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米クリスチャン映画のアカデミー賞候補撤回に障害者歌手のJ.E.タダ氏「この賞は元々私のものではない」

2014年2月10日18時57分
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関連タグ:ジョニ・エリクソン・タダアカデミー賞Alone Yet Not Alone
米クリスチャン映画のアカデミー賞候補撤回に障害者歌手のJ.E.タダ氏「この賞は元々私のものではない」+
(写真:Costa Communications)

昨年秋、ジョニ・エリクソン・タダ氏はクリスチャン映画『Alone Yet Not Alone(日本語訳:一人でも独りではない)』の歌のボーカルを務めた。

障害者権利保護活動家。四肢まひ障害者。アカデミー賞ノミネート歌手。

先月29日までは、この3つの肩書全てが64歳のジョニ・エリクソン・タダ氏を的確に表していた。しかし、同日、米映画芸術科学協会は、『Alone Yet Not Alone』に与えたアカデミー賞歌曲賞ノミネートを撤回すると発表した。

タダ氏は今月初め、「今でもすごいことだと思っています。この状況がどんな結果につながるのか、興味津々です」とコメントしている。

タダ氏は、同映画の主題歌である作曲家ブルース・ブロートン氏と作詞家ダスティン・スピーゲル氏に対して、同情の気持ちを表した。タダ氏は「このアカデミー賞は元々私のものではありません。その名誉は曲を作られた方々のものです。なので、がっかりするとすれば、お2人のためです」と言う。

またタダ氏は、「エントリーナンバー57番にあえてご注目頂きたい・・・これは、ご考慮頂ければ、という依頼に過ぎない」という同僚への嘆願メールを先月70通送った、映画芸術科学協会の元理事で同協会の実行委員会の現会員であるブロートン氏を擁護した。

先月末、ブロートン氏は「僕は(同映画の)映画製作会社の宣伝役だった。この歌を聞いてくれないか、と頼んだだけだ。歌に票を入れて欲しいとは言っていない。誰にも電話をかけていないし、映画の宣伝もしなかった。何もしていないんだよ。協会が送る75曲入ったDVDの中の1曲を指摘しただけだ」と主張し、票を集めようと製作映画の特別映写会や豪勢なパーティに何千ドルも掛ける映画会社の行動と自分の行動を比較した。

タダ氏もそれに同意し、「ハリウッドがどういう仕組みになっているか、それほど知っている訳ではないけれど、私から見れば、どの監督や脚本家、俳優、撮影カメラマンも、アカデミー賞ノミネートの季節には、何らかの形で自分の作品を薦める方法を模索します。ブルース・ブロートンの、友人たちにこの映画に注意を促すメールを送るという行動は、ノミネートの季節に行われる尽力に比べれば、いささか地味に思えるくらいです」と指摘する。

10代の時に水泳中の飛び込み事故が原因で首から下が麻痺してしまったタダ氏は、映画業界の内部関係者ではないが、1979年以来、自身の団体「ジョニと友達」を主導し、40冊以上の本を執筆、また画家にもなっている。事故の後、同氏の作業療法士に筆を口にくわえて絵を描く方法を教わり、描き始めた。

歌の経験の大半は、事故以前の、数年にわたるピアノの稽古や教会の聖歌隊での練習を通して得たものだ。昨年、全米キリスト教放送局(NRB)が開催した集会の閉会講演で讃美歌を歌った後、同映画の関係者からアプローチされた。

タダ氏は、映画芸術科学協会がノミネートを撤回したのは、『Alone Yet Not Alone』のクリスチャン的なテーマが原因だったとは明言しなかったが、「この小さな映画だけに、違う基準が適用されたように見える」と答えた。

タダ氏は「この映画は、アカデミー賞候補になるための、宣伝行為に関する要件を満たしているかどうか、(ノミネートの)1週間前に調査が行われ、合格したようです・・・あまり公開されていない、低予算の映画がアカデミー賞候補になったことを、非常に不愉快に思った人がいたのでしょう」と説明する。

さらにタダ氏は「この映画はそのテーマが原因で拒否されたかどうか、キリスト教がベースのテーマだったからかどうか。それは、何とも言えません。もしそうだったとしたら、非常に残念ですが、別に驚きではありません。イエスはエンターテインメント業界よりももっと手ごわい敵から拒否されたのですから」と言う。

タダ氏は、映画撮影術教授である義兄との会話の中で、映画芸術科学協会の映画芸術の評価の在り方に、独立映画製作会社が悪いイメージを持つのではないかと心配している。

タダ氏は「これは、沢山の独立映画製作会社、低予算で公開が限定された映画を製作する方々に、嘆かわしいメッセージを送ることになると思います。彼らは、アカデミー賞の対象外だということでしょうか?アカデミー賞ノミネートの輪に歓迎されないということでしょうか?映画製作に携わる方々にとって、それは悲しいメッセージでしょうね。膨大な予算がある、そうそうたるメンバーの有名な専門家たちで、上流エリート層の集まりのようなものがあり、その人たちが基準を設定しています。(その外で)優れた映画を製作している方々にとっては不運ですね」と続ける。

アカデミー賞ノミネートは逃したものの、タダ氏はこの映画がより多くの視聴者を得たことに満足している。実際、ユーチューブでは75万人がこの映画の動画を見ている。

タダ氏は、「これ(アカデミー賞にノミネートされたこと)によって、この映画やその主題歌を通して、素晴らしいメッセージが人々に届くのですから、とても光栄です。神様は旧約聖書で、『わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない』とおっしゃっています。そしてこの歌の強さは、そのメッセージにあります。どんなに人生で困難や悲劇に出会っても、神様は決して見放さない、見捨てないと約束されています。彼は、インマヌエル、共におられる神様なのです。そのメッセージがアカデミー賞にノミネートされることは、それだけで驚異的なのです」とコメントしている。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ジョニ・エリクソン・タダアカデミー賞Alone Yet Not Alone
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