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日々是ハレルヤ

日々是ハレルヤ(16)「クリスチャンバッジ」 横坂剛比古

2018年2月5日09時49分 コラムニスト : 横坂剛比古
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関連タグ:横坂剛比古

主の御名をあがめます。マロです。

週の始めの月曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか。来月に迫った引越に備えて部屋の掃除をしていましたら、中学の時に大好きだった「LUNA SEA」の缶バッジが出てきました。当時は意味もなくそれを身に着けてはうれしい気持ちになっていたなぁ、なんて思い出しつつ、BGMを「LUNA SEA」に変えました。楽しい気分で掃除ができました。さてさて今日はそんなバッジのお話。いつもどおり、ゆるゆる参ります。お付き合いくださいませ。

僕は普段は行政書士をしていますから、行政書士として出掛けるときはブレザーを着て、左胸に行政書士バッジをつけることにしています。また、所属しているビジネス団体の会員バッジも着けます。どちらも着用義務はありませんが、着けることで「国家資格を得ていること」「信用ある団体に所属していること」の2つを無言のままでお客様に示すことができますし、夜に立ち寄る飲み屋か何かでまったく知らない人に会ったときでも、「それは何のバッジですか?」と尋ねられれば、自然に仕事についてのお話をすることができます。時にはバッジを見ただけで、「あなたは行政書士なんですね?ちょうどよかった。実は今、親族が亡くなって相続に困っているのです」と、直接お仕事の依頼になることだってあるんです。とっても小さなものですけど、人脈を作る上でバッジって意外と便利なツールなんです。

もともと、「バッジ(badge)」というのは、「つけている人の所属・資格・職位・階級・経歴・功績などを図式などのデザインにより表す徽章(きしょう)」です。ニュースでは時々、議員の方が辞職することを「議員バッジを外す」と表現します。これは「その資格を失う、返上する」という意味になるわけです。この意味では結婚指輪もバッジの一種といえるかもしれません。いずれにしてもこのように、バッジはポジティブな意味で用いられることがほとんどです。「この人には前科があります」とか「借金があります」とか、そういうネガティブ情報を示すのにバッジが用いられることはありません。

最近では、東京都の職員の方や都議会や区議会の議員さん、都の仕事を多く請け負う士業の方なんかが、東京オリンピック・パラリンピックのバッジをつけていたりします。これは「オリンピック・パラリンピックを一緒に成功させましょう」という意思表示のバッジです。冒頭の「LUNA SEA」の缶バッジは、「僕は『LUNA SEA』のファンですよ。同じファンの方がいたら、良かったら話しかけてください。仲良くしましょう」という意思表示になります。

さてさて、ここまで少しも聖書や神様の話をしていません。大丈夫です。ここからが本題です。今日、僕が言いたいことは、「クリスチャンにもそんなバッジがあったら良いのに」ということです。行政書士バッジは「国家から資格を与えられ、広く国民の利便のために働く権利と義務を持つ者」であることの証明ですが、クリスチャンだって「神様から恵みを与えられて、人々に福音を伝える権利と義務を持つ者」です。世の中に数多のバッジはあれども、こんなポジティブ情報を示すバッジは他にはありません。本当なら、クリスチャンは神様からバッジを与えられて、それを胸にして誇らしく、人の前に出てしかるべきなのではないか、と思うのです。

実は僕が行政書士やビジネス団体のバッジをいつも身につけるようになったのは、ごく最近のことです。それまでは「わざわざ自分を偉く見せるようでおこがましい。なんとなく恥ずかしい」と思ってつけなかったのです。さてこれをお読みのクリスチャンの方、もし神様から「クリスチャンバッジ」をもらったとして、これをいつも左胸に着けることができますか? 「おこがましい」とか「恥ずかしい」とか思わずに、どこに行くときでもつけることができますか?

たぶん、多くの方が「いつでもどこでもというのはちょっと・・・」と感じるのではないかと思います。「日曜日に教会に行くときだけはつけようかな」とか思ってしまうのではないかと思います。僕も最近まで行政書士バッジは行政書士の会合に出るときだけ、ビジネス団体のバッジはその団体の会合に出るときだけつけていました。「LUNA SEA」のバッジだって、「LUNA SEA」のライブに行くときだけつける、という人が当時も多かったように思います。「クリスチャンバッジ」も同じように「いつでもどこでも」は難しいかもしれません。でも僕は少しでも多くの時間、多くの場所でそれをつけていたいな、と近頃は思うようになりました。行政書士バッジやビジネス団体のバッジを身につける時間と場所を増やしたら、人脈拡大に有効なツールになってくれたのと同じように、「クリスチャンバッジ」も身につける時間と場所を増やしていけば、福音を伝える有効なツールになってくれるんだと思います。

多くの学校の制服には校章のバッジがついていると思います。ですから学校に行くときは多くの方がこれをつけていたはずです。でも制服を脱いで私服に着替えたらバッジはつけませんよね。しかし、もし中学や高校時代の生徒手帳を今も持っている方がいましたら、よく校則を読み返してみてください。「校章は外出するときはできる限り着用すること」のような決まりがありませんか?

幸か不幸か、私たちは実際に「クリスチャンバッジ」を与えられてはいませんが、神様が私たちクリスチャンに求めていることは、この校則と同じではないでしょうか。つまり「クリスチャンバッジ」を神様がくれたとしたら、それはいついかなる時でもできる限り着用すべきものだということです。

「職場ではクリスチャンであることを隠しておこう」「学校ではクリスチャンだと知られたくない」と思ってしまうことって、ありませんか。無理もないと思います。だって正直、恥ずかしいですし、ちょっと勇気のいることですよね、「私はクリスチャンです」って公言するのは。バッジをつけるというのは自分の身分を公言して歩くのと同じですから、ずっとつけろと言われたらちょっと気が引けますよね。

でも、ちょっと勇気を出して「心のクリスチャンバッジ」を着けるようにすれば、自然に神様の話をできるかも知れませんし、聖書に興味のある方が向こうから話しかけてくださるかもしれません。世のバッジが人同士のネットワークを作るのに有効なツールであるのと同じように、「心のクリスチャンバッジ」は福音のネットワークを作るのに有効なツールです。

「心のクリスチャンバッジ」つけてみませんか?

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◇

横坂剛比古

横坂剛比古

(よこさか・たけひこ)

1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科卒、バークリー音大CWP卒。作曲家、ベーシスト、行政書士、コラムニスト、WEBディレクターなどなど、神様の導くままに生きていたらムカデのように何足ものワラジを履くようになってしまったクリスチャン。上馬キリスト教会ツイッター「中の人・まじめ担当」。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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