Skip to main content
2025年8月20日11時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
同性愛・LGBTQ

英国国教会の主教ら、同性カップルに「最大限の自由」 同性婚は容認せず

2017年2月3日20時12分 翻訳者 : 野田欣一
  • ツイート
印刷
関連タグ:英国国教会同性愛結婚LGBTQ
英国国教会、同性愛聖職者の独身要件を廃止か 2月に総会+
(写真:英国国教会)

英国国教会の主教らは、長い間議論を重ねた結果として、同性愛者の教会内での結婚、および聖職者の同性婚を禁止する現行の規則を変更するという「提案は存在しない」と発表。結婚は1人の男性と1人の女性によるもので、同性婚を容認しない立場を示した。一方で、現行の規則と教えの範囲内で、同性カップルに対して「最大限の自由」を与えるとし、同性カップルのために公式に礼拝をする可能性を示唆した。

同教会の主教らは、同性婚をめぐる隔たりや意見の違いを修復しようと、私的な議論を2年以上にわたって行ってきた。こうした議論の結果として1月27日、同教会の主教会は19ページに及ぶ報告書(英語)を発表。「レズビアンとゲイの人たちを歓迎し支援する新しい傾向と文化」を提示した。

同性婚をめぐっては、完璧な容認は不可能であるとしても、パートナー関係にある同性カップルに対し、公式的に「祝福」を与えたいと考えている人々もいる。この報告書は、2月13日から始まる同教会の総会で議論される予定だが、性的少数者(LGBT)を擁護する側からは、現行規則を変更しないという主教らの勧告に対して、激しい怒りが噴出するものとみられる。主教らは、同性婚を擁護することになる「祝福」を認めていない。

しかし主教らは、同性カップルに対しても適応可能な結婚と交際についての新しい教えを示すことを約束している。報告書は、この新しい教えによって、レズビアンやゲイの人々が、同教会での教会生活の中で居場所を見いだすことができるようになるだろうとしている。しかし、新しい教えが具体的にどのようなものになるかは示されていない。

同教会の聖職者が、同性カップルを正式に受け入れ、祈祷や礼拝を行えるかどうかに関しても、現行の規則は不透明であることを主教らは認めている。今後、「同性カップルに対する適切な牧会規則」のための手引書を出版する予定だとしているが、詳細は分かっていない。

イングランド東部ノーフォーク州のノリッチ主教グレアム・ジェームズによると、主教らは、同教会が同性カップルに何を提供できるかについては「さらに十分に吟味する」としている。

報告書は、この新しい手引書が「注意深く境界線を引く」ことになり、やっていいことと、やってはいけないことをはっきりさせることになる、と記している。一方でジェームズ主教は、同教会にいる同性愛のクリスチャンにとっては、「挑戦的で困難な読み物」になることを認めた。

「教義の変更はあり得ないというのが教義だ、というのが(主教らの)提案ですが、これは牧会的な実践です。われわれが人々をどのように扱うか、ということが最も大事なことなのです」とジェームズ主教は語った。

主教らは、同性愛の聖職者に性行為の有無を尋ねる質問の仕方を改善することについても述べている。現行の規則では、性的少数者の叙任候補者が、たとえ長期間にわたってパートナー関係にあったとしても、独身を貫くと宣言しなければならない。一方、異性愛者の場合は同様の質問をされることはない。

ジェームズ主教は、現行の規則について「十分な効果があるとはいえない」と認める。報告書は、性行為についての質問は同性愛者であれ、異性愛者であれ平等に適用すべきだとしている。また、セクシャリティーに焦点を絞る現行の方針は、「牧会上役に立たない」というチェックボックスにマークを付けるものだ、とも書かれている。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:英国国教会同性愛結婚LGBTQ
  • ツイート

関連記事

  • 英国国教会、同性愛聖職者の独身要件を廃止か 2月に総会

  • 英国国教会の大主教、宗教改革500年で共同声明 悔い改めと「大きな祝福」への感謝を表明

  • 英国国教会、一部教会で日曜礼拝を実施できず 教会法の見直しへ

  • 英国国教会の男性主教が同性愛をカミングアウト 同教会の主教で初

  • 同性愛者に対して教会は謝罪すべき 教皇

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • ワールドミッションレポート(8月20日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(3)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • ワールドミッションレポート(8月17日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(1)

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.