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この時 聖書を開いた

この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―(6)「隣人を愛しなさい」は人生の永遠のテーマ 佐藤文紀

2016年4月9日20時34分 執筆者 : カレブの会
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関連タグ:カレブの会

聖句 隣人を愛しなさいは、私の人生の永遠のテーマです。
MD(市場分析)佐藤文紀

「互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」(ヨハネ13:34)

隣人を愛しなさい。聖書と出会う前までは思ってもいなかった福音の言葉です。初めの頃は、聖書に書かれている隣人をどのように愛せば良いのか、なぜそれほどまでに隣人を愛さなければならないのか、そんなに大切な隣人とはどのような存在なのか、分かりませんでした。そして、現実に実行すると、言い表せないほどに私の中に激しい葛藤が起きました。

隣人を愛し信じなければならないという心と、本当に信じることとはどのようなことなのかという心との葛藤です。そして、人間関係で迷った時期もありました。その頃の私自身に気付く点が多々あります。それは、私の心の中で隣人を愛さなければならないという、自分の隣人像をつくってしまった点にあります。

未熟な私は、隣人を増やすことだけを考え、隣人を増やし愛するためには、このようにしなければならないという基準を、自分自身の中でつくってしまいました。結果は当然のことながら、自分自身の中でつくり出した隣人と接するわけですから、その時は良くても、関係が長く続くはずもありません。

聖書に書かれている、実をつけないイチジクの木の例えのようです。そこには、愛もない、恵みもない、形だけの隣人が多数存在するだけでした。さらに、立派に見せたいという自分自身の高慢さが、立派な隣人だけを探す熱心さが、永遠の兄弟を遠ざけてしまった気がします。まさに、さまざまな福音の意味を分からなくしている一番の原因は、外的要因ではなく、私自身の中にありました。

私は神に、もう何もできないと祈りました。その時、神は私にこのように語り掛けてくれたような気がします。神の言っている愛とは何なのかを示し、ただただ、隣人との間に神から与えられた愛があればよいと言われた気がしました。そして、ストレートな神の愛と勇気を頂いた気がします。

神様は、私の中の高慢さを砕き、弱気者としての目を与えてくださり、神様の人々への愛の尊さ・救い・赦(ゆる)しに気付かせてくれました。そして、私自身を変えてくださいました。集まった兄弟は、神様が与えてくださった義の下の隣人に変わり、私を支えてくれる存在へと変わりました。

愛も・悲しみも・喜びも・希望も・勇気も・赦しも、キリストが与えてくださった義と同様に、人として持つ根源的な種の部分では皆同じなのですね。人々の世界ではビジネスの世界、日常の世界など、さまざまな世界観の中で自分自身を捉えているような気がします。そんなに人は、さまざまな世界観の中で自分自身の形を演じきれるものでしょうか。また、人の心はさまざまな世界観の形に耐えられるものでしょうか。

世の中の歪みも、人間がつくり出した世界観の中の人間像に振り回されている感があります。聖書の中の福音を読むと、神様は私たちに救いの手を示され、私がつくった子に戻りなさい、そうすれば、あなたの中に平安があると言っているような気がします。

それは、多様な人間がつくり出した場所に適応する能力ではなく、どんな場面でも臆することがなく、神の子としての一つの心を持つ1人の弱気人間として、神の元に帰ることだと思います。皆様方のこれからの人生に、恵み多からんことを謹んでお祈りします。

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*

【書籍紹介】

 カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

カレブの会編『この時 聖書を開いた―31人に訪れた神の祝福―』

私たちはみな、退職後のさまざまな不安を抱えています。夫婦や家族関係の在り方、体力の衰え、病、経済のこと、伴侶との離別、孤独等々。この世の人々が行く同じ道を歩みます。「夢」がコインの表だとすれば、弱さを味わう「軟着陸」はその裏面です。幸いなことに、この弱さは私たちを成熟へと導いてくれるだけでなく、しばしば夢と使命を与え、御国を広げる道へと導いてくれるのです。

現役で働いている方にとっては、示唆に富んだ言葉に、生き方の確かなヒントやアドバイスが与えられます。同世代の人にとりましては、生きる勇気や力が湧き上がり、その励ましを共有できる本です。

ご注文は、Amazon、または、イーグレープのホームページにて。

《 目次詳細を表示 》 / 《 非表示 》

目次
 巻頭言 約束を信じた人々     「カレブの会」代表  小川 吾朗

私が教えられたこと①
一章 愛・希望・勇気を人間関係から学んで

営業経験を生かした人脈造り                市村昌三郎
古里伝道を目指して                    遠藤 誠一
なくなる食物のためではなく                香川 和生
三つのチャレンジ                     北原 祥光
聖句 隣人を愛しなさいは、私の人生の永遠のテーマです   佐藤 文紀
教育の原点は愛にあり                   原田 浩司
仕事と人生                        本田 英一
キリストに接木されて                   山本 文夫
主ご自身が、私たちの心を慰め強めてくださる        横倉 順治
仕える者に                        吉田 富次

私が教えられたこと②
二章 クリスチャンビジネスマンの使命を与えられて

三回のリストラからの奇跡的な解放             秋山 幹生
定年ではなく、墜落による退職とその後           伊藤 博康
一所懸命から一生懸命へ                  志田 保夫
クリスチャンビジネスの原点                棚沢 英樹
神様が示される道を求めて                 田宮  清
私は〝スルメ〟                      根田 裕道
存在感のある人になる                   八尋 隆幸
主の恵み・世と誠実にかかわる               山田 貫司
権威に従う                        星野 隆三

私が教えられたこと③
三章 主と共に夢実現の道を歩んで

いつも相談に応じてくださる神さまに感謝!         伊藤 紘一
クリスチャンの「コレクティブハウス」を創ろう       江波戸啓悟
神様の深いご配慮に守られて                加々美 要
退職経験から学んだこと─主の救いと導きに感謝─      神山  武
数々の試練を通して与えられた教訓             門谷 晥一
困難を極めた就職活動・悪戦苦闘の日々と神様の恩寵     来間 幸夫
御言葉が示すミッションとビジネスの成功法則        田口 誠弘
私たちの心は燃えていたではないか             谷  雅史
傘寿を迎えて                       西山 久生
ビジネス経験が退職後の別世界に生かされる         畠山 義則
「主と同行二人」で歩む                  藤田 達雄
主の恵みに生かされて。リタイアの前、直後、そして今    吉野 輝雄

◇

カレブの会

カレブの会

切り株から芽を出す「カレブの会」のロゴマークは、リタイア後も御言葉の約束を信じ、それぞれが置かれた場所で、豊かな実を結ぶ現代のカレブのような人々のスピリットを表現している。「主から夢を頂き、夢の実現のために互いに助け合う」こと、「人生のソフトランディング(軟着陸)を助け合う」ことを目的に2006年12月に活動を開始。そのビジョンは宇都宮、仙台、西宮へと、御霊の風に乗って運ばれ、今ゆっくりと広がり続けている。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:カレブの会
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