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奴隷解放活動で神の御業

2012年8月15日11時01分
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 講演を行うプラニタ・ティモシーさん。2012年8月10日(写真提供:WCA)+
 現在世界には2700万人もの奴隷が存在していると推定されている。インドチェンナイ州の国際正義ミッション(IJM)のディレクターを務めるプラニタ・ティモシーさんは脳腫瘍から回復した後価値観が転換され、多くの暴力的な奴隷主らとの口論を克服する中で、チェンナイ州で50件以上もの奴隷解放活動を手掛けてきた。

 IJMでは、ここ9年間に4000人もの奴隷を解放してきた。10日に開催されたウィロークリーク協会(WCA)グローバルリーダーシップサミットで講演を行ったティモシーさんは、「神様が暗闇の中私達の前に立たれ、奴隷を救済する道を整えてくださいました」と証しした。13日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

 数年前IJMの活動の中で、数十人の奴隷たちが精米所で強制的に労働させられているのを発見したときは、政府当局とともに奴隷解放措置に動いたが、奴隷主が奴隷を連れて現場に辿りつく前に逃げ去ってしまったという。

 その後そこからわずか22キロメートル先のところに、奴隷たちがトラックの中に集められていた中にあって、IJMのチームは祈り始めていた。奴隷たちはその後精米所に引き戻され、IJMと政府当局が奴隷が働かせる建物内に入ろうとしたところ、奴隷主の集団に取り囲まれ襲撃されそうな状態に陥ったという。

 そこでティモシーさんは、奴隷たちとともに精米所の中で共に祈り始めたという。女性や子供たちが泣きわめく中、ティモシーさんは「神様が奴隷主の暴徒を混乱させ、4時間後に私とすべての奴隷たちは精米所から安全に脱出することができました」と証しした。

 IJMの奉仕は期待と不安で満ちており、奴隷となっていた人を無事に救い出し、家族と再会させ家に帰してあげることができたときは大きな喜びとなるという。奴隷となっていた人を救い出した後、社会奉仕に携わらせていく活動を行って行く中にあって、最も必要とされていることは、過去に受けた感情の傷をどう癒していくかということにあるという。

 ティモシーさんは、「もっとも重要なことは、奴隷として働かされていたときのトラウマをどう克服させていくかということです。奴隷として物理的な虐待を受けていたりする中で、人間としての尊厳を完全に奪われていた経験が心の傷として残っています」と述べた。

 サミットでティモシーさんは、自身の活動にどのような神の導きがあったかを証しした。ティモシーさんは働きながら社会福祉学の修士号を取得した後、教会でイザヤ書42章「彼は国々に公義をもたらす」という句節が読まれたのを聞いて、世の不義のために戦うべきであると神に召されたことを直感的に感じたという。

 その数週間後、不幸なことに脳腫瘍を患い、頭部手術を受けざるを得なくなった。術後の経過は良好であったものの、言語・摂食障害が残り、右耳が難聴となったという。
その2年後奇跡的に声が回復したことを受け、心とビジョンも新たなものへと転換されたという。

 大学時代ティモシーさんは「CC(冷たく計算高い)」というあだ名をつけられていたという。新入生に冷たく、新入生が困っているのを見て喜び、あらゆる違反可能な規則を破って生活していたため、大学を退学させられるに至ったこともあったと言う。

 今日では過去の性格からすっかりと変えられ、慈愛と励ましの心に満たされ、毎日奇跡を起こす奉仕に携わっている。ティモシーさんは、「毎日神様がなされることを見て驚いています。人間の力では不可能なことを神様がなさってくださっているからです」と証しした。

 IJMでは奴隷や性的な搾取の被害を受けている人々、暴力を受けている人々を解放する活動を行っている。IJMでは弁護士や社会福祉活動家、地元政府高官らとともに世界13カ国で不正を克服するための活動を展開している。

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