Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

「最も小さな教会」と「最も大きな教会」の交流から 宇都宮で第16回キリスト教一致共同祈り会

2018年2月8日17時44分
  • ツイート
印刷
関連タグ:キリスト教一致祈祷週間宮村武夫
「最も小さな教会」と「最も大きな教会」の交流から 宇都宮で第16回キリスト教一致共同祈り会+
今年で16回を数える「キリスト教一致共同祈り会」。カトリック、聖公会、プロテスタントの各教会から参加者が集まり、毎年この時期に開催している=1月20日、カトリック松が峰教会(宇都宮市)で(写真:坂本道子さん提供)

宇都宮市内の諸教会が毎年開催している「キリスト教一致共同祈り会」が1月20日、同市のカトリック松が峰教会(山口一彦神父)で開催された。同教会と、プロテスタントの宇都宮キリスト集会(宮村武夫牧師)の交流から生まれた超教派の祈り会で、今年で15周年(第16回)。世界中で行われる「キリスト教一致祈祷週間」(1月18日〜25日)に合わせ、毎年この時期に開催されている。今年は、ちょうど15年前に教会に導かれ、昨年、松が峰教会に赴任したばかりの山口神父が「救い」をテーマにメッセージを伝えた。

宇都宮キリスト集会は今から18年前、大学時代に宮村牧師に師事した坂本道子さんが、「ふたりでも三人でも、わたしの名によって集まる所には、わたしもその中にいるからです」(マタイ18:20)の御言葉を心に留め、自宅を開放して数人で始めた。宮村牧師は当時、沖縄の別の教会を牧会しており、説教を録音してもらったカセットテープを使い、少人数ながらも毎週の主日礼拝を守った。

一方、松が峰教会の前々任者であるフランス人のワレ・ジャン神父や、カトリックの友人との交流があった坂本さんは、自宅で食事会などのイベントを定期的に開いていた。そしてある時、ワレ神父から「この集まりはこれだけではもったいない。クリスチャンの集まりだから共同の祈り会を始めましょう」と提案を受けた。一瞬戸惑いを感じたが、神父の真剣な眼差しを見て賛同したという。

準備を進める中で、坂本さんは毎主日に聞いている宮村牧師のカセットテープを、祈り会のメッセージで用いることを提案した。ワレ神父は、沖縄にいる宮村牧師とは面識がなかったものの、カセットテープを聞くと快諾。日本キリスト宣教団峰町教会の協力も受け、カトリック、聖公会、プロテスタントの近隣の諸教会にも参加を呼び掛けた。

さまざまな準備をして臨んだ1回目の祈り会。バロック様式のパイプオルガンの美しい音色で始まり、司会者が「メッセージ、宮村武夫牧師」と言うと、坂本さんが前に進み出て、祭壇の端に置いた小さなテープレコーダーのスイッチを押した。「今思えば、よくぞこのような申し出ができたものだと思います」と振り返る。カセットテープによるメッセージはこの時だけだが、1回目からの参加者にとっては思い出の一コマだ。それ以降は、各教会の神父や牧師が持ち回りで生のメッセージを伝えている。

「最も小さな教会」と「最も大きな教会」の交流から 宇都宮で第15回キリスト教一致共同祈り会
「キリスト教一致共同祈り会」が行われたカトリック松が峰教会。国の登録有形文化財にも登録されている。(写真:同提供)

祈り会では16年間変わることなく、「教会一致のため」「世界平和のため」「特別な祈り」の3項目を、各教会の代表者が祈ってきた。また、祈り会の後に行う愛餐会も16年間変わることのない伝統だ。参加者が各自手作りの料理を持ち寄り、楽しい交わりのひとときを過ごす。

一方、この16年間で変化もあった。提案者であるワレ神父は2012年に帰天し、後任の御前(みさき)ザビエル神父は8年間祈り会を支えてきたが、昨年転任。また、祈り会のために会堂も開放してくれた日本聖公会宇都宮聖ヨハネ教会の小野寺達司祭も06年に転任した。しかし、今年は山口神父と共に昨年赴任したフィリピン人のネルソン・カバシシ神父と、カトリック日光教会を担当するインド人のデニス・フェルナンデス神父が初めて参加し、新たな赴任者との交流も生まれた。

栃木県で「最も小さな教会」だという宇都宮キリスト集会と、国の登録有形文化財にも登録されている「最も大きな教会」である松が峰教会の交流から生まれた祈り会。「まさに教派も言語も年代もすべての壁が取り払われ、それぞれの教会が一つになって祈る場です」と坂本さんは言う。

「最も小さな教会」と「最も大きな教会」の交流から 宇都宮で第15回キリスト教一致共同祈り会
参加者は教派、国籍、年代いずれもさまざま。(写真:同提供)

また、宇都宮キリスト集会のこれまでの歩みを振り返り、「やはり主の恵みの大きさに圧倒されます」と話す。

宇都宮キリスト集会を始めた当時、沖縄にいた宮村牧師はその後、関東に転居し、08年には協力牧師から正式に牧師として就任。就任式は、峰町教会の安食弘幸牧師が司式を務め、東京基督教大学(TCU)の当時の学長である倉沢正則氏も駆け付け、小さな集会所がいっぱいになった。

「主は欠けだらけの最も小さな群れにも目を留めてくださり、聖書に忠実に生きる群れとして成長させてくださるために、一度にではなく少しずつですが、あらゆる手段を用いて導いてくださいました。主がこれからどのようなご計画のもとに展開してくださるのか楽しみですが、すでに次なる展開の幕開けを感じつつ、敬愛する宮村牧師ご夫妻と、少数ですが精鋭な主にある兄弟姉妹と共に、次の15年に向ってゆっくりと歩みを進めています」

関連タグ:キリスト教一致祈祷週間宮村武夫
  • ツイート

関連記事

  • カト・プロ合同で「キリスト教一致祈祷週間」 日本でも各地で18日から

  • キリスト教一致祈祷週間とWCC創立70周年記念する礼拝、ジュネーブで

  • 牧師の小窓(113)高知市に見る諸教会の一致 福江等

  • この人に聞く(39)家族が一致して神様と共に歩む キム・セジュンさんと須貝真己子さん

  • 神学者ら250人が署名、宗教改革500年で「公同の信仰告白」を発表 プロテスタントの一致を模索

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • ワールドミッションレポート(6月11日):キリスト教信仰が最も急速に成長している国々

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月13日):カメルーンのクワクム族のために祈ろう

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.