日本正教会首司祭のイウスチン山口義人神父が死去 86歳

2020年4月17日15時16分 印刷

日本正教会の首司祭であったイウスチン山口義人神父が15日、死去した。86歳だった。

山口神父は1933年、神奈川県小田原市生まれ。69年、米ウラジミル神科大学卒業。司祭叙聖後、同年11月に東北の石巻管轄に任ぜられる。70年から仙台ハリストス正教会の補助司祭を務め、76年に同教会赴任。79年から東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)、91年から大阪ハリストス正教会を牧会。99年、首司祭に昇叙され、2000年からは再び東京復活大聖堂教会に赴任していた。

正教会では司祭の中にも、長司祭、首司祭の職位があり、それぞれ機密執行に関わる権限は通常の司祭と変わらないが、功労に応じてこれらの称号が与えられる。その中でも最も位が高い首司祭は、長年にわたり牧会を務めた司祭が一定以上の功績によって昇叙される。日本正教会では、山口神父と東京復活大聖堂教会のサワ大浪佑二神父の2人しかいなかったため、山口神父が亡くなったことで、大浪神父が日本正教会唯一の首司祭となった。

【訂正とお詫び】記事では当初、イウスチン山口義人神父を日本正教会唯一の首司祭としていましたが、誤りでした。お詫びして訂正致します。

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