Skip to main content
2025年8月19日07時56分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

リオ+20、草の根レベルの活動に若者が奮起

2012年7月20日14時14分
  • ツイート
印刷
 リオ+20アウトリーチ活動「クリアティテュードワークショップ」に参加した若者たちの様子(写真提供:WCC)+

6月20日から22日までブラジルリオデジャネイロで「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が開催されたが、目に見える具体的な成果が見えず、失望感が高まった。

ルーテル教会では、同会議に平行してルーテル教会のキリスト教徒及びその他の人々が「創造的な態度」で持続可能な社会、生態系の正義に関して取り組んでいくことを奨励する国家的教育プロジェクト「クリアティテュード」を開催していた。同プロジェクトに国際関係学を専攻する学生として参加していた、ブラジルにあるルーテル告白福音教会教会員のラクエル・クレバーさんは、他の青年クリスチャンらと同様に、同プロジェクトにおいて「諸宗教の権利」に関する異宗教間の対話を注意深く観察していた。

クレバーさんは、「リオ+20」のアウトリーチ活動に参加した経験を生かし、地球環境の正義に対して政治的な動機付けを行い、草の根活動を実践していこうとしている。クレバーさんは今回の「リオ+20」の結果について「確かに私達を失望させるものではありましたが、『クリアティテュード』の若者たちは、それぞれこれからの未来を正にこれまでとは違ったものとなるようにする希望と力を自分たちの手で創り出していこうとする志に燃えています。今回参加した40人の若者たちは皆地域レベルでの地球環境の正義プロジェクトに取り組んでいく熱意に溢れています」と述べている。

クレバーさんは現在仲間の学生たちの間で地球環境の正義のリーダー的存在となっており、日に日に専門分野に対する知識を増幅させている。リオ+20開催前の5月には、ルーテル世界連盟(LWF)によるインターネット上のバーチャルイベント「緑と正義に関するLWFバーチャル会議」にも参加していた。バーチャル会議では、リアルタイムでプレゼンテーションがインターネットを通じて行われ、ネット上で参加者がテキストチャットを通じてリアルタイムで質疑応答が出来る形式で進められていた。

クレバーさんは、昨年LWFが世界教会協議会(WCC)と合同で開催した「生態系の正義」に関する政治学、神学トレーニングの講座のためユース訓練コースでも幅広い知識を習得していた。

同コースにおける2週間の神学と地球環境の正義に関する政治学の集中訓練を受けた後、クレバーさんは他の青年クリスチャンの参加者らとともに、今後それぞれの地域に根差して、今回の訓練で得た知識や取り組みを促進させていく誓約をしていた。

クレバーさんは、「WCCとLWFによって提供された訓練は、私がこのプロジェクトを遂行していく決断を与えるものとなりました」と述べている。WCCは地球環境の正義に関して、エキュメニカルウォーターネットワーク(EWN)、創造物のための配慮、気候変動の正義プロジェクトおよび貧困、富と生態系プロジェクトの活動を通して取り組んでいる。

水資源の正義の行方

世界学生キリスト教連盟(WSCF)ラテンアメリカおよびカリブ地区代表のマルセロ・レイテスさんも、今回地球環境の正義の分野で草の根活動による影響力を与えようと奮闘している青年クリスチャンのひとりである。

レイテスさんは、南米における地球環境の正義に関する諸問題について取り組む青年リーダーシップ、市民団体活動、エキュメニカル活動の強化を目的とする長期的で広範囲な視野において活動する環境正義プロジェクトにこれまで関わってきた。

リオ+20のアウトリーチ活動において、レイテスさんは水資源の正義に関して関心を抱かせる写真を展示する活動を行っていた。レイテスさんは「地域社会で毎日のように直面している水資源の正義についての諸問題について関心を投げかける写真を展示しました」と述べている。

レイテスさんはこれまでアルゼンチン、ペルー、ボリビア、エクアドル、パラグアイ、コロンビアそしてブラジルと南米各地で展示会を開催しており、「私達は市民社会が芸術活動に参加し、多くの若者たちがそれぞれの地域社会で直面している水資源の正義について描く問題意識の啓発を促進して行きたいと思っています」と述べている。

レイテスさんも、クレバーさんと同様に昨年LWFとWCCによって開催された青年クリスチャン向け地球環境の正義訓練コースに参加しており、同訓練を受けたことが、地球環境の正義に関する活動のフレームワークを形成し、その後の活動の概念を与えるきっかけとなったという。

レイテスさんは「WCCとLWFの訓練からインスピレーションを得ることができました。それに加えて、訓練コースの始めから効果的に計画するためにはどうするべきかを学ぶことができ、地域レベルでの活動進展に大きな成果を与えることにつながりました」と述べている。

  • ツイート

関連記事

  • 気候変動問題は平和と正義に関する問題

  • ブラジルでプロテスタント人口急増

  • リオ+20、さらなる行動を要求

  • 信仰者ら、リオ+20で「地球への関心」呼び掛け

  • リオ+20、世界諸教会へ気候変動対策への祈り呼びかけ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 立ち向かう勇気 佐々木満男

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.