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復活により甦らされる私たちの生きざま 万代栄嗣牧師

2013年4月7日23時58分
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万代栄嗣牧師+
 …夜が明けそめたとき、イエスは岸べに立たれた。けれども弟子たちには、それがイエスであることがわからなかった。…イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれます。」そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引き上げることができなかった。そこで、イエスの愛されたあの弟子がペテロに言った。「主です。」…イエスは来て、パンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。…(ヨハネの福音書21章1節~14節)

 教会の中には、クリスマスとイースターという伝統的に2つの大きなお祝いがあります。しかし、イエスのお誕生日だから、と誰にでもわかるクリスマスに比べ、イースターはクリスチャンでしか理解できないので、知名度が低いようです。

 人間の歴史上、本当に死んで3日も経ってからよみがえったのはイエス・キリストだけです。物質的な証拠がないので、信じ難いことかもしれません。しかし、違う時、違う場所で、多くの人々がそれを目撃して、全く同じように証言しているのです。口裏を合わせても嘘はすぐにばれます。さらに、十字架以前は、情けなくイエスを裏切るほど弱かった弟子が、イエスの復活後は、それを命がけで証言する偉大な使徒となったのです。イエスのよみがえりは、彼らの人生を一変させるほどの明確な事実だったのです。

 では、イエスのよみがえりによって、どんな素晴らしいことがあなたの上に起こるのでしょうか。

1.本来の姿に気づかされる

 弟子たちは、イエスを失い、茫然自失で故郷に戻って漁師をしていました。魚は一匹も捕れず諦めかけた頃、岸辺から叫ぶ一人の人の声を聞いたのです。「舟の右側に網をおろしなさい。」網をおろすと、網が張り裂けそうになるほどの魚の群が入り、船が沈みそうになりました。その時はっとしたのです。初めてイエスに出会った時、同じ体験をしていたからです。それは、自分の生き様、自分のあり方を思い起こす出来事でした。

 私たちには、命の置き場所があり、生き抜くべき生き様があります。弟子たちは、皆十字架で失敗しました。イエスの十字架の姿がまだリアルな3日目、どう生きればいいかわからずショック状態の彼らをこの体験が目覚めさせたのです。イエスといるときに魂を目覚めさせていただけます。「あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」と言われた人生が、ありありとよみがえったのです。復活のイエスに出会うとき、神の子供としての人生が動き始めていることをもう一度知るのです。私たちには、イエスと共に生きる人生が始まっていることを思い起こしましょう。

2.再チャレンジを許される

 別の箇所で、復活のイエスはペテロに、「あなたはわたしを愛するか」と問い、胸に痛みを感じながら精一杯答えるペテロに「わたしの愛する羊を養いなさい」と言われました。あなたの上に教会を建てるという約束は終わっていないと言われたのです。裏切り者のレッテルを貼られたペテロに、主はもう一度チャンスを与えられ、この後、力強い使徒としての働きを全うしてゆくのです。山中教授にノーベル賞をもたらしたiPS細胞でも生み出すことのできるのは体の一部分だけ。でも、彼らに与えられたチャンスは、彼らの存在、生き様全部をもう一度やり直してみないかという神からの大きなチャレンジでした。

 私たちがクリスチャンになったのは、真面目だからではなく、神の不思議な導きがあったことを思い出しましょう。主は、私たちの生き方を中途半端なままで終わらせず、弱さを取り除き、再チャレンジできるよう、聖霊まで与えて力づけて下さいます。私たちにも救いの喜びと、なすべき使命を与え、主のよみがえりの命で励まして下さることを思い起こしましょう。

◇

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。


※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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