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闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(8)佐伯玲子

2016年6月6日17時53分 コラムニスト : 佐伯玲子
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関連タグ:佐伯玲子

小、中、高と成長するに従い、私の「芸能」への関心はますます高まり続け、あるブームをきっかけに、一気に燃え上がりました!! それは、空前の大ヒットを飛ばした、少女コミック「ベルサイユのばら」を上演し、一大ブームを巻き起こした、宝塚歌劇団の存在でした。

私は、小学5年生の時に、地元名古屋の中日劇場で「ベルサイユのばら」花組公演を観劇し、一気にヅカファンに! 男役スターさんが演じる、劇画マンガさながらの、現実離れした美しい男装の麗人に、乙女心はキューンとときめきました。

しかし、見るだけに留まらないのが私。「タカラジェンヌになる!」と宣言するや、即クラシックバレエを開始。もちろん、宝塚を見に、兵庫県宝塚市まで何度も出向きました。

NHKで舞台中継があるときは、当時ビデオデッキが無かったので、せめて声だけでも・・・と、カセットレコーダーをスタンバイ。出入力コードの存在を知る前は、マイクをテレビに向け、物音を立てず、家族にはしゃべらないでと言い聞かせ、少しでもきれいに録音しようと必死でした(笑)。

でも、そういう時に限って、大きな声で隣のおばちゃんが回覧板を持って来て台無しになったものです(笑)。さらに、電波の関係でほぼ砂嵐映像の三重テレビ「OH!タカラヅカ」を、これまた目を凝らしながら、頑張って見ておりました。

そんな私がファンになった当時のトップスターは、安奈淳さん(花組)、榛名由梨さん(月組)、汀夏子さん(雪組)、鳳蘭さん(星組)の“ビック4”全盛期。公演後、出待ちはもちろん、いろんなイベントにも参加するほどの熱の上げようでした。

とはいうものの、テニスのスポ根アニメ「エースをねらえ!」に感化され、中学3年間は、テニス少女と化した私。そのため、バレエも辞めざるを得なくなり、舞台もほとんど見に行けなくなって、少し熱が冷めかけていました。

が、高校で演劇部に入部し、少し時間に余裕ができた私は、地元の文化会館に来た宝塚歌劇を久々観劇! 再び「タカラジェンヌ」になりたい気持ちに火が付き、今度こそ!・・・と本格的に受験に燃え、高3の春に挑戦。そして、撃沈!

勢いはあっても、付け焼き刃の準備では、土台無謀な挑戦というもの。しかも、当時の体重は85キロ!! 願書には10キロサバ読んで記入したのですが、よくよく考えれば、それでも75キロとかなりのヘビー級(笑)。

おまけにニュースで、「今年の宝塚受験、36倍と狭き門にもかかわらず、なんと!75キロの女の子も受けに来た!」と報道される始末。己の甘さと、芸道の厳しさを痛感し大反省。そこから1年かけて、22キロダイエットし、声楽とダンスもしっかり習い、高校卒業した春、再挑戦したのですが、力及ばず、夢破れ、「レ・ミゼラブル」!

宝塚は、中卒~高卒までの4回しか受験できないため、私のタカラジェンヌへの夢は、完全に絶たれたのでした。失意のドン底の中、保険で推薦合格していた美術短大に入学。約1カ月間は、魂の抜け殻状態でしたが、楽しい友達や先生との触れ合い、ものを造り出す喜びが、徐々に本来の「コメディエンヌ」としての私を復活させてくれました。

高校、短大、宝塚と、受験を経験いたしましたが、受験というと、必ず行っていたのが合格祈願のお詣りです。そして、絵馬を書き、お守りを購入するのがお決まりコース。特に、近くには、合格祈願といえばココ!という有名な稲荷神社があり、友達や家族と一緒に受験前には必ず行ったものです。

今なら、これらが偶像崇拝で、十戒第2戒「あなたには、わたしのほかに、ほかの神々があってはならない。あなたは、自分のために、偶像を造ってはならない。上の天にあるものでも、下の地にあるものでも、地の下の水の中にあるものでも、どんな形をも造ってはならない。それらを拝んではならない。それらに仕えてはならない。あなたの神、主であるわたしは、ねたむ神、わたしを憎む者には、父の咎を子に報い、三代、四代にまで及ぼし、わたしを愛し、わたしの命令を守る者には、恵みを千代にまで施すからである」(出エジプト20:3~6)と分かっているのでいたしません。

私たちの生活の中で、当たり前のように行っている行為の中には、とてもたくさんの非聖書的なものが溢れていることが分かります。

わが家の場合は、仏壇と神棚があったので、母は私の受験票を仏壇に供えて先祖に合格を祈って拝み、合格したら合格通知を一番にお供えしてお礼でまた拝む。現在は、仏壇も神棚も「例の」新興宗教が「神ではないものだから、排除するように」と、そこだけは聖書的なことを言っていたので約15年前に処分しましたが、現在いまだ実家に存在していたら、帰省するたびに戦っていなければならなかったことでしょう。

そう思うと、神様はずっと前から私と共にいてくださり、敵の手中にいたように見えても、実のところ、私を完全に落ちていかぬように守っていてくださったということが分かります。あらためて主に感謝でした。

神様の、一人一人に対しての壮大な祝福のご計画があるように、悪魔もまた一人一人に対しての呪いの計画を持っているのです。それは、長期にわたり、入念に練られた滅ぼしの計画です。神社仏閣参拝、仏壇神棚信仰は序の口。悪魔は、そこからさらに私が新興宗教X(墓信仰)に深く洗脳されるための「黒い種」をまいていくのでした。(つづく)

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◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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