教皇フランシスコ来日、長崎ビッグNと東京ドームでミサ 特設サイトで参加受け付け

2019年9月13日23時40分 印刷
+ローマ教皇フランシスコ
ローマ教皇フランシスコ=2013年7月27日(写真:Agência Brasil)

バチカン(ローマ教皇庁)は13日、ローマ教皇フランシスコが11月23日から26日の日程で、東京、長崎、広島を訪問することを正式に発表した。これを受け、教皇来日のための特設サイトも同日に公開された。特設サイトでは、長崎と東京で行われるミサの参加申し込みを受け付けるほか、自身の顔写真と短いメッセージを寄せて、来日記念ポスターに参加できるプロジェクトの受け付けや、記念グッズの販売などを行う。

特設サイトによると、一般にも公開されるミサは、24日(日)午後1時半~同3時半に長崎県営野球場ビッグNスタジアム(収容人数2万5千人)で、25日(月)午後3時半~同5時45分に東京ドーム(同5万5千人)で行われる。長崎のミサの参加申し込みはすでに受け付けが始まっており、締め切りは9月30日。一方、東京のミサは、9月20日午前11時から受け付けが始まる。

その他の詳しい日程は発表されていないが、これまでの報道によると、教皇は23日午後に東京に到着。24日は朝から長崎と広島に向かい、被爆後再建された長崎の浦上天主堂や、4月にリニューアルオープンした広島平和記念資料館を訪問する。25日は東京に戻り、天皇や安倍晋三首相と会談、東京ドームでミサを行い、26日に離日する予定。

日本カトリック司教協議会会長の髙見三明・長崎大司教は、教皇の来日について「多くの方々の理解と協力がなければ実現できない、大きな出来事であると感じております。数ある国々の中で、キリスト信者が極めて少ない日本に来てくださることを感謝しつつ、少しでも有意義な訪日になるよう、一層気を引き締めて準備に務めてまいりたい」と語った。

髙見大司教によると、教皇が就任した翌年の2014年7月、当時の日本カトリック司教協議会会長であった岡田武夫大司教と、副会長であった髙見大司教が、招待状を持参してバチカンを訪問。その後も数回にわたって、来日を要請してきたという。

来日のテーマやロゴマークも決まった。テーマは「すべてのいのちを守るため〜PROTECT ALL LIFE」。これは、教皇が15年に発表した環境保護を主要テーマとした回勅『ラウダート・シ』に収録されている「被造物とともにささげるキリスト者の祈り」から取られている。

その祈りの中で教皇は、「わたしたち一人ひとりは、神の似姿としていのちを与えられ、すべての人とともに永遠の祖国を目指すよう導かれています。そしてこの世界も、神によって『人の住む所として形づくられ』(イザヤ45・18)、保たれています。ですから、『すべてのいのちを守るため』には、人間一人ひとりの尊厳はもちろんのこと、環境も大切にされなければなりません」と述べている。

教皇フランシスコ来日、日程が正式決定 特設サイトで東京・長崎のミサ参加申し込みを受け付け
教皇来日のロゴマーク。緑の炎は自然豊かな日本を、赤い炎は日本の教会の礎である殉教者を、水色の炎は全人類を子として抱く聖母マリアを表し、3つの炎で希望の福音を告げ知らせる使命を表現している。また太陽をイメージした赤い円は、分け隔てなく愛をもって、すべてのいのちを包み込むことを表現しており、来日テーマ「すべてのいのちを守るため」のメッセージを込めた。

日本を最初に訪れた教皇は、1981年に来日した先々代の教皇である故ヨハネ・パウロ2世(1920~2005)。今回の教皇来日は、それから38年ぶり2回目となる。ヨハネ・パウロ2世も来日時は、東京と被爆地である広島、長崎の計3都市を訪問しており、広島では全世界に向け「平和メッセージ」を発信した。髙見大司教は7月に発表した談話でこのことに触れ、教皇が「新たな平和メッセージを世界に向けて発信してくださるものと期待しています」と語っている。

来日する教皇フランシスコは、カトリック教会の266代目の教皇で、本名はホルヘ・マリオ・ベルゴリオ。1936年にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで生まれ、現在82歳。同国のイエズス会管区長、神学院長などを務めた後、ブエノスアイレス大司教となり、2013年にイエズス会士として、また中南米出身者として初めて教皇に選出された。

ローマ教皇フランシスコ来日特設サイト

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