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政策決定の拠り所を信仰に-オバマ米大統領

2012年2月3日14時13分
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 オバマ米大統領は、2日行われた米国家朝餐祈祷会で、昨年の朝餐祈祷会よりもより明確に信仰を政策決定に反映していく意を伝えた。オバマ米大統領は朝餐祈祷会で、米健康保険会社各社に対し、既に持病を抱えている人々の新規加入を拒否する方策を禁止し、富裕層に対する減税措置の削減などの国家の政策決定について、聖句に即して説明した。朝餐祈祷会にはミシェル夫人とバイデン副大統領も共に参加した。
 
 オバマ米大統領は「ウォール街と同じ法則に則って金融機関が機能していることについて、また無節操な貸与者が米国民の中でもっとも金融危機の影響を受けやすい人々の益を思った行動をしていないと考えるときに、何を語るか考えるとき、いつも聖書の有名な聖句を引用するようにしています。なぜなら純粋に聖句に学ぶことが国民全体にとって力強い経済力を養うことに寄与すると考えるからです。さらに我が国に住む非常に多くの隣人たちが互いに傷つけあい、不公平に扱われていることを感じている中、『汝の隣人を自分自身のように愛せよ』という神の命令を信じることが重要であると感じています」と述べた。

 昨年の米国家朝餐祈祷会におけるオバマ米大統領の演説に比べ、今年の演説は、より個人的な信仰を告白する色の濃いものとなった。昨年オバマ米大統領は、二人の娘の母であるミシェル夫人が全米で祈祷グループを組織するのを支援していることについて、また個人的な祈祷する習慣について話していた。さらに無宗教の家庭に育ち、どのようにしてクリスチャンの信仰を持つに至ったのかについて説明していた。

 昨年個人的な信仰を証ししたのに比べ、今年の朝餐祈祷会においては、オバマ米大統領は米国の経済政策に対してより明確に聖書の原則を適用しようとしている意を伝えた。オバマ米大統領は「私の抱えるさまざまな責任について話すとき、莫大な財政赤字を抱えている中にあって、固定資産税や所得税を納めなければならない方々、学生ローンを抱える若い人々、そして税金を納める重荷を抱えている中流階級の家庭の人々など多くの同志の方々がそれぞれの立場で奮闘している最中にあって、非常に恵まれた人々や、優遇税制措置を受けている人々が、受けている特権を与えようとする行動を促すことが、経済政策として合理的な方策であると考えます。さらにこれはクリスチャンとして『多く与えられた者は多くが求められている(ルカ12・48)』というイエス・キリストの教えにも一致していると思います」と述べた。

 オバマ米大統領の信仰面での助言役を務めている米メガチャーチ牧師のジョエル・ハンター氏は、米CPに対し、朝餐祈祷会でのオバマ米大統領の演説について「オバマ米大統領は米国経済全体についてだけではなく、米国民の道徳的な感覚についても言及されました。それから国家の経済政策が自身のキリスト教の信仰の拡張の上にあることを理解してもらうように努めておられました。オバマ大統領は、自身の政策決定と信仰が実際に関与していることを伝えようとしています。ただ状況に間に合わせるだけの政策決定ではなく、信仰に基づいた政策決定を行おうとしていることを言及されています」と評した。

 米国家朝餐祈祷会は、米キリスト教団体ザ・ファミリーを代表して米議会議員によって主催されている。第一回米国家朝餐祈祷会は1953年に行われた。その後今日までその伝統が続いている。朝餐祈祷会の目的は、ビジネスその他部門含む米国を率いる指導者らが一同に会して互いに励まし合い、米大統領とその家族を支援し、祈り合う事を目的に行われてきた。 

 今年度の基調講演者はニューヨークタイムズベストセラー作家のエリック・メタクサス氏が行った。同氏の著書「ボンフェッファー=牧師、殉教者、預言者、スパイ(トーマス・ネルソン社)」は米福音派キリスト教出版協会(ECPA)から2011年度の「キリスト教書賞」に選定されている。

 なお毎年朝餐祈祷会ではキリスト者以外の宗教者も参加しているため、オバマ米大統領は他宗教者に対しても配慮し、イスラム教について3度、ユダヤ教についても3度、そしてヒンドゥー教についても一度演説の中で言及した。

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