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同性愛・LGBT

米バプテスト派教団でトランスジェンダー女性が牧師に 教団初

2021年7月1日21時21分
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関連タグ:トランスジェンダーLGBT協同バプテスト・フェローシップ(CBF)アメリカ
米バプテスト派教団でトランスジェンダー女性が牧師に 教団初+
米国のバプテスト派教団「協同バプテスト・フェローシップ」(CBF)で、トランスジェンダーとしては初めて牧師となったローラ・ベサニー・バクライターさん(写真:バクライターさんのリンクトインより)

米国のバプテスト派教団である「協同バプテスト・フェローシップ」(CBF)でこのほど、トランスジェンダー女性が牧師に任命された。CBFでトランスジェンダーが牧師になるのはこれが初めて。

女性を自認するトランスジェンダーのローラ・ベサニー・バクライターさんは5月、CBFに所属するユニバーシティー・バプテスト教会(インディアナ州ブルーミントン)で按手(あんしゅ)礼を受け、牧師となった。

クリスチャンポストのインタビューに応じたバクライターさんは、2019年に37歳で亡くなった進歩派キリスト教作家のレイチェル・ヘルド・エバンスさんとの出会いが、子どもの頃に抱いていた牧師への興味を再燃させるきっかけになったと語った。

「彼女は私に、信仰心があり、LGBTQの人々を肯定するコミュニティーを紹介してくれました。私はリフォメーション・プロジェクト(キリスト教のLGBTQ理解増進団体)で学び始めました。カンファレンスに参加したり、オクラホマからストーンウォールインまでを巡ったフリー・マム・ハグ(LGBTQの子を持つ親たちの団体)による最初のツアーの企画を手伝ったり、参加したりしました」

「私は、テキサス州ダラスのウィルシャー・バプテスト教会を通してバプテストの文化に再び触れました。その教会はその頃、開かれた肯定的な教会としての在り方に向き合っている時期で、そこで教会に仕えるという私の召命が復活したのです」

バクライターさんは、今回の牧師任命は「特定の教会」に対するものではないと言い、まずはワイオミング州グリーンリバーにある米国合同キリスト教会(UCC)所属の教会で4カ月間「暫定牧師」として牧会することになるという。

しかし、テキサス州のメガチャーチ、ダラス第一バプテスト教会のロバート・ジェフレス牧師のような神学的保守派の多くは、トランスジェンダーという考えはキリスト教とは本質的に相いれないと主張している。

ジェフレス牧師は2016年の説教で次のように語っている。

「そんなに混乱することではありません。マタイによる福音書19章4節の神の言葉が当てはまります。聖書には『創造主は初めから人を男と女とにお造りになった』とありますが、男と女とクエスチョンマークではありません。神は性別が幾つあるかを決めていますが、それは3つではなく2つです」

「性自認の混乱は感情的な障害であり、専門的かつ思いやりを持って扱われるべきです。性自認の混乱は、神から与えられた男女の区別を否定しようとするオバマ政権(当時)のような社会活動家に利用されるべきではありません。これは、神の計画に対する反逆です」

これに対し、バクライターさんは「私は、人類の歴史の中で見てきた複雑な性別の表現を受け入れることは、神の主権を侮辱するものではなく、神の計り知れない創造性を証明するものだと信じています」と語った。

「私の場合、男性と女性の両方の器官を持って生まれてきたインターセックス(性分化疾患)と診断されたとき、このことがより明らかに証明されました。私は自分の体を間違いだと考えるか、あるいは、神は性別の枠を超えた偉大な創造主であるという事実を認めるか、どちらかを選ばなければなりませんでした」

バクライターさんは、マタイによる福音書19章12節から、イエスは宦官(かんがん)も受け入れていると引き合いに出しつつ、「LGBTQのアイデンティティーは、聖書の時代の『宦官』の地位に直接相当するものではありません」と話す。

その上で、「私の牧師への召命は、すべての人から歓迎されることを意図したものではなく、すべての人の肯定を必要とするものでもありません」と語った。

ユニーバーシティー・バプテスト教会のアネット・ヒル・ブリッグス牧師によると、バクライターさんは2年間の牧会インターンを経験しており、神学校で神学修士号も取得している。

「バクライターさんがユニバーシティー・バプテスト教会の会員になってから、これで4年になります」。ブリッグス牧師はそう言い、十分な時間をかけて経験を積んだ後、牧師に任命されたと付け加えた。

ブリッグス牧師は、バクライターさんが持つ「牧会への明らかな召命」と「牧会奉仕の賜物」を、ユニバーシティー・バプテスト教会が肯定していることを強調。今回の牧師任命も教会が全会一致で承認したものだとし、6月時点でこの決定に反発して教会を離れた人はいないと説明した。

その上で、「地元やネットの反応は99パーセントが(バクライターさんの牧師任命を)喜んで支持するものですが、ほんの一握りの見知らぬ人が、私や教会、そしてバクライター牧師を激しく非難しています」と続けた。

「キリストにある私たちの一体感を証しするために、私たちの違いについて一緒に話し合おうという私の呼び掛けを誰も受け入れませんでした。私たちと意見を異にする一人だけが、キリストのような態度で手を差し伸べてくれました」

ユニバーシティー・バプテスト教会は1999年、当時所属していた南部バプテスト連盟(SBC)が女性牧師を認めていないにもかかわらず、女性のブリッグス牧師を任命したため、SBCを離脱した。現在はCBFに所属しているが、CBFはLGBTQの問題について公式なスタンスを持っていないため、ブリッグス牧師は、今回の牧師任命に対して組織的な反発が起こることはないと見ている。

CBFは1990年、保守的なSBC内の進歩派教会のグループとして組織された。その後、2002年に正式にSBCを離脱し、バプテスト派の国際組織である世界バプテスト連盟(BWA)に加盟した。現在、約1800教会が所属しており、会員数は75万人とされている。

※この記事はクリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:トランスジェンダーLGBT協同バプテスト・フェローシップ(CBF)アメリカ
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