JEA、フィリピン・伊豆大島台風被害支援を6月まで継続 現地報告「礼拝出席者5~10倍に」「支援する姿に挑戦受けた」

2014年4月5日19時14分 記者 : 内田周作 印刷

日本福音同盟(JEA、東京都千代田区)は、昨年11月発生の台風30号により甚大な被害を受けたフィリピンと、同10月の台風26号により大きな被害を受けた伊豆大島(東京都大島町)への支援を今年6月まで継続するとして、加盟教団、団体らに引き続き支援と祈りを求めている。

フィリピンの台風被害支援では、JEA援助協力委員会は、長年にわたって協力関係にあるフィリピン福音同盟(PCEC)の救援組織「フィルラズ(PHILRADS)」を通じて支援を行っている。今年1月までに1万6500ドル(約170万円)の支援を送っており、1月末には、品川謙一総主事ほか、同委の松本順委員長、委員の岩上敬人氏ら3人が現地を訪れ、その報告書をJEAの公式サイトで公開した。

報告書によると、3人は台風による被害が特に大きかったたレイテ島、サマール島、セブ島北部を訪問。フィリピン福音同盟による支援活動を視察し、日本の教会がどのような支援を出来るかを調べた。

レイテ島北西部のオルモックでは、現地牧師たちとの交わりの時間を持ち、牧師一人ひとりから被災時の証を聞いた。「それぞれ死の恐怖を覚えるような経験を通りながら、主が守ってくれたことを感謝して、とても明るく喜びと感謝に溢れておられました」と、現地の牧師たちの様子について伝えている。一方、台風の後、地域住民が礼拝に出席するようになり、礼拝出席者が5〜10倍になったという報告もあり、報告書の執筆者である岩上委員は「主の御名を皆で崇めました。文化や国民性の違いがあることも感じながらも、それでも先生方の明るく前向きな支援活動の姿勢に大きな感銘を受けました」と感想を語っている。

その後、レイテ島北東部のタクロバンでは、市役所を訪問し、タクロバン副市長、地元教会の指導者、支援団体の代表、フィリピン福音同盟のエフライム・テンデロ総主事らが参加する会議に出席した。同副市長からは、1)政治的課題(フィリピン政府から支援金が下りてこない)、2)仮設住居の不足、3)子ども達のトラウマケア、4)ビジネス・雇用の流出、などの問題が提起され、復興のために、教会、支援団体、自治体が協力しながら計画を立てて行くことが話し合われたという。また、セブ島では、フィリピン福音同盟による家屋修理支援活動の様子を視察した。

「一番印象に残っているのは、被災者の方々埋葬された墓地を訪問した時」と岩上委員。「そこは遺族の方々の悲しみに包まれた場所でした。一人一人の生きてきた証を墓標に見ながら、多くの人々が大切な家族を失い、深い傷を受けていることを肌で感じました」と言い、心のケアの重要性を痛感したと報告している。

また、「フィルラズ」は、フィリピン全国の教会ネットワークを駆使し、20年以上にわたって地域への支援活動を行っており、「福音的な教会が一つとなって支援活動をする様子と地域社会に大きな支援を提供している姿に大きなチャレンジを受けて帰ってきました」と、現地教会の結束ある支援活動の様子についても伝えた。

一方、伊豆大島の台風被害支援は、JEAの加盟教団で、松本委員長が所属する日本ホーリネス教団のボランティアチームの活動を通じて行っているという。

JEA援助協力委員会によるフィリピン・伊豆大島台風被害へ対する支援金の送金は下記まで。

郵便振替 00190−5−7790
(JEA)日本福音同盟援助協力委員会
通信欄に「フィリピン台風救援指定」か「大島台風救援指定」と記載

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