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サドルバック教会の青年スタッフ、少年2人に対する性的虐待容疑で逮捕

2017年6月7日17時10分 翻訳者 : 山本正浩
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関連タグ:サドルバック教会性暴力・性虐待児童虐待
サドルバック教会の青年スタッフ、少年2人に対する性的虐待容疑で逮捕+
南部バプテスト連盟(SBC)の年次総会で講演するサドルバック教会のリック・ウォレン牧師=2014年6月9日、メリーランド州ボルチモアで(写真:クリスチャンポスト / Sony Hong)

10代の少年2人に性的虐待を行った容疑で、教会の青年スタッフが逮捕されたことで、サドルバック教会(米カリフォルニア州)が揺れている。逮捕されたのは、ルーベン・ミューレンバーグ容疑者(32)。14歳の男子中学生2人に対する5回のわいせつ行為で5月30日に起訴された。性的虐待は昨年5月から1年にわたって、教会の敷地内外で行われたとされている。性的虐待が始まった当初、被害に遭った少年らは13歳だった。同教会は、ミューレンバーグ容疑者は有給職員ではなくボランティアだと説明しているが、疑問視する声も出ている。

米国最大の教会の1つで、ベストセラー作家でもあるリック・ウォレン牧師(63)が牧会するサドルバック教会は同26日、「衝撃を受け悲しんでいる」とする声明(英語)を発表した。声明によると、ミューレンバーグ容疑者の不適切な行為を知った教会職員が、同州オレンジ郡保安局に直ちに通報し、翌日に逮捕されたという。声明では、ミューレンバーグ容疑者について「学生ミニストリーのボランティア」だったと説明している。

しかし、キリスト教出版社「ライトハウス・トレイルズ」はブログに、ミューレンバーグ容疑者の立場が「ボランティア」であることを疑問視する記事を掲載した。ライトハウス・トレイルズは29日のブログ記事(英語)で、サドルバック教会とウォレン牧師の広報を担当するA・ラリー・ロス・コミュニケーションズ(ALRC)社によって書かれた2014年9月の記事(英語)を取り上げ、記事ではミューレンバーグ容疑者と双子の兄弟エフライムさんは同教会でビデオゲーム関連の「職員をしていた」とあると指摘している。

ミューレンバーグ容疑者の過去と現在の立場を明確にするため、クリスチャンポストはALRC社に連絡をとり、30日に以下の回答を電子メールで受け取った。

「私どもがサドルバック教会の職員らに確認したところ、(ミューレンバーグ容疑者が)学生ミニストリーのボランティアであるとする2017年5月26日の声明が正確であることが判明しました」

ALRC社は、ミューレンバーグ容疑者がボランティアであることは確認したものの、サドルバック教会による現在の記述と、14年の記事が矛盾する点については説明しなかった。

サドルバック教会は声明で、学生や子ども部門で働くボランティアに対して教会が定めている「厳正な手続き」についても説明している。

「サドルバック教会が、数千人のボランティアによる数千時間の奉仕によって成り立っていることは、皆さんご存じです。学生および子ども部門でボランティアを務める方々に関して、当教会が数十年にわたって極めて厳格な条件と手続きを定めてきたことは、ほとんどの皆さんがご存じです」

これらの手続きには、指紋採取、身元調査、個人面談が含まれており、同教会によると、ミューレンバーグ容疑者には逮捕歴や犯罪歴はなかったという。

ライトハウス・トレイルズのブログ記事には他の疑問も挙げられており、ミューレンバーグ容疑者の両親や、サドルバック教会における両親の立場に関するものもある。過去の幾つかの記事では、父親のアブラハム氏は同教会の牧師だと書かれているという。

地元紙「オレンジ・レジスター」の12年3月の記事(英語)では、アブラハム氏は「サドルバック教会の牧師で他宗教伝道の責任者」と書かれている。またWNDドットコムの13年10月の記事(記事)でも、同氏は「サドルバック教会の他宗教伝道の牧師」だと書かれている。

サドルバック教会は、教会におけるアブラハム氏の現在の立場については明確にしていない。

ライトハウス・トレイルズは、ミューレンバーグ容疑者の母親マリエケさんもサドルバック教会の職員であるようだとしている。マリエケさんのリンクトインのページ(英語)には、「プロジェクト・マネージャー」と紹介されており、以前の立場は「牧師執務室のボランティア・コーディネーター」とある。

ウォレン牧師はこの事件についてコメントしていないが、14年9月には、旧約聖書のダビデに関するテレビゲームを作成したミューレンバーグ兄弟の働きを称賛している。

ウォレン牧師は当時、兄弟のプロジェクトは「家族にもゲーム愛好家にも適した画期的な作品です。『ザ・ゲーム・バイブル』は、聖書の物話を体験できる素晴らしい手段です」と述べている。

またミューレンバーグ容疑者は、「ザ・ゲーム・バイブル」の背景となった概念の1つは、「聖書通りでありながら高い娯楽性があり、しかも聖書の内容を割り引いたり、何かを付け加えたりしないゲーム」を求める家庭に役立てることだったと述べていた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:サドルバック教会性暴力・性虐待児童虐待
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