Skip to main content
2025年7月15日21時54分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米国のキリスト教信仰、実は右肩上がり? ハーバード大などの研究が指摘

2018年1月29日23時45分 翻訳者 : 山本正浩
  • ツイート
印刷
関連タグ:アメリカ
米国のキリスト教信仰、実は右肩上がり? ハーバード大などの研究が指摘+
米ニューヨークのブロードウェイとウォール街の交差点にあるトリニティー教会(写真:Mith Huang)

米国のキリスト教人口は減少しているとする見方が支配的だが、ハーバード大学などの最新の研究によると、キリスト教信仰自体は実際は強まっているという。

昨年末に発表された「米国の宗教における持続的かつ例外的強度:近年の研究への応答」(英語)と題する研究は、米国は他の先進国と同様、かつての活発な宗教的信仰を失ったとする「世俗主義論」を検証している。この研究に携わったインディアナ大学のランドン・シュナベールと、ハーバード大学のショーン・ボックの両氏によると、米国人クリスチャンの真剣さと信仰の実践度合は他の先進国に比べて高く、米国民の信仰自体は減退していないという。

米オンライン誌「ザ・フェデラリスト」(英語)は22日、同研究について伝え、プロテスタント主流派(米国の場合、社会派やリベラルを指す)の教会が急速に減退しているのは明らかだが、米国民が信仰を捨てているということはなく、多くはより福音的な教会に行くようになっていると指摘する。

「この変化のおかげで、主流派と流れを異にする教会が軒並み堅調を維持しています。この種のデータが収集されるようになって以来、その傾向は続いています。ある意味でそういった教会は成長しているのです。今回の研究で判明したのは、そういうことです」

過去50年間、毎日祈り、週に1回以上教会の集会に出席し、聖書の信頼性を信じ、生活の中で信仰を実践する米国人の割合は安定しており、今に至るまで明らかに存続している。米国では約3人に1人が毎日複数回祈っている一方、他の先進国の場合、平均して15人に1人だけであるという点に、信仰におけるコントラストが著しく表れている。

米国人の3人に1人は聖書を神の言葉だと信じる一方、他の先進国では平均して10分の1以下にとどまっている。週に1回以上礼拝に出席している人の割合で見ると、1位の米国は2位のスペインの2倍で、先進国の平均値の3倍となる。

また、他の世論調査団体も、近年の言説に反し米国のキリスト教が縮小していないとする見解を報告している。米ピュー研究所の2015年の発表では、超教派の福音派教会が大きく成長している。また、黒人のプロテスタント教会もほぼ安定しており、教勢に上昇傾向さえ見られる。

メディアの関心が強く寄せられているのは、特に1980年代から2000年前後に生まれた若者(ミレニアル世代)だ。この世代は極めて高い割合で教会離れが進んでいるといわれている。しかし、これについても慎重な分析が求められる。

同研究所によると、信仰から離れた若者のうち、幼少時代は強い信仰を持っていたと回答したのは11パーセントにとどまったのに対し、89パーセントは信仰や信仰の実践が弱い家庭の出身だと答えた。

シュナベール、ボック両氏の研究は、バイオラ大学のJ・ゴードン・メルトン教授(米国宗教史)が2015年に発表した見解とも一致している。メルトン氏は同年11月に首都ワシントンで行われたパネルディスカッション(英語)で、次のように述べている。

「一部の教会では過去65年の間、会員数が減少していますが、それと同時に何百もの新しい教団・教派が創設されています。またこの間、人口増加は2倍余りだった一方、教会の会員数は4倍以上に増えています。会員数の増加は依然として上向きです」

こうした宗教観に関する世論調査で注目される回答に「該当なし」がある。つまり、特定の宗教を持たない人たちである。メルトン氏によると、こうした人たちをすべて非宗教者と見なすのは間違いだという。

「それ(非宗教者)には当てはまりません。確かに、『該当なし』の中には無神論者や非宗教者が大勢含まれます。しかし、霊的ではあっても宗教のカテゴリーに分類されない人たちも大勢いるのです。『該当なし』の最大のグループは、キリスト教が宗教ではないと考えている人たちです」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:アメリカ
  • ツイート

関連記事

  • 神学書を読む(21)森本あんり著『宗教国家アメリカのふしぎな論理』

  • どのように、また何のために祈っているのか 米国で千人以上対象に調査

  • 米国人クリスチャンの多くに「非聖書的世界観」の影響、調査機関が報告

  • 字義通りの聖書解釈を教える教会がより成長 調査研究「神学の重要性」

  • 米国の宗教は120兆円規模の価値 米団体が調査研究発表

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 福音派の著名講解説教者、ジョン・マッカーサー牧師死去 86歳

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 吉松繁・日本基督教団隠退教師死去、92歳

  • 第一のことを第一にする人生の祝福 菅野直基

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(235)聖書と考える「放送局占拠」

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 吉松繁・日本基督教団隠退教師死去、92歳

  • 栄光の富で必要を満たされる神 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 米フラー神学校、平和構築センター新設 教会・社会双方に和解もたらす指導者を育成

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

編集部のおすすめ

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.