Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 全般

説教者に変えられた元奴隷商人 「アメイジング・グレイス」の作者、ジョン・ニュートンの7つの言葉

2017年7月31日00時20分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ジョン・ニュートンイギリス奴隷制度
説教者に変えられた元奴隷商人 「アメイジング・グレイス」の作者、ジョン・ニュートンの7つの言葉+
ジョン・ニュートンの肖像画

去る7月24日は、奴隷商人から賛美歌作家、説教者に変えられた人、ジョン・ニュートン(1725〜1807)の誕生日だった。ニュートンは、多くの人々に愛されている賛美歌「アメイジング・グレイス」の作者として広く知られている。

「驚くばかりの 恵みなりき この身の汚れを 知れる我(われ)に」(新聖歌233)。教会に行ったことがない人も、どこかで耳にしたことがあるであろうこの歌詞を、ニュートンは1779年に発表した(作詞したのは1772年)。「アメイジング・グレイス」は、今日も教団教派を超えて歌い継がれている定番の賛美歌となっている。この歌は深く自伝的な響きを持ち、ニュートン自身の劇的な回心の経験がその根底に流れている。

ニュートンは1725年、貿易船の船長の息子としてロンドンで生まれた。母は熱心なクリスチャンだったが、ニュートンが7歳になる前に病死する。ニュートンは11歳で父と共に船に乗るようになり、さまざまな経緯を経て奴隷貿易に携わるようになった。その頃のニュートンの評判は、反抗的で、罰当たり、不親切というものだった。

しかし、ニュートンが22歳の時に転機が訪れた。1748年5月10日、激しい嵐が船を襲い、転覆の危機にあった船中でニュートンは神の慈悲を求めて必死に祈った。船は奇跡的に嵐を免れ、この経験がニュートンの回心の「始まり」となった。1754〜55年の間に、ニュートンは奴隷貿易をやめ、その代わりに神学を学び始める。そして1764年、ついに英国国教会の牧師になった。

ニュートンは、黒人たちをまるで家畜のように扱う奴隷貿易を直ちにやめるわけではないが、最終的には過去の生き方と決別し、その罪を悔い改め、奴隷貿易に反対した政治家、ウィリアム・ウィルバーフォースと共に奴隷貿易廃止運動を活発に推進した。ニュートンは奴隷がひどい扱いを受けていることを正直に語り、1807年3月、英国はついに奴隷貿易を禁止する。そして同年12月、82歳で地上での生涯を終える。

ニュートンは多くの作品を残した賛美歌作家であり、詩人ウィリアム・クーパーとの共作『オウルニィの讃美歌集』(1779年)は、英国国教会で影響力のある歌集となった。晩年、失明に苦しむが、「アメイジング・グレイス」で述べられているように、彼の心の目はそれまで以上にはっきりと見えるようになったのである。

ニュートンが残した言葉の中から、洞察に満ちた以下の7つの言葉を紹介する。

1. 私は、自分がなるべき状態にはなく、自分がなりたい状態でもなく、天国でそうなるようにと望んでいる状態でもない。しかしそれでもなお、私はかつての自分ではない。そして神の恵みによって、私は今の自分であるのだ。

2. 私たちの前にある栄光に満ちた希望を、喜びを持って思いはせることは、地上での短い生涯を改善するよう、私たちを支え、奮い立たせる。そして主の恵みを賛美し、栄光が主に帰されるために、この邪悪な世にあって光として輝く聖なる志で私たちを満たす。主は、私たちを暗闇からご自身の栄光に満ちた光の中へと召し出してくださったのである。

3. 人が裁判で勝ち、敵を黙らせたとしても、それと同時に、主がお喜びになり、主の臨在が約束されている謙遜で優しい霊の炎を失うなら、それは何の益となろうか。

4. 真に謙遜な者は、容易に怒ったり、他人をけなしたり、批判したりすることはない。彼は罪人である仲間の弱さに同情し、優しい態度を取るだろう。彼は違いがあるなら、それは恵みのみによることを知っている。彼は自分の心にはあらゆる悪の種があると分かっている。そしてすべての試練と苦悩の下で、彼は主の御手に目を向け、自分の口をちりに付ける。彼は、自分の不義によって当然受ける苦しみよりも、はるかに少ない苦しみしか与えられていないことに感謝する。

5. 真夏の太陽は輝くが、やがて薄暗い日が来る。野原は、緑豊かに見えるよう無駄な努力をする。しかし私が主にあって幸福を感じるとき、12月は5月と同じぐらいに喜びに満ちている。

6. 心配のすべてが、私たちのために血を流してくださったお方の御手の中にあると知ることは、言葉に表せないほどに素晴らしい。

7. 多くの危険、労苦、わなを通って、私はすでにここまで来た。ここまで私を安全に導いてくださったのは恵みです。そしてこの恵みは、私を天のわが家まで導いてくださるでしょう。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ジョン・ニュートンイギリス奴隷制度
  • ツイート

関連記事

  • ジョン・ウェスレー:信仰、伝道、神を第一にすることに関する10の言葉

  • 米ジョージタウン大学、奴隷制度に加担した歴史を謝罪へ

  • 英国で「現代の奴隷制」の被害者急増、救世軍が報告

  • 現代の奴隷制度撲滅へ 諸宗教指導者が共同宣言

  • カトリックとプロテスタント各派が心を1つに賛美する日本最大規模のエキュメニカルな集会 第33回教会音楽祭開催

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.