Skip to main content
2025年10月24日16時58分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 宣教

第47回日本伝道の幻を語る会 高橋富三牧師が講演「神は愛する者のために必要を備えてくださる」

2015年7月31日18時44分
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本キリスト伝道会日本伝道の幻を語る会
第47回日本伝道の幻を語る会 高橋富三牧師が講演「神は愛する者のために必要を備えてくださる」+
27日午後の講演をした酒田キリスト教会牧師の高橋富三氏。高橋氏は、2020年までに200~300人礼拝の実現を祈っている。「日本のクリスチャンは1%しかいないということは、99%の人に伝道できるチャンスが与えられている」と話す=27日、市川サンシティ(千葉県市川市)で

今年で47回目となる「日本伝道の幻を語る会」(主催:日本キリスト伝道会)が27日から28日まで、千葉県市川市にある市川サンシティ(山崎製パン企業年金基金会館)で、「今こそ福音の時!」をテーマに開催された。初日に行われた講演では、酒田キリスト教会牧師でチャーチ・オブ・ゴッド理事長の高橋富三氏が登壇。27歳で酒田キリスト教会に派遣されてから41年間、東北での伝道の現実と苦楽をありのままに語り、神が同教会に備えてくださった恵みの数々を、参加者約70人を前に証しした。

高橋氏の話は、詩編16編6節「測り縄は麗しい地を示し、わたしは輝かしい嗣業(しぎょう)を受けました」という御言葉から始まった。山形県酒田市に遣わされて5年目に、がんで亡くなった一人の姉妹の遺骨を家族から託されたことで墓地を購入するという、教会にとって大きな出来事に遭遇した。紆余曲折の末に手に入れた場所には、現在では山のチャペルとして50人収容できる礼拝堂・食堂、40人が泊まれる宿泊棟、納骨堂が設置されるに至っている。「神様は、祈った祈りにさらに増し加えて与えてくださるお方だ」と高橋氏は話した。

墓地の購入に当っては信徒との意見の違いもあり、快く思えなかったことも明かした。その上で、「教会は神の家族であり、反対意見を言う人ほど教会を愛し、期待している。だからこそ、信徒から何か言われることは本当に感謝なことだと思う」と当時を振り返った。今になっては与えられている信徒の誰もが大切な存在であり、遣わされている教会が自分にとっての最善・最良な所と感謝していると述べた。

高橋氏は、1998年に日本教会成長研修所(現・JCGIネットワーク)に入り、牧師の祈りの生活の確立の大切さと、教会の信徒のとりなしの大切さを学び、「牧師のために祈ってください」と教会員にお願いした。その頃、自らが運転するワゴン車が電柱に激突するという事故を起こしてしまう。車は大破したが、高橋氏は無傷だった。このことを教会で話すと、ちょうど事故があった時に、何人もの人が高橋氏のために祈っていたことが分かった。自分が生かされていること、愛されている牧師であることを知ることで、信徒一人一人を感謝を持って迎え入れることができると話した。

第47回日本伝道の幻を語る会 高橋富三牧師が講演「神は愛する者のために必要を備えてくださる」
高橋氏の講演の後、それぞれの教会や日本の伝道のために祈りを交し合う参加者

酒田キリスト教会は1989年に新会堂を献堂する祝福にあずかりながら、ちょうどその頃、信徒数が急激に減った。しかしその後、礼拝人数は回復し、さらに増加するようになり、昨年は20人が洗礼を受けた。高橋氏は「これは、神様が教会の祈りに、伝道に応えてくれたからで、神様の恵みの何ものでもない」と言い、「わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方」(エフェソ3:20)の御言葉と共に神に感謝をささげた。

数年後、その礼拝堂が手狭になり、新しい礼拝堂の建設に取り掛かることになるが、土地の売買契約を取り交わす段階で、売り手側から一方的にキャンセルされてしまった。しかし、その土地よりもさらに好条件の土地が与えられた。文教地区の真ん中に100人を収容できる新会堂を建て、さらに25年後には、その一軒隣に低価格で土地が売り出され、そこに今度は400人収容できる礼拝堂を建て、新しいパイプオルガンも設置した。昨年は、430人が出席する市民クリスマスコンサートを開いたという。「人の心に思い浮かんだことのないものを神様は実現してくださる」と、一連の出来事を思い起こして語った。

高橋氏は、「焼き芋伝道」を提案する。「サツマイモはそのままでは食べられないが、火が通るとホクホクの焼き芋に変わる。大切な人に対して、祈りの火を付けると、おいしい焼き芋となる。一人の最も大切な人のために祈りましょう」と呼び掛けた。さらに、祈りの対象者をリストにして、レベル1、2、3・・・というように到達ランクを付けて祈ることを勧めた。「○○さんは、教会に来れたからレベル2に到達ね」「あなたのレベル3の○○さんはもう少しでレベル4だね」などとすることで、祈りが励まされるという。「祈り続け、祈り続け、火が通るまで祈り続ける」と高橋氏は繰り返し語った。

第47回日本伝道の幻を語る会 高橋富三牧師が講演「神は愛する者のために必要を備えてくださる」
開会礼拝で、日本伝道の幻を語る会会長で日本ナザレン教団千葉教会牧師の森稔氏のメッセージに耳を傾ける参加者たち

また、「リンゴの木の実はもう一本のリンゴの木ではないか」と言い、「1本のリンゴの木になった実の種がまかれ、新しいリンゴの木となり、そこからまた新しいリンゴの木が育つ」と高橋氏。リンゴの実を再生産できるまでに育てる伝道の大切さを伝えた後、「主は今生きておられる、ハレルヤ!」と主を賛美して話を締めくくった。

初日のこの日、日本伝道の幻を語る会会長で日本ナザレン教団千葉キリスト教会牧師の森稔氏が、開会礼拝の中で、「伝道はそもそも神の業、人間の業ではない。聖書の『御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい』(Ⅱテモテ4:2)の御言葉の本筋から離れず、伝道に携わる信徒の道を共に歩みたいと思う」と語った。また、今回のテーマ「今こそ福音の時!」を参加者全員で叫び、「一千万救霊の御業を、お進めください」と祈り、一人が一人を確実に救い導く力が与えられるよう祈りをささげた。

関連タグ:日本キリスト伝道会日本伝道の幻を語る会
  • ツイート

関連記事

  • 第46回日本伝道の幻を語る会「今こそ福音の時!」 元尼僧の藤井圭子氏がメッセージ

  • 人生の重荷をキリストに 第41回日本伝道の幻を語る会

  • 第17回断食祈祷聖会 北陸開拓の経験から横山幹雄牧師が講演「日本に適した伝道方策」

  • 「ラブ・ソナタ」運動を総括 東京で日本宣教フォーラム

  • イスラム伝道のエキスパート、日本宣教について語る ジーザス・ジュン・フェスティバル2015

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 聖書のイエス(20)「どのわざのために」 さとうまさこ

  • シリア語の世界(35)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(2) 川口一彦

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(10月24日):トルコ 静かな霊的復興―教会を生む教会へ

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(249)聖書と考える「御社の乱れ正します!2」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.