Skip to main content
2026年6月22日23時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
神様からのメッセージ

神様からのメッセージ―聖書は偉大なラブレター(29)聖書を翻訳した人たち―聖書協会の設立(メアリーの聖書) 浜島敏

2016年2月20日17時48分 コラムニスト : 浜島敏
  • ツイート
印刷
関連タグ:浜島敏

聖書協会の設立(メアリーの聖書)

神様からのメッセージ―聖書は偉大なラブレター(29)聖書を翻訳した人たち―聖書協会の設立(メアリーの聖書) 浜島敏

世界中の人たちに、自分の言葉で聖書が読めるように、また欲しい人は誰でも聖書が手に入れられるように働いている団体があります。その一つは、「聖書協会」です。イギリスで最初に聖書協会ができましたが、それには次のような話があります。

イギリスの西にウェールズという地方があります。そこでは、英語とは違ったウェールズ語が話されています。そこに、今から200年ほど前、一人のメアリーという女の子がいました。家は貧しくて、日々の生活も大変でしたが、メアリーは神様が大好きでした。近くに立派な家があり、そこにはウェールズ語の聖書がありました。メアリーは3キロ離れた町に学校ができると、喜んで出掛け、本が読めるようになり、土曜日になると、その立派な家に出掛けて行き、聖書を読ませてもらっていました。そこに出掛けてその聖書を読むのを楽しみにしていました。

でも、それだけでは満足できなくなり、そのうちに、だんだん自分の聖書が欲しくなりました。でも、メアリーの家にはとてもそんなお金はありませんでした。そこで、彼女は近所の人たちのお手伝いをして、お小遣いをもらい、少しずつ貯めていきました。メアリーが10歳の時でした。きつい仕事もありましたが、自分の聖書を買うためなら、そんなことは気にはなりませんでした。せっかくそのように働いて貯めたお金も、お父さんの病気がひどくなり、薬代にしなければならないこともありました。でも、6年間働いて、ようやく聖書が買えるほどのお金が貯まりました。

メアリーは、朝早く起きて、お母さんにお弁当を作ってもらい、大事なお金を借りたカバンに入れて、はだしで聖書を買うために町に出掛けました。町といっても、メアリーのいるところからは、35キロも離れている場所でした。大人が歩いても、7、8時間は十分にかかる距離です。しかも、ずっと上り坂です。子どものメアリーには10時間はかかったでしょう。町に着いたときは、もう日が暮れていました。その日は知っている人のところに泊めてもらいました。

次の朝、さっそく教会の先生のところに行って、「ウェールズ語の聖書を1冊ください」とお願いしました。ところがその先生は、「残念だけど、そのお金ではちょっと足りないし、それに、もう聖書も全部予約があって売り切れてしまったんです」と申し訳なさそうに言いました。その上、話を聞いてみると、これ以上はウェールズ語の聖書は印刷しないことが決まっているというのです。せっかく6年働いて、35キロの道を歩いてやって来たのに、もう聖書はないというのです。そればかりか、これからももう買う機会すらないというのです。メアリーは悲しくなって、おいおい泣いてしまいました。

でも、その教会の先生は、メアリーがどのようにお金を貯め、この町まで歩いて来たかという話を聞いているうちに、メアリーがかわいそうになってしまいました。そして、棚から予約済みの聖書を1冊取り出して、「メアリー、これを持って行きなさい。本当は、これをあげたら困るんだけど、君の話を聞いたら、君にこの聖書をあげないわけにはいかなくなったよ」と言って、親切に渡してくれました。メアリーは夢にまで見たウェールズ語の聖書をとうとう自分のものにすることができたのです。

この時のことを忘れられなかったこの先生は、ある会議で、全世界の人たちが聖書を読めるような手助けをする会を作ろうと提案しました。そして、「聖書協会」という会ができたのです。この会は、今では世界中の言葉に聖書を翻訳する仕事や、またできるだけたくさんの人たちに安い値段で聖書が読めるようにする仕事をしています。

<<前回へ     次回へ>>

 

 ◇

浜島敏

浜島敏(はまじま・びん)

1937年、愛知県に生まれる。明治学院大学、同大学院修了。1968年4月、四国学院大学赴任。2004年3月同大学定年退職。現在、四国学院大学名誉教授。専攻は英語学、聖書翻訳研究。1974、5年には、英国内外聖書協会、大英図書館など、1995、6年にはロンドン大学、ヘブライ大学などにおいて資料収集と研究。2006年、日本聖書協会より、聖書事業功労者受賞。2014年7~9月、ロンドン日本語教会短期奉仕。神学博士。なお、聖書収集家として(現在約800点所蔵)、過去数回にわたり聖書展示会を行う。国際ギデオン協会会員。日本景教研究会会員。聖書の歴史、聖書翻訳に関する著書・翻訳書、論文多数。

■ 【浜島敏著書】(Amazon)
■ 【浜島敏著書】(イーグレープ)

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:浜島敏
  • ツイート

関連記事

  • ちいさな絵本や日記とにゃんずたち(5) 高津恵子

  • あなたは独りぼっちじゃない 穂森幸一(23)

  • 社会的弱者の友として―賀川豊彦の生涯(4)暗黒街の光

  • 温故知神—福音は東方世界へ(40)日本に景教を紹介した人物たち・その2 川口一彦

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • ワールドミッションレポート(6月20日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師①

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 日本福音同盟、新理事長に北野献慈氏

  • ワールドミッションレポート(6月21日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師②

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.