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この時 聖書を開いた

この時 聖書を開いた(10)主ご自身が、私たちの心を慰め強めてくださる 横倉順治

2016年6月4日21時28分 執筆者 : カレブの会
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関連タグ:カレブの会

主ご自身が、私たちの心を慰め強めてくださる
大学教員、元国際協力機構職員 横倉順治

「どうか、私たちの主イエス・キリストと、私たちの父なる神、すなわち、私たちを愛し、恵みによって永遠の慰めとすばらしい望みとを与えてくださった方ご自身が、あらゆる良いわざとことばとに進むよう、あなたがたの心を慰め、強めてくださいますように」(Ⅱテサロニケ2:16、17)

この箇所は、今まで何度も読んでいますがよく理解できず、なんとなく見過ごしていました。しかし、最近あることがきっかけで、この言葉の意味がよく分かりました。

私は大学卒業後、ずっと開発途上国援助の仕事をしていましたが、2013年、62歳になってから都内の大学で教員として働いており、海外で活躍できる人材育成に関わっています。

この教育コースの一環として、大学の春休みを利用し、米国に学生を約10人連れて現地の大学で授業を受け、学生交流をするという2週間程度の短期派遣プログラムが実施されます。そのために、私自身が訪問先大学の教員と連絡を取って、現地での活動計画を作ることとなりました。

2014年12月上旬に募集を終了し、参加する学生メンバーは決まったのですが、現地での活動計画は未定の部分が残されている状況でした。現地での調整が遅れているにもかかわらず、連絡しても返事が来ないのです。これが決まらないと、参加者が満足できるようなプログラムとはなりません。

参加を申し込んだ学生に会うたびに不安が募り、申し訳ない思いで言葉がうまく出ません。事前学習も、心配を抱きながらの説明です。帰宅して就寝後もこのことが頭を離れず、あれこれ思い巡らして思考が終息せず、眠れなくなりました。

寝床で祈りました。祈った直後は平安が与えられますが、しばらくまどろむと再び答えのない問題を考え続け、寝つけなくなります。

翌朝起きて聖書を読み、祈ると安心しますが、それも束の間、思い煩いに心が占領されます。そのような状況に数日間陥った中、ある朝聖書を読んでいると、冒頭の聖書箇所に行き当たりました。

祈りの結果、安心できるか否かは私の問題であって、神様の真実は変わらず、「あなたの祈りは確かに聞かれている、平安があるように」という神様からの配慮があり、この御言葉が示されたのでした。

人ではなく「神ご自身」がなさることはどのようなものか、その約束に期待しました。やがて現地の大学から返事が届き、状況が少しずつ良くなり、私の心は慰められ、強められました。そして、前向きな思いと言葉が出てくるようになりました。

「私の心が慰められる、強められる」ことと「あらゆる良いわざと言葉とに進む」こととは関係ないように思われました。しかし、問題が深刻化すると心配で元気がなくなり、仕事に対する姿勢が消極的となります。そのような時に慰めが与えられ、心が強められれば、思いは上向きとなり、積極的な言葉が出てくる、ということを理解できました。

私たちの祈りは、天の神様に聞かれています。感情に惑わされず、その事実を知ることが大切だと分かりました。神様は私たちの弱さをご存じであり、御言葉により平安を与え、心と思いを守り、人の思いを超えた方法で道を開いてくださる方です。

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*

【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

《 目次詳細を表示 》 / 《 非表示 》

目次
 巻頭言 約束を信じた人々     「カレブの会」代表  小川 吾朗

私が教えられたこと①
一章 愛・希望・勇気を人間関係から学んで

営業経験を生かした人脈造り                市村昌三郎
古里伝道を目指して                    遠藤 誠一
なくなる食物のためではなく                香川 和生
三つのチャレンジ                     北原 祥光
聖句 隣人を愛しなさいは、私の人生の永遠のテーマです   佐藤 文紀
教育の原点は愛にあり                   原田 浩司
仕事と人生                        本田 英一
キリストに接木されて                   山本 文夫
主ご自身が、私たちの心を慰め強めてくださる        横倉 順治
仕える者に                        吉田 富次

私が教えられたこと②
二章 クリスチャンビジネスマンの使命を与えられて

三回のリストラからの奇跡的な解放             秋山 幹生
定年ではなく、墜落による退職とその後           伊藤 博康
一所懸命から一生懸命へ                  志田 保夫
クリスチャンビジネスの原点                棚沢 英樹
神様が示される道を求めて                 田宮  清
私は〝スルメ〟                      根田 裕道
存在感のある人になる                   八尋 隆幸
主の恵み・世と誠実にかかわる               山田 貫司
権威に従う                        星野 隆三

私が教えられたこと③
三章 主と共に夢実現の道を歩んで

いつも相談に応じてくださる神さまに感謝!         伊藤 紘一
クリスチャンの「コレクティブハウス」を創ろう       江波戸啓悟
神様の深いご配慮に守られて                加々美 要
退職経験から学んだこと─主の救いと導きに感謝─      神山  武
数々の試練を通して与えられた教訓             門谷 晥一
困難を極めた就職活動・悪戦苦闘の日々と神様の恩寵     来間 幸夫
御言葉が示すミッションとビジネスの成功法則        田口 誠弘
私たちの心は燃えていたではないか             谷  雅史
傘寿を迎えて                       西山 久生
ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる         畠山 義則
「主と同行二人」で歩む                  藤田 達雄
主の恵みに生かされて。リタイアの前、直後、そして今    吉野 輝雄

◇

カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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