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FINE ROAD

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道

2016年7月5日13時12分 コラムニスト : 西村晴道
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関連タグ:西村晴道イタリア

サンジョヴァンニ・ロトンド San Giovannni Rotondo
ピオ神父巡礼教会 Chiesa di Padre Pio
訪問 2016年5月19日(木)
設計 レンツォ・ピアノ Renzo Piano(イタリア、ジェノヴァ出身の著名な建築家)
完成 2004年

教会内に遺体が安置され、世界中から巡礼者が集うピオ神父(1887~1968)は、1887年に南イタリアの小さな農村ピエトレルチーナに生まれ、カプチン会の修道士、司祭となる。聖痕や病気の癒やしで有名である。1968年サンジョヴァンニ・ロトンドで81歳にて帰天。ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世によって1999年に列福され、2002年に列聖された。

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道

ローマからサンジョヴァンニ・ロトンドへは391キロ。朝7時過ぎにバスに乗り、まずは朝の祈りが始まる。キム神父様のさわやかな美声が「いつもほがらかに、健やかに」とマイクから流れ、お告げの祈り、今日の福音、慈しみの特別聖年の祈りに続いて、「ロザリオを唱えましょう」で主の祈り、アヴェマリアの祈り、栄唱、ファティマの祈り、「あめのきさき」を歌い、ロザリオの珠を繰りながら一回りすると50回で「一環」。

皆で声をそろえて朝1時間のお祈り、短い昼の祈り、夕方6時の祈りも1時間、これをバスの中で毎日続ける巡礼の旅だった。

訪れた各地の歴史ある聖堂(ローマのジェス教会、ピオ神父の古教会、アッシジ修道院聖堂、フィレンチェのサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂、ルルドのサクレクール教会)では、5人の神父様と現地の神父様による大司祭団のミサにあずかることができた。

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
ピオ神父の建てた病院
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
ピオ神父の遺体
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道

青い屋根は、建築家レンツォ・ピアノ設計のピオ神父巡礼教会。その向こうに病院が見える。レンツォ・ピアノは「ポンピドーセンター」「関西国際空港」などを設計、プリツカー賞受賞。

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道

斬新な形状の屋根を持つ教会は、ゆるやかな山の景色と調和し、地下にも聖堂がある。サンジョヴァンニ・ロトンドは、ガルガーノ半島のなだらかな山の連なる地形で気候も良く、病弱なピオ神父はこの地に住みたいと思ったという。オリーブの木々はゲッセマネの園のようだ。

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
屋外での礼拝用聖壇 美しいステンドグラスの壁面

建築費のほぼ全額を巡礼者の寄付でまかなった教会は、内部6千平方メートル、7千人収容。イタリア国内でも大規模な教会の1つ。

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
十字架とベル
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
1階聖堂 大小のアーチを組み合わせたデザインは聖霊降臨のイメージに見えた
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
聖壇
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
説教台
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
司祭席
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
聖卓

ピオ神父が眠る地下聖堂

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
天井も壁も金モザイク
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
壁モザイク画 聖壇を囲む会衆席
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
ピオ神父の遺体を見る巡礼者
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
ピオ神父の遺体
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
聖卓

十字架の道行き

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道

ピオ神父が信仰生活を営んだ教会堂

FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道
左側の白い建物は古教会 右側は新教会(1959年竣工)
FINE ROAD―世界の教会堂を訪ねて(26)イタリア巡礼とルルドへの旅② 西村晴道

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◇

西村晴道

西村晴道

(にしむら・はるみち)

1948年、靜岡県生まれ。一級建築士。法政大学工学部建築学科卒。住友建設株式会社入社・退職し、米ソービック建築設計事務所短期留学を経て、84年に西村建築設計事務所開設。ルーテル学院大学第10回リード賞(キリスト教芸術分野)受賞。日本福音ルーテル教会員。著書に『FINE ROAD―世界のモダンな教会堂をたずねて』。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:西村晴道イタリア
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