Skip to main content
2025年7月12日22時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
世界自転車旅行記

イスラエル自転車旅行記(2) 木下滋雄

2014年7月17日17時28分 コラムニスト : 木下滋雄
  • ツイート
印刷
関連タグ:木下滋雄
イスラエル自転車旅行記(2) 木下滋雄+
ゲッセマネの園(写真:木下滋雄撮影)

翌日エルサレムへ戻り休養日として観光する。残念だったのはこの日は金曜日で、岩のドームは金土非公開で見損なってしまった。行き当たりばったりの旅が自分には合っているが、少しはちゃんと調べて行かないといけない。

しかしもっとも行きたかったのは十字架に掛かる前に祈られたゲッセマネの園で、他の由来の場所は実際にはそこかどうか分からないが、ここは当時から変わらないのだそうだ。ただ当時と違うのは観光客がいっぱいで、静かに祈る場所ではなくなっている。

その後再び死海に行くために折角上った1200メートルを降りて行く。苦労したのに下りはあっさりしたものだ。

死海は以前対岸のヨルダン側を走ったが水に入る事はしなかった。酷いアトピーのため普通の海に入るだけで身体が痛いからだが、水浴場を見ると水際にちゃんとシャワーがあるので入ってみた。本当に面白いほどよく浮く。

その日はマサダ要塞の麓へ。ところが一軒だけある宿は満室、野宿しかないが寝袋も何もない。幸い食料は十分に買えたし、昼は暑いが夜はしのぎやすい温度となり、昔よくやったような青天井野宿もまあ悪くない。ベッド位のコンクリートの塊の上で寝た。朝は早く起きて要塞に上り、死海の向こうから上る朝日を迎えた。

イスラエル自転車旅行記(2) 木下滋雄
死海(写真:木下滋雄撮影)

その後は死海南端まで南下して、一気に高原へと上り切ると緩やかな起伏のある高原となる。ガリラヤ湖の北から大地の帯が続いているのがよく分かる。

最終日はテルアビブまで見所もないためひたすら走る。翌朝は6時過ぎの便のため夜中に空港へ行けばよい。夕方海岸へ出てみたが曇っていて最後の日の夕焼けが見られなかったのは残念だった。

最近イスラエルとガザとの間で戦闘が再び激しくなり、最終日に走った辺りも空爆を受け、ガザでは多くの死者が出ている。いつでも安心して自転車で走れるような平和がこの地に訪れてほしいと祈る。

イスラエル自転車旅行記(2) 木下滋雄
ヴィアドロローサ(写真:木下滋雄撮影)

なぜ自転車か。歩きでは下りでも追い風でも同じように歩かなくてはならないが、自転車は勾配や風向きで身体の負担に雲泥の差があるから、うねる土地の様子や気象を自分の足を通して直に感じられる。そよ風の速さであるのも自分には合っている。自転車というツールを仲立ちにして人とのコミュニケーションもとり易い。そういう意味で自転車は自然や人をより感じられる手段だと思い、今回も自転車で走ったことでこの場所についての親しみが湧いてくる。

しかし同時に途中でも書いたが、場所が重要なのではなく主のなされた事実の方が大事だというのも改めて感じる。

実際イエス様が歩いたのはこういう場所だというその空気を感じて、聖書の記述の理解が深まったと思うが、聖霊様がいてくださるのだから、主のなされたことを感じるのは何処にいても変わらずできることでもあるとも思う。

■ イスラエル自転車旅行記:(1)(2)

<<前回へ     次回へ>>

◇

木下滋雄

木下滋雄

(きのした・しげお)

1964年横浜生まれ。フォト・サイクリスト。高校時代に自転車旅行と写真を開始し、30歳で五大陸走破を達成。これまでに60カ国延べ6万3千キロを走破している。現在はパラグライダーも楽しむ。ぺトラ建築設計一級建築士事務所主宰。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:木下滋雄
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 初めの愛に戻りなさい 佐々木満男

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(7月12日):アゼルバイジャンのために祈ろう

  • 第一のことを第一にする人生の祝福 菅野直基

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.