聖書をメガネに 裁判の経過・判決を伝える裁判記事執筆について・その3 聖書の励ましを受けつつ 宮村武夫

2016年9月17日22時50分 執筆者 : 宮村武夫 印刷
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確かに制約に直面しています。その現実の中で分をわきまえ、裁判記事の執筆も聖書をメガネに、そうです、聖書の励ましを受けつつ進めています。

旧約聖書において明示している裁判の基本は、「裁きは神のもの」です。申命記1:17「さばきをするとき、人をかたよって見てはならない。身分の低い人にも高い人にもみな、同じように聞かなければならない。人を恐れてはならない。さばきは神のものである」と明確です。

新約聖書においても同じです。「裁きは神」と、実際の裁判の現実を貫き、また全ての上にある神の正義に目を注ぎ続けて生きた実例を、パウロの生涯の実践と宣言に見ます。Ⅱテモテ4:8「今からは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。かの日には、正しい審判者である主が、それを私に授けてくださるのです。私だけでなく、主の現れを慕っている者には、だれにでも授けてくださるのです」

どのような権力者も、真の義なる審判者の裁きの下にある。この事実の故に、裁く者が同時に裁かれる者であると、あらゆる不当な裁きに対する確かな批判の基盤を教えられます。

また、どのような絶望的な状況にあっても、この混乱の中にさえ、神の正義の事実を認め続けていく勇気を与えられます。

素朴であっても、こうした基本的な批判と励ましに支えられ、与えられた状況の中で裁判記事をも取材し、掲載する覚悟です。

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宮村武夫

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京深川生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部(組織神学)修了。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。クリスチャントゥデイ編集長兼論説主幹。

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