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リック・ウォレン氏、「同性婚への寛容は、承認ではない」

2012年11月28日13時36分
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  「今朝のCBS」に出演したリック・ウォレン氏。2012年11月27日(写真提供:米CP)+
 「人生を導く5つの目的」が世界中でベストセラーとなった米メガチャーチ牧師のリック・ウォレン氏は、米テレビ番組「今朝のCBS」に出演し、米国社会を取り巻く倫理、政治、および同性婚の問題について質疑に応じた。27日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

 同性婚に関しては、先の米大統領選でキリスト教徒のオバマ米大統領が寛容の姿勢を示す一方、モルモン教徒のロムニー氏は同性婚を断じて認めない姿勢を示したことで、米キリスト教会の中でも議論が生じていた。

 リック・ウォレン氏は聖書的価値観に基づいた上で、同性婚の問題に対し、「イエス・キリストのように人々はすべての価値観に寛容である必要がある。しかしそれは(人々の行う)すべての選択を承認するという意味ではない。同性婚という問題は非常に個人的な問題である。結婚の問題に対して私は聖書的価値観を持っており、結婚の意味を再定義しようとする立場ではない。しかし同性間で関係を持つことは違法ではなく、私にとってはあまり大きな問題ではない」と述べた。

 番組ホストのノラ・オドネル氏はウォレン氏に対し、最近の米大統領選における調査において、大部分の米国人が現在同性婚を支持していることを指摘したところ、ウォレン氏は「米国は民主主義の国家であり、『誰もがずっと勝ち続けられる社会ではない』。私は人生というものは、価値観を受け入れることから始まるということを信じることができるに至ったが、それが法律であるという意味合いではない。(現在に至っても)誰も米国からいなくなろうとしてはいない。米国は幅広い価値観を受け入れる国である。その中で共通の利益を追求して働いているのである」と述べた。

 米国社会を取り巻く重要な社会問題について、ウォレン氏は「人々が異なる見解を持ちながらも、協働することができる」とし、「私は同性愛の友人とすべてにおいて同じ価値観を持つことはない。しかしそのような人たちがもしエイズ問題を解決したいと願うなら、彼らと一緒に働くことができる。私達は世界中でエイズ問題解決のために巨額の資金を投入してきた。同性愛者のためにも、そうでない人たちのためにも、共に働いてきたのである。無神論者やモルモン教徒、イスラム教徒、仏教徒、ユダヤ教徒たちとも協働することができる。そのような働きは、私達が取り組むべき課題のひとつである」と述べた。

 もう一人の番組ホストチャーリー・ローズ氏から、同性愛に対する寛容と、牧師として同性愛に反対する見解についてさらなる説明を求められたウォレン氏は、「問題は、『寛容』という言葉の意味合いが変わってきているということにある。この言葉はかつて『私はあなたの意見に完全に反対であるかもしれないが、しかしあなたの意見を尊重して扱おう』という意味合いを持っていた。しかし今日では『あなたは私のやることすべてを承認するべきではないか』という意味合いを持ってしまっている。ここに『寛容』と『承認』という言葉の相違がある。イエス・キリストはどのような人であっても受容する姿勢を示された。だからといって人のやることすべてを承認されたわけではない。(このイエス・キリストの姿勢に倣って)承認することはしなくとも、相手を受容することはできるだろう」と述べた。

 ウォレン氏のベストセラー著書「人生を導く5つの目的」に対して、ウォレン氏は「神は愛である。人生は神をいかに愛し、互いに愛し合うことができるかを学ぶことに尽きる。私はこれからの世代の若者が仕事を得ることができないことを心配している。機内で知り合った人が、『大学に4年間在学していたが、仕事を得ることが出来なかった。私の人生の目的はどこにあるのだろうか?』と言っていた」と述べた。

 オバマ米大統領の再選について、ウォレン氏は「私は政治的には中立の立場であり、右にも左にも傾いていない」と述べた上で、オバマ米大統領再選に対する神の計画について、「神様の御心は人々にとって、多くの事柄において神秘に包まれている。神様はあなたの肩書よりも、あなたの人間性にご関心があられる。あなたのしていることは、あなたの『ひととなり』以上に重要なことではない。神様はオバマ米大統領の肩書よりも、彼の人格そのものに関心があられるお方である」と答えた。

 最近の国勢調査では、米国民の中で世俗主義者が増加し、教会の礼拝に出席する人々が減少している傾向が見られていると伝えられる中、ウォレン氏は「このような報告はしばしば誇大に報じられている。キリスト教の信仰は今後2,000年間も残り続けるだろう。神の国はシリアでもナチス独裁主義のような国家にあっても広まり続ける。問題はこのような調査結果をいかに解釈するかにある。たとえばプロテスタントの米国人の数が減少しているという報告があったとして、たとえ自身がプロテスタントに属していたとしても、今日では自分が『プロテスタント教徒』だとは思っていない人もいる。自身がキリスト教徒であっても、『プロテスタント教徒』だとは思っていないのである。私は福音主義キリスト教徒である、私はカトリック教徒である、と言う人はいても、私は『プロテスタント教徒である』と言う人は今日にはいないのではないか」と述べた。

 米教会の礼拝出席者数についても、実際は1950年代と同程度の状態を保ち続けているとし、「教会出席者数は今日にあって増加も減少もしていない。週末には多くの人々が礼拝に出席している」と述べた。

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