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同性カップルへのサービス拒否で訴えられた生花店主が和解、5千ドルの支払いに合意

2021年11月30日14時55分
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関連タグ:同性愛LGBTQ自由防衛同盟(ADF)信教の自由アメリカ
バロネル・スタッツマン+
ワシントン州リッチランドの生花店「アーリーンズ・フラワーズ」のオーナーであるバロネル・スタッツマンさん(左)(写真:自由防衛同盟=ADFのフェイスブックより)

同性カップルの結婚式のフラワーアレンジメントを拒否したことで訴えられていたクリスチャンの生花店オーナーの女性が、5千ドル(約56万円)を支払うことに合意し、和解が成立した。今後、自身は引退し、生花店は従業員に売却するという。

ワシントン州リッチランドの生花店「アーリーンズ・フラワーズ」のオーナーであるバロネル・スタッツマンさん(77)は2013年、過去に取引のあったロバート・インガーソルさんの同性パートナーとの結婚式のためにフラワーアレンジメントを提供することを拒否したため、インガーソルさんらに訴えられた。

保守系キリスト教団体「自由防衛同盟」(ADF)がスタッツマンさん側の代理人を務め、進歩主義団体「米国自由人権協会」(ACLU)がインガーソルさん側の代理人を務めた。ACLUは、スタッツマンさんの拒否が州の反差別法に違反すると主張。スタッツマンさん側は下級審で敗訴し、7月には連邦最高裁が上告を却下していた。

しかし、和解が成立したことで、スタッツマンさんは多額の罰金と弁護士費用の支払いを免れることができた。和解により、スタッツマンさんはインガーソルさん側に5千ドルを支払い、最高裁に対する再審請求を取り下げた。

ADFが18日に設定したオンライン通話で、スタッツマンさんは引退を表明。アーリーンズ・フラワーズを従業員に売却する計画を発表した。また、信教の自由に関する訴訟を抱えている人々を支援していきたいとする考えも示した。同じく18日には声明(英語)も発表し、次のように述べた。

「私は自分の良心に妥協したり、信仰に反したりしたことはありません。私はこれまでに多くの親切な素晴らしい人々に出会い、彼らは寛大にも私に祈りと励ましと支援を与えてくれました」

「今日、私たちの国には大きな分断がありますが、神様は、多くの人が感じている怒りや痛みよりも神様の愛の方が強いことを何度も示してくださいました。そして、その過程で神様の愛を人々と分かち合う機会を無数に与えてくださいました」

スタッツマンさんは2013年、聖書に記述されている結婚は一人の男性と一人の女性の間だけのものであるという信念に基づき、インガーソルさんとカート・フリードさんの結婚式のフラワーアレンジメントを拒否した。

その後、スタッツマンさんは訴訟を起こされ、郡裁判所はスタッツマンさんに千ドル(約11万円)の罰金と数千ドルの訴訟費用を負担するよう命じた。

スタッツマンさんはこの判決を不服として控訴したが、ワシントン州最高裁は17年2月、性的指向に基づく差別を禁止する州の反差別法に違反するとする判決を下した。

しかし、連邦最高裁は18年6月、同性カップル用のウエディングケーキ作りを拒否したクリスチャンのケーキ職人をめぐる訴訟で、ケーキ職人側が勝訴したことを受け、州最高裁の判決を破棄し、差し戻しを命じた。

だが、ワシントン州最高裁は19年6月、スタッツマンさんに対する以前の判決を再確認し、彼女の行為は「性的指向に基づく差別に当たる」とした。その後、連邦最高裁は今年7月、上告棄却を決めた(関連記事:同性婚用のフラワーアレンジメント拒否で罰金 米連邦最高裁、クリスチャン生花店の上告棄却)。

インガソールさんは7月に発表した声明(英語)で、次のように語った。

「カートと私は、地元の花屋で追い返された後、再び同じことが起こるのではないかと思い、夢の結婚式の計画をキャンセルしました。その代わりに、自宅で小さな式を挙げました。今回の判決が、他のLGBTQの人々にとって、私たちのような傷を誰も経験すべきではないというメッセージになることを願っています」

ADFの顧問弁護士であるクリステン・ワゴナー氏は、今回の和解を、スタッツマンさんの信念上の「降伏」と捉えるべきではないと述べている。

「この8年間、スタッツマンさんはすべての米国人のために、合衆国憲法修正第1条の自由を守るため、たとえ結婚のような極めて個人的で重要な問題について意見を異にする人たちにも立ち向かってきました。そうすることで、彼女は何百万人もの人々に、政府の干渉を受けずに自身の信仰を貫くための公私にわたる闘いを促してきたのです」

さらにワゴナー氏は、スタッツマンさんが、最高裁が同様の信教の自由に関する訴訟を行うための「基礎を築いた」と述べている。

スタッツマンさんは、クリスチャンのウェブデザイナーであるロリー・スミスさんと彼女の会社「303クリエイティブ」への支援について特に言及した。

スミスさんは2016年、自身の信仰に反して、同性婚用のウェブサイトを作成するよう強制するコロラド州の反差別法は違憲だとして提訴した。しかし、連邦第10巡回区控訴裁は今年7月、スミスさんに不利な判決を下した。スミスさんはこれを不服として最高裁に上告している。

ワゴナー氏は、「最高裁は、すべての米国人が自分の良心に沿った発言や生活をする権利を肯定する必要があります」と主張している。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:同性愛LGBTQ自由防衛同盟(ADF)信教の自由アメリカ
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