Skip to main content
2025年11月1日07時53分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

奴隷解放活動で神の御業

2012年8月15日11時01分
  • ツイート
印刷
 講演を行うプラニタ・ティモシーさん。2012年8月10日(写真提供:WCA)+
 現在世界には2700万人もの奴隷が存在していると推定されている。インドチェンナイ州の国際正義ミッション(IJM)のディレクターを務めるプラニタ・ティモシーさんは脳腫瘍から回復した後価値観が転換され、多くの暴力的な奴隷主らとの口論を克服する中で、チェンナイ州で50件以上もの奴隷解放活動を手掛けてきた。

 IJMでは、ここ9年間に4000人もの奴隷を解放してきた。10日に開催されたウィロークリーク協会(WCA)グローバルリーダーシップサミットで講演を行ったティモシーさんは、「神様が暗闇の中私達の前に立たれ、奴隷を救済する道を整えてくださいました」と証しした。13日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

 数年前IJMの活動の中で、数十人の奴隷たちが精米所で強制的に労働させられているのを発見したときは、政府当局とともに奴隷解放措置に動いたが、奴隷主が奴隷を連れて現場に辿りつく前に逃げ去ってしまったという。

 その後そこからわずか22キロメートル先のところに、奴隷たちがトラックの中に集められていた中にあって、IJMのチームは祈り始めていた。奴隷たちはその後精米所に引き戻され、IJMと政府当局が奴隷が働かせる建物内に入ろうとしたところ、奴隷主の集団に取り囲まれ襲撃されそうな状態に陥ったという。

 そこでティモシーさんは、奴隷たちとともに精米所の中で共に祈り始めたという。女性や子供たちが泣きわめく中、ティモシーさんは「神様が奴隷主の暴徒を混乱させ、4時間後に私とすべての奴隷たちは精米所から安全に脱出することができました」と証しした。

 IJMの奉仕は期待と不安で満ちており、奴隷となっていた人を無事に救い出し、家族と再会させ家に帰してあげることができたときは大きな喜びとなるという。奴隷となっていた人を救い出した後、社会奉仕に携わらせていく活動を行って行く中にあって、最も必要とされていることは、過去に受けた感情の傷をどう癒していくかということにあるという。

 ティモシーさんは、「もっとも重要なことは、奴隷として働かされていたときのトラウマをどう克服させていくかということです。奴隷として物理的な虐待を受けていたりする中で、人間としての尊厳を完全に奪われていた経験が心の傷として残っています」と述べた。

 サミットでティモシーさんは、自身の活動にどのような神の導きがあったかを証しした。ティモシーさんは働きながら社会福祉学の修士号を取得した後、教会でイザヤ書42章「彼は国々に公義をもたらす」という句節が読まれたのを聞いて、世の不義のために戦うべきであると神に召されたことを直感的に感じたという。

 その数週間後、不幸なことに脳腫瘍を患い、頭部手術を受けざるを得なくなった。術後の経過は良好であったものの、言語・摂食障害が残り、右耳が難聴となったという。
その2年後奇跡的に声が回復したことを受け、心とビジョンも新たなものへと転換されたという。

 大学時代ティモシーさんは「CC(冷たく計算高い)」というあだ名をつけられていたという。新入生に冷たく、新入生が困っているのを見て喜び、あらゆる違反可能な規則を破って生活していたため、大学を退学させられるに至ったこともあったと言う。

 今日では過去の性格からすっかりと変えられ、慈愛と励ましの心に満たされ、毎日奇跡を起こす奉仕に携わっている。ティモシーさんは、「毎日神様がなされることを見て驚いています。人間の力では不可能なことを神様がなさってくださっているからです」と証しした。

 IJMでは奴隷や性的な搾取の被害を受けている人々、暴力を受けている人々を解放する活動を行っている。IJMでは弁護士や社会福祉活動家、地元政府高官らとともに世界13カ国で不正を克服するための活動を展開している。

  • ツイート

関連記事

  • リック・ウォレン氏、先祖は奴隷主

  • サード・デイ、奴隷制度反対運動を実施

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(10月31日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(1)

  • ワールドミッションレポート(11月1日):コンゴのルワル族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • ワールドミッションレポート(10月30日):イエメン 苦難はあれど希望は消えず

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.