WEA総主事、コンスタンティノープル総主教と会談 シリアとイラクの難民危機を議論

2014年11月27日18時17分 記者 : 行本尚史 印刷
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世界福音同盟(WEA)総主事のジェフ・タニクリフ博士(右)と、コンスタンティノープル・エキュメニカル総主教のバルソロメオス1世(写真:WEA)

世界福音同盟(WEA)のジェフ・タニクリフ総主事はこのほど、トルコのイスタンブールで東方正教会のコンスタンティノープル・エキュメニカル総主教であるバルソロメオス1世と会談した。両者は共に、シリアやイラク、そして中東地域のキリスト教徒に関する昨今の危機や窮状について意見を交わした。この会合では特に、増加する難民への対応の重要性が話し合われ、短期的な保護を確実にし、彼らが後に故郷へ帰還できるようにするための方法を作ることの重要性が強調された。WEAが25日、公式サイトで伝えた。

「これは、共通の関心分野について議論できた重要な会合だった。われわれはかなりの時間を費やして、何千人ものキリスト教徒が他の少数者たちと共に大きな危険にさらされている、イラクとシリアにおける昨今の危機について議論をした。われわれは、今こそ世界の教会が大きな苦難に直面している兄弟姉妹たちと共に一致して立ち上がる重要な時だということで合意した」と、タニクリフ総主事は述べた。

この会合は、WEAの神学委員会と、世界に3億人いる正教のキリスト教徒たちを代表する同総主教の長期的な関係により実現した。

近年、WEAとその「信教の自由のための国際研究所」は、エキュメニカル総主教や、迫害に直面しているところにある正教会の権利を擁護することに、非常に積極的だ。

タニクリフ総主事には、WEA神学委員会の委員であるトマス・シルマッヒャー博士とジョン・バクスター・ブラウン博士が同行した。総主教庁の指導的な神学者たちと共に、同委員らは対話を深く長期的な作業グループへと公式化することについての会話を始めた。それによって福音派と正教のキリスト教徒の共通点と相違点を確立しようというのだ。

「エキュメニカル総主教との会合は、ほんの2、3週間前に行われた教皇フランシスコとの会合と似たような成果をもたらした」と、タニクリフ総主事はコメントし、次のように語った。「キリスト教徒に対する迫害は私たち皆にとって重要であり、もし私たちが他のキリスト教の信仰告白を持つ人たちと共に活動すれば、より多くの成果を達成することができる」

一方、コンスタンティノープル・エキュメニカル総主教庁の公式サイトや正教会の主なニュースメディアは、同総主教とタニクリフ総主事とのこの会合について、今のところ伝えていない。

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