YWAM、東京で宣教師訓練センターの授業を開講「帰納的聖書研究法」を学ぶ

2010年6月3日13時02分 印刷
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+「帰納的聖書研究法」について教えるフィ・リーグ氏=22日、東京都大田区で

 ユース・ウィズ・ア・ミッション(YWAM)東京は5月22日、YWAMの宣教師訓練センター「ユニバーシティー・オブ・ザ・ネイションズ」が行う弟子訓練学校(DTS)の授業を東京都大田区で開講した。



 YWAMは、世界に1000以上の支部を持つ超教派の宣教団体。様々な働きを通して、各国の人々を弟子化することに従事している。



 同センターの日本での授業は4月中旬から開かれており、今回が3回目。この日はフィ・リーグ氏を講師に迎え、聖書学習のための実践的なテクニック「帰納的聖書研究法」を学んだ。



 リーグ氏は、聖書を学ぶためのテクニックを5つのステップに分けて紹介した。1つ目は「祈ること」。心に植え付けられた御言葉を素直に受け入れ(ヤコブ1:21)、謙遜な心で聖書と向き合うため、まずは祈りをもって聖書研究に臨むことが大切だと語った。



 2つ目は聖書を章ごと、節ごとに読むのではなく、「一巻一巻全体を読むこと」。リーグ氏は、聖書にある章や節は13世紀に入ってから付けられたものであるとし、一部の句節を拡大解釈する危険性についても言及。各書が全体で何を言おうとしているのかが重要だと述べた。



 3つ目は「観察すること」。この日の授業では、フィレモンへの手紙をテキストとして取り上げた。参加者は手紙の中から「あなた」「あなたの」という単語を抜き出し、それが誰を指しているのかや、手紙を書いたパウロが自分の立場をどう説明しているのかを書き出す作業を行った。リーグ氏は、いつ何処で誰が何をしたのか、誰に対して書かれているのか、何が語られているのかといった事柄を観察しながら読むことで、聖書に対する理解が変わり、御言葉が紙の上に印刷された文字ではなく、生きて自分の中に働くものとなる、と語った。



 4つ目は「解釈すること」。「聖書の素晴らしいところは、聖書自体が他の聖書の箇所を解釈しているということ」とリーグ氏。観察した内容から、この手紙を受け取った人にとってどういう意味があったのかということの解釈に入り、フィレモンへの手紙の終わりの部分に出る人名から、コロサイの信徒への手紙4章も調べた。



 最後の5つ目は「適応すること」。リーグ氏は、今とは時代背景が全く違う旧約聖書の御言葉などを自分に適応することは難しいかもしれないとした上で、イエス・キリストが「律法の中で最も大切なのは何か」との質問に、「あなたの神である主を第一に愛しなさい。また隣人を自分のように愛しなさい」と答えられたことに触れ、この2つのことを土台に解釈、適応することを参加者に助言した。



 次回、第4回目のセミナーは6月4日と5日に開催。「聖霊の働き」について学ぶ。参加費1500円。申し込み、問い合わせは、YWAM東京(Eメール:ywamtokyojp@gmail.com)へ。

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