教会に通ってない人の約半数が信仰について語ることにはオープン 米調査

2016年7月4日06時36分 印刷
+教会に通ってない人の約半数が信仰について語ることにはオープン 米調査
「もし今日死ぬようなことがあっても、必ず天国に行くと思っているか?」ということをどの程度考えているかという質問では、43パーセントが「そのようなことは考えたことがない」と答え、8パーセントが1年に1度、11パーセントが1カ月に1度、8パーセントが1週間に1度、10パーセントが毎日と答え、20パーセントが天国に行けるかどか分からないと回答した。(図:ライフウェイ)

米国の世論調査会社ライフウェイの調査によると、教会に通っていない米国人の約3分の1は、友人に誘われれば礼拝に行くとしており、一方、ほとんどの米国人は死後に何が起こるかについては考えていないという。

教会に通っていない2千人を対象にしたこの調査は、ビリー・グラハム伝道センターとライフウェイが共同で実施した。

この調査によると、教会に行かなくても半数の人が自身はクリスチャンだと考えており、主に組織化された宗教に無関心であることが分かった。ライフウェイの取締役であるスコット・マッコーネル氏は、「教会に通っていない米国人は信仰を敵視していない。彼らは単に教会が自分のためのものだと考えないのです」と話している。

しかし、こうした人たちは宗教を論じることには開かれた態度を持っている。ほぼ半数(47パーセント)の人たちは、宗教に関する議論があれば、そのテーマに関して自由に話すだろうとしており、約3分の1(31パーセント)の人たちは、応答はしないが話は聞くとしている。そして、11パーセントの人たちが、議論のテーマを変えるとしている。

クリスチャンは、反感を引き起こすことを恐れることなく、自身の信仰について自由に語っていいと感じるべきだ、ということをこの調査が示していると、マッコーネル氏は言う。「教会に通っていない人たちが、信仰について話すクリスチャンによって困ることはないのです。もし信仰があなたにとって大切なものであるなら、その時、あなたの友人たちは、その信仰について聞くことに関心を持つはずです」

一方、教会に行かない人たちは、礼拝には関心を持っていないが、より一般的なイベントには出席する可能性がある。コンサートやスポーツプログラムも人気だが、約3分の2の人々は、地域の安全というテーマであれば教会主催の集会でも出席するとしており、半数は地域のボランティア活動には参加するとしている。

伝道とリーダーシップが専門のリック・リチャードソン教授(米ホイートン大学)は、「地域の安全に対する関心と、恵まれない人々を助けたいという願いは、教会に通っていない人たちが教会との関係を持つための、一番大きく、潜在的なきっかけになるといえそうです。このような類いのイベントに、教会に通っていない人たちを誘えば、多くの人たちは出席すると言うことでしょう」

一方、この調査が明らかにした人々の死後への関心の欠如は、伝統的な伝道の方法が有効ではないことを示している。多くのクリスチャンが伝道する際、「もし今夜あなたが死んだら、あなたは天国に行きますか?」というような質問をするように教えられたと、マッコーネル氏は言う。

「もしクリスチャンであることの恩恵が天国に行けることだけであるなら、教会に行かない人たちの大半はそんなことを気にもしないことでしょう。このような質問が、信仰について語るただ1つの方法だなんてありえないことです」

マッコーネル氏は、代わりの方法として、神との個人的な関係が日々の生活にどんなに素晴らしい影響を与えているかについて話すことを提案している。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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