Skip to main content
2025年9月4日23時03分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米弁証学学会講演:C・S・ルイスは現代のサイエンティズムの台頭を予測していた(1)

2014年10月20日15時35分
  • ツイート
印刷
関連タグ:C・S・ルイス弁証学
米弁証学学会講演:C・S・ルイスはサイエンティズムの台頭を予測していた(1)+
C・S・ルイス(写真:「C・S・ルイスとインテリジェント・デザイン」のスクリーンショット)

ノースカロライナ州シャーロット市――科学をまるで宗教のように無批判に捉えて、倫理的な問いに答える権限すら与える「サイエンティズム(科学万能主義)」の台頭はすでに、20世紀の高名なクリスチャン作家C・S・ルイスが予測していたことだ、とジョン・ウェスト氏は米南部福音主義神学校主催の2014年全米キリスト教弁証学学会で語った。

ルイスもウェスト氏自身も「アンチ・サイエンス」ではない。特にウェスト氏にとっては自身の父親のがんを治してくれたのは科学だ。むしろ、反対しているのはサイエンティズムであり、ウェスト氏はこれを「近代科学のみが世界について知るための唯一信頼できる方法を提供できるという間違った信念及び、その必然的結果として、科学者がその科学的専門知識ゆえに公共政策や道徳的、宗教的信条についても支配できるという信念」と定義している。

ウェスト氏は、インテリジェント・デザイン論(この宇宙は知性ある何者かによって創造されたという説)や、文化・公共政策における科学の役割に関する問題を研究するシンクタンク「ディスカバリー・インスティテュート」の副代表兼シニアフェロー。以前はシアトル・パシフィック大学で政治科学の助教授として働いていた。科学、文化、公共政策の関わり方に関して12冊の本とその他多数の論文を執筆、編集している。

ウェスト氏は11日、「Twin: C.S. Lewis's Prophetic Critique of Scientism(魔術師の双子の弟:サイエンティズムに対するC・S・ルイスの預言的批判)」という講演を行ったが、これは同タイトルの彼の著書とドキュメンタリーに基づいたものである。

このタイトルは、ルイスが子ども向けに書いた「ナルニア国ものがたり」シリーズの中の1つ『魔術師のおい』(1955年)と、『人間廃絶』(1944年)からの引用「真面目な魔術的企てと真面目な科学的企ては双子の兄弟のようなものだ」を組み合わせたものだ。

『人間廃絶』の他にウェスト氏が最もよく引用するルイスの著作は、『Pilgrim's Regress(巡礼者の後退) 』(1933年)と『Willing Slaves of the Welfare State(福祉国家の自発的奴隷たち)』(1958年)、そしてナチス・ドイツの台頭と第二次世界大戦の始まりの時代に書かれたSF三部作だ。

SF三部作の最終話『サルカンドラ―かの忌わしき砦』は、国立統合実験機関(NICE)という組織を通じてイングランドを科学的ユートピアに変貌させようという陰謀がテーマだ。

『サルカンドラ―かの忌わしき砦』は、ルイスの大人向け小説としては最も人気が高かった。ウェスト氏によれば、それは2つの大戦を経験した大衆の心に訴えたからだという。この2つの大戦では、科学によって優生学と有毒ガスや原爆などの新しい大量殺戮方法が導入され、人々の科学的ユートピアに対する憧れはほとんどなくなっていた。

「多くの人々にとって、科学がもたらした新しい時代はパラダイスというよりは悪夢のように思われました」と、ウェスト氏は語った。(続く)

■ C・S・ルイスはサイエンティズムの台頭を予測していた:(1)(2)

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:C・S・ルイス弁証学
  • ツイート

関連記事

  • 米科学者の36%は神の存在を全く疑っていない 米最新調査

  • 統一メソジスト教会、科学と信仰の調和を目指す「エボリューション・ウィークエンド」を支持? 

  • 科学は神の存在を論破できるか?

  • 米キリスト教大教授、「科学は聖書に疑問」発言で辞任

  • 内村の自然観、科学と信仰が両輪に

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

  • 私の名を使って(その3) マルコ福音書9章38~41節

  • キリストの道 穂森幸一

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(2)心が人生を決める 加治太郎

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(242)聖書と考える「DOCTOR PRICE」

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(27)希望のかけらも残らずに

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウクライナ、米大衆伝道者フランクリン・グラハム氏に勲章授与 人道支援を評価

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • アフガニスタン東部地震、死者1400人超 ワールド・ビジョンが緊急支援募金開始

  • DVを受けた人のための礼拝「やすらぎ」 第1回、東京・吉祥寺で9月28日

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.