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YWAM東京の実践的伝道セミナー「ミリオンライツ」(後編)祖父と同じ地で受けた伝道への召命

2020年1月3日07時45分 記者 : 井手北斗
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関連タグ:ユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)路傍伝道東日本大震災
YWAM東京の実践的伝道セミナー「ミリオンライツ」(後編)祖父と同じ地で受けた伝道への召命+
YWAM東京の藤橋仰氏。2020年1月からフルタイムの宣教師として活動している。

宣教団体「ユース・ウィズ・ア・ミッション」(YWAM=ワイワム)の東京支部が主催する実践的伝道セミナー「ミリオンライツ」(A Million Lights=百万の光)。セミナーは1日のプログラムで、伝道のノウハウや方法論を学ぶだけでなく、最後には学んだことを実践する場もある。昨年までに日本各地の教会8カ所で開催し、反響も大きい。後編は、セミナー講師のマーク・アナンド宣教師の通訳と補助を務める藤橋仰氏のインタビューを掲載する。(前編はこちら)

◇

――信仰に関わる生い立ちを簡単に教えてください。

私には、日本人の父と米国人の母がいます。両親は1993年から東京バプテスト教会(TBC)に通うようになり、私も2歳から教会に通っていました。最初は教会の幼児用クラスに通い、その後は日曜学校に通いました。2005~06年には一時期、家族でサンフランシスコに引っ越しましたが、再び日本に戻ってくることになりました。帰国後は、転校先になじめなかったためにうつ状態に陥り、不登校になってしまった上に、教会にも通えない時期がありました。

しかしその後、学生ミニストリーのイベントに通い始め、回復していく中で賛美の奉仕をさせていただきました。2014年には、奉仕が伝道を中心としたものに変わっていきました。そして「ミリオンライツ」伝道セミナーに関わるようになる前までは、TBCの学生ミニストリーの伝道の働きに携わりました。

――YWAMとの出会いを教えてください。

YWAMとの出会いは、YWAM東京の宣教師でTBCに通っていたジョン・サマーズ・ハリスさんを通してです。サマーズ・ハリスさんは、私が日曜学校に通っていたころのことも覚えていました。2000年ごろのことですが、日曜学校の子どもミュージカルで、私は台詞を忘れてしまい、教会の皆さんの前で泣いてしまいました。それが、サマーズ・ハリスさんの記憶の中に残る最初の私の姿でした。

YWAMに関わるようになったのは、2011年3月11日の東日本大震災以降です。その年のゴールデンウィークに、YWAMが被災地を訪問することになり、私は通訳を頼まれ同行することになりました。最初に訪れた岩手県のある都市には、TBCのキャンプで救われたクリスチャンがいました。私たちの被災地訪問の目的の一つは、被災した彼を励ますことにありました。

その後、私たちは岩手県の陸前高田市、宮城県の石巻市も訪れました。この訪問は主に、現地の状況を把握するためのものでした。YWAM東京のスタッフたちは、この訪問からすでに、被災地に必要な次のステップは何かを考えていました。荒廃した被災地のただ中で活動するYWAMに活力を見いだしました。YWAMには「伝道・訓練・救済」の3つの柱があります。私は被災地訪問に同行したことで、YWAMの働きの中にある慈悲の側面を目にし、感動を受けました。そして、自分の中に宣教師になりたいという思いがあることに気付いたのでした。

その時は、自分がYWAMで働くようになるとは知りもしませんでしたが、日本で特に福音がまだ伝えられていない地域を助けることへの召命を感じました。後で分かったのですが、私の母方の祖父は米軍に所属し、戦後は占領軍の一員として仙台に滞在していたそうです。そしてその東北の地で、彼も宣教師になる召命を受けたそうです。私も、祖父と同じ地域で同じことを感じたのでした。この働きに情熱を感じるようになりました。

被災地訪問から帰ってきて、私は日本のある企業に就職しました。献身者として奉仕をしたいなら、まずは人々が何を感じて生きているかを知らなければなりません。そのため、まずは一般の会社で働くべきだと感じたのです。そして2015年には、YWAMの弟子訓練学校「Discipleship Training School」(DTS)に入学しました。

YWAM東京の実践的伝道セミナー「ミリオンライツ」(後編)祖父と同じ地で受けた伝道への召命
「ミリオンライツ」伝道セミナーの様子

――マーク・アナンド宣教師との出会い、また「ミリオンライツ」伝道セミナーに関わるようになった経緯を教えてください。

アナンド宣教師とは、彼が初めて日本に来た2016年に出会いました。私たち2人は共に賛美の奉仕をしていましたが、それ以外の接点は特にありませんでした。しかし1年ほど前に、この「ミリオンライツ」伝道セミナーのビジョンを分かち合ってくれ、通訳者として関わってほしいと頼まれました。私は祈り、これに関わるべきだと考えました。すでにセミナーのためのチームが編成されつつある状態で、私も参加することに同意しました。そして2020年1月からは、YWAMのフルタイム・スタッフとして働くことを決断しました。

――「ミリオンライツ」伝道セミナーの働きをする中でどんなことを感じましたか?

最初のセミナーは、クリスチャン・アンド・ミッショナリー・アライアンス系のジーザス・フォー・オール・ネイションズ教会で行いました。千葉県にあるフィリピン人主体の教会です。その他、昨年は全国8カ所でセミナーを開催しましたが、それぞれのセミナーで異なる体験をしました。各教会が異なった強さを持っており、また課題もそれぞれで異なっていましたが、皆それらを乗り越えようとしていました。

日本のクリスチャン人口は多く見積もっても100万人で、全人口の1パーセント弱です。クリスチャンが人口の1パーセントということは、99パーセントの日本人は主イエス・キリストを真の意味で知らないということです。多くのクリスチャンが、この現実に正面から向き合えずにいるのだと感じます。「ミリオンライツ」伝道セミナーによって、参加者がこれを認識し、目覚めるようになるのではないかと思います。その意味において、アナンド宣教師は教えを説くだけでなく、悔い改めを促しているのです。彼は、福音のメッセージを伝えるための実践的な指導を与えますが、それと同時に主が私たちに与えた召命についても伝えるのです。

YWAM東京の実践的伝道セミナー「ミリオンライツ」(後編)祖父と同じ地で受けた伝道への召命
アナンド宣教師と共に路傍伝道する藤橋氏

1日を使ったプログラムの最後には、参加者みんなで路傍伝道に出掛けます。実際に伝道してみることで、セミナーで学んだことをすぐに実践でき、そして実践したときに何が起こるのかを目の当たりにすることができます。

アナンド宣教師は、セミナーの最初にいつもこう言います。「このセミナーを受けたからといって、皆さんの人生が変わるわけではないかもしれません。しかし、このセミナーで学んだことを実際にやってみるとき、誰か他の人の人生を変えられるかもしれないのです」。この言葉に「ミリオンライツ」の考え方が集約されています。

ありがとうございました。

「ミリオンライツ」伝道セミナーについて詳しくは、YWAM東京のウェブサイトを。

<<前編へ

関連タグ:ユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)路傍伝道東日本大震災
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