Skip to main content
2022年8月17日20時53分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

神が私たちの味方 穂森幸一(20)

2016年1月29日07時48分 コラムニスト : 穂森幸一
  • ツイート
印刷
関連タグ:穂森幸一

「神が私たちの味方」(ローマ8:31)

先日、押し入れの整理をしていましたら、小さな箱が出てきて、思い出の品物が入っていました。その中に小学生の頃の通知表がありました。先生の評価の欄に「真面目にやっていますが、協調性を持ちましょう。もっと友達づくりに励みましょう」と書いてありました。そういえば、小学校の時はずっと協調性がないと言われていたなあと、昔のことを思い出しました。

私はクラスの仲間と運動場を駆け回ることより、図書館にこもって本を読むのが好きでした。本の世界と現実を混同して笑われたこともありました。

やがて大人になり、研修のために、米国に行く機会が与えられたとき、一番驚いたのは、習慣の違いだけでなく、個人についての評価も異なりました。子どもの頃は「協調性がない」と言われていたのに、「個性的で素晴らしい」と言われました。

洋の東西で評価が分かれることもありますが、米国国内でも地域、人種、出身国により多種多様の価値観があります。そこで学ばされたことは、相手の価値観を尊重するということでした。狭い地域の出来事しか見ていなければ、自分の評価が狭いものになってしまう可能性があります。若い時に外国に行き、見聞を広めることはとても大切だと思います。たとえ、外国に行く機会がなくても留学生の方々と交流することによって異文化に触れることもできます。

米国の教会で研修していたときに、私の世話していた牧師が「一緒にグラスバリーにあるカウンセリングセンターに行かないか」と誘ってくれました。そこの教会がカウンセリングセンターを支援していたので、牧師と長老さんたちが視察に行くことになったのです。牧師から「時間があったら、あなたのカウンセリングもしてもらうかもしれない」と言われたものですから、片道3時間の道中、ずっとどきどきしていました。

そのカウンセリングセンターは中央に大きな池があり、その周辺に森があり、小さな牧場もありました。スタッフの一人が「一緒に散歩に行こう」と誘ってくれたものですから、森の小道を歩きながら、小鳥のさえずりを聞き、動物を見ることができました。何を話したか、覚えていませんが、とにかくいろいろ話をし、楽しい散歩だったという記憶があります。1時間の散歩がほぼ終わったとき、スタッフが「あなたのカウンセリングは終わりました。あなたは大丈夫です」と語り掛けてくれました。

そこのカウンセリングセンターでは、散歩したり、動物に触れたりしながら、心の傷ついた若者が療養しているということです。「動物の世話をし、触れることで心の中に充足感が生まれ、癒やされます」と話してくれました。私もこの施設で自分の劣等感やマイナス意識を切り替えて、積極的に前に進むことを学べたのはとても貴重な機会だと思います。

セールス日本一という元営業マンのお話を商工会議所のセミナーで聞いたことがあります。この方はいつも他の人の5倍くらいの売り上げがあったそうです。売り上げを伸ばす秘訣は、「折れない心だ」と言っています。セールスに行くと、門前払いや、断られることの繰り返しだそうです。ほとんどの人がその途中で心が折れるそうです。

その方は「断られるのが当たり前、話を聞いてもらえただけでラッキー、でもどこかに自分を待ってくれている人がいる。その人を探し出さなければいけない」という思いで、数多くの営業を重ねているうちにトップの売り上げになったそうです。

この世の中には合う、合わないがあります。一回断られたからといって、心が折れてはいけないと思います。

これはセミナーの講師の話ですが、「一人のクレーマーが現れたら、物言わぬ者が10名隠されていると思いなさい」ということです。クレームには真摯(しんし)に対応しなければいけませんが、そのことで心が折れたらいけないそうです。

「では、これらのことからどう言えるでしょう。神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう」(ローマ8:31)

「私たちの味方」という言葉が英訳聖書では、「私たちのサイド」と表現されています。もし神様が私たちのサイドに立って応援してくださるのであれば、どんな苦境にあっても前進できるのではないかと思います。

<<前回へ     次回へ>>

◇

穂森幸一

穂森幸一(ほもり・こういち)

1973年、大阪聖書学院卒業。75年から96年まで鹿児島キリストの教会牧師。88年から鹿児島県内のホテル、結婚式場でチャペル結婚式の司式に従事する。2007年、株式会社カナルファを設立。09年には鹿児島県知事より、「花と音楽に包まれて故人を送り出すキリスト教葬儀の企画、施工」というテーマにより経営革新計画の承認を受ける。著書に『備えてくださる神さま』(1975年、いのちのことば社)、『よりよい夫婦関係を築くために―聖書に学ぶ結婚カウンセリング』(2002年、イーグレープ)。

株式会社カナルファホームページ
穂森幸一牧師のFacebook

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:穂森幸一
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • はやねえの詩(46)日々の中で

  • 律法と福音(28)新しい戒め(最終回) 山崎純二

  • わが人生と味の道(23)家族の愛がほしい 荘明義

  • 日本宣教論(5)はじめに⑤ 後藤牧人

  • 失敗を失敗で終わらせない力 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 天城山荘の売却決まる、9月末に感謝礼拝 68年間で延べ174万人が利用

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • カイロ近郊のコプト正教会で礼拝中に火災、司祭と子ども含む41人が死亡

  • ルカ福音書を読む(19)「山の上と山の下の出来事」―明るい真夜中と暗い昼間― 臼田宣弘

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(153)神様などいないと誰が教えたのか 広田信也

  • 福音歌手の森祐理さん、ウクライナなどで慰問演奏へ ハンガーゼロが派遣

  • 自らの愚かさを忘れない 万代栄嗣

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 世界教会協議会の代表団がウクライナ訪問、2つのウクライナ正教会トップと会談

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 天城山荘の売却決まる、9月末に感謝礼拝 68年間で延べ174万人が利用

  • 福音歌手の森祐理さん、ウクライナなどで慰問演奏へ ハンガーゼロが派遣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(153)神様などいないと誰が教えたのか 広田信也

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 自らの愚かさを忘れない 万代栄嗣

  • 「性の聖書的理解ネットワーク」設立 ナッシュビル宣言の日本語訳作成、署名呼びかけ

  • 常に深化し続ける「ロッキー」の真骨頂がここに! 「ロッキーVSドラゴ」

  • 安倍元首相の国葬「反対」「撤回求める」 日本基督教団社会委とカトリック正平協が声明

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • 義弟が明かすエルビス・プレスリーの信仰 「助けが必要なときはいつも神に頼っていた」

  • ニューヨーク便り(9)米国の病院のイメージが変わった! 思わぬけがで救急病院を体験

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

編集部のお勧め

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

  • 中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

  • 被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる

  • ロシアのウクライナ侵攻は「時のしるし」 レムナント出版代表の久保有政氏が講演

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.