とされている。多くはアジアとアフリカの国だが、中米の3カ国もリスト入りしており、30位のコロンビアと43位のメキシコは「組織犯罪と汚職」が、37位のキューバは「独裁者的な被害妄想」が、主要な迫害のタイプとされている。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:北朝鮮アフガニスタンオープンドアーズワールド・ウォッチ・リスト
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