Skip to main content
2025年9月4日23時03分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

「古代ユダヤ人は日本に来ていた」都内で神戸平和研究所が講演会

2016年4月9日23時55分 執筆者 : 関智征
  • ツイート
印刷
「古代ユダヤ人は日本に来ていた」都内で神戸平和研究所講演会+
講演に耳を傾ける参加者たち=3月25日、東京都新宿区の京王プラザホテルで

NPO神戸平和研究所が主催する講演会「『古代ユダヤ人は日本に来ていた』―実証的証明―」が3月25日、東京都新宿区の京王プラザホテルで行われた。イスラエル国立大学、アリエール大学のアビグドール・シャハン博士、元駐日イスラエル大使のエリ・コーヘン氏、神戸平和研究所理事長の杣浩二氏が講演した。

初めに、エリ・コーヘン氏が登壇。高野山の幹部から「あなたがたユダヤ民族が、アブラハムから4千年間続いてきた根拠は、どこにありますか?」と聞かれたエピソードを披露した。その際、コーヘン氏は「全世界の人口の1パーセントにも満たないユダヤ人が、ノーベル賞の25~30パーセントを獲得するのは、なぜだと思いますか?」「1週間は、なぜ7日間ですか」とユダヤ流に、問いに対して問いで返したという。

また、コーヘン氏は「日本民族とユダヤ民族が根っこでつながっている」と話した。その例として、諏訪大社・上社の御神体の山である守屋山の儀式と、アブラハムとイサクの奉献ストーリーの類似性を挙げた。

ユダヤ教徒であるコーヘン氏にとって、日本の八百万の神概念とユダヤの神概念の間に、何かとても共通したものを感じるという。コーヘン氏によれば、神道でいう「八百万の神々」というのは、全ての場所に神が臨在、偏在していることの象徴であるという。「日本の神社に鏡がある。神は人間を神の似姿に創られた。人が鏡を見るとき、神を見ている」という。

2番目に登壇したアビグドール・シャハン氏は、「ユダヤ教は、他の宗教と違う。自分に不利になっても、ただ正義(ツェデク)を追求するのがユダヤの民だ」と話した。「私たちユダヤ人は、聖書の民と呼ばれている。聖書の注解であるミシュナ、タルムードといった聖書の注解書で細かい規定をしてきたのは、ユダヤ教が正義を追い求めてきたからだ」と説明した。

また、シャハン氏は、カバラーと呼ばれるユダヤ神秘主義の考えも紹介した。聖書テキストの中に、隠されている秘密を読み解く解釈の例として、創世記でアブラハムが契約の動物を真っ二つに切り裂いたとき、たいまつが切り裂かれた動物の間を通り過ぎた箇所に、1995年のイツハク・ラビン首相暗殺の出来事が暗示されている、という自説を展開した。

「3500年前に未来を預言した例は、他にありません。なぜ、ノーベル賞にユダヤ人が多いのか。それは、聖書という本によって、私たちユダヤ人が偉大な民族にされたからです」と説明した。

イスラエルの失われた10部族の足跡を追って50年以上研究を続けているシャハン氏は、「ユダの地、レビ族から失われた10部族を求めて旅をし、ここ日本にたどり着いた。メノラーが発見された場所では、別のユダヤ文化の跡も発見されている。この日本でも、メノラーが発見されていることは、驚くべきことだ」と発言した。そして「失われた10部族の日本人が、イスラエルに戻ることを願う」と結んだ。

「古代ユダヤ人は日本に来ていた」都内で神戸平和研究所講演会
(写真左から)イスラエル国立大学、アリエール大学のアビグドール・シャハン博士、元駐日イスラエル大使のエリ・コーヘン氏、神戸平和研究所理事長の杣浩二氏

最後に登壇した杣浩二氏は、阪神・淡路大震災の時に、列に並んで秩序を保っている日本人の倫理の高さに外国人が驚いたエピソードと、日本人のルーツ研究の関係について問うた。

杣氏は「わたしの民エジプト、わたしの手でつくったアッシリヤ、わたしのものである民イスラエルに祝福があるように」(イザヤ19:25)の言葉がきっかけで古代文明の調査研究を始めたという。

「仏教は偶像礼拝者で、神道は悪霊信仰だと思っていました。しかし、NPO神戸平和研究所の活動で、宗教も立場も違うさまざまな方とお会いし、自分の考えの間違いに気付きました」と語った。

杣氏は、中国の仏教寺・白馬寺の建物に見られるメノラー、ハヌキアの写真を提示し、中国におけるキリスト教の痕跡について調査報告を行った。

  • ツイート

関連記事

  • 「我らの市民権は天にあり」 第16回国家晩餐祈祷会、受難日の夜に580人が祈り

  • 大同生命大阪本社で「加島屋と広岡浅子」展 浅子を生んだ大阪商人のDNAとキリスト教信仰

  • 倫理的な融資のためにキリスト教徒とイスラム教徒の金融サービスが協力

  • 同志社大、東京で社会人向けにキリスト教神学や世界の宗教を考える講座 講師に佐藤優氏や小原克博教授

  • 来日公演中のボブ・ディラン、クリスチャンとしてのその素顔とは?

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • チャイルド・ファンド、アフガニスタン東部地震の緊急支援実施へ 寄付の受け付け開始

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(27)希望のかけらも残らずに

  • ワールドミッションレポート(9月4日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(7)

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(2)心が人生を決める 加治太郎

  • ヨハネの黙示録(7)ペルガモ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.