第2バチカン公会議から50年

2012年10月12日12時38分 印刷
+第2バチカン公会議の様子(Lothar Wolleh )
 1962年10月11日に当時のローマ教皇ヨハネ23世によって開かれた第2バチカン公会議から11日で50年を迎えた。世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事はローマカトリック教会司祭らと共に同日を祝して「この50年の長い道のりを乗り越えてきた」ことを記念するメッセージを伝えた。

 第2バチカン公会議は、公会議史上初めて世界五大陸から参加者が集い、教会の現代化をテーマに多くの議論がなされ、以後のカトリック教会刷新の原動力となってきた。公会議には枢機卿団、司教団や修道会の長、顧問神学者以外にも、カトリック教会史上初めてオブザーバーとしてプロテスタント諸教会、東方正教会の代表者らも参加し、エキュメニズム(教会の一致)についても協議された。

 トゥヴェイト総幹事のメッセージはローマにて、トゥルゴヴィシュテ大司教ニフォン博士より紹介された。同博士は、WCC中央委員会委員であり、ローマカトリック教会とWCCの合同作業グループの共同議長を務めている。

 書簡にてトゥヴェイト総幹事は、「第二バチカン公会議は福音の刷新において画期的な出来事でした」と伝え、第2バチカン公会議に参加した多様な教条教義告白を背景に持つ人々から歓迎されたことについて「他の伝統的教派を背景にするキリスト者への寛容さを示すサインである」とし、「命の賜物として一致があり、キリストのからだの中にあって、それぞれが互いを必要としている」とさらなる一致の必要性を伝え、「教会の一致のために働くことは、すべての生命の一致のために働くことでもあります。そして神から与えられた多様な生命、多様な文化、価値観、言語を抱える人々を認識し祝うことでもあります。キリストのからだとして、教会は全人類そして全被造物の一致のために、また神に導かれ公正と平和がこの地になされるように祈り求めて行く場所であるべきです」と伝えた。

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