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目標を立てる際に見失いがちなこと

2012年1月10日09時37分
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トーマス・ネルソン会長 マイケル・ハイアット氏+
 目標をはっきりと書き表すというだけでは十分ではありません。その目標をどのように実現させていくかについて注意深く考えていかなければなりません。もしあなたが今年本当に大きな目標を掲げてそれを達成したいと思われるならば、なおさらのことです。

 昨年、私は「プラットフォーム:騒々しい世界で注目を得るために」という新著を書くという目標を定めました。出版業界でキャリアを重ねて来た人間として、私はこれまで何百人ものこの業界を立ち去る人たちを目撃してきました。というのも、彼らはプラットフォームを有していなかったからでした。

 2005年に私は私自身のプラットフォームを作り上げました。今日では、私のブログには毎日8万人のユーザーからのアクセスが来ています。私のブログに直接アクセスして来られる方、RSSや電子メール経由で来られるかたなどさまざまです。それと同時に、2000年トーマス・ネルソンから出版した福音主義作家で講演者、牧師でもあるジョン・C・マクスウェルの「前に進むために失敗する-成功のための失敗とは」という本から私は多くの事を学ぶようになりました。

 その本の内容に基づいて、目標を実現させるための具体的なプロセスについて私の例をとって紹介したいと思います。

 私はまず「2011年11月1日までにプラットフォームとなる5万語の原稿を書き上げる」という目標を立てました。その後、その目標を実現させるための詳細なアクションプランを立てました。その中には本の提案書を書きあげること、出版契約を結ぶこと、最初の草稿を書き上げることなどが含まれていました。それから実際の仕事に取りかかりました。本の提案書は4月下旬に書き終わりました。トーマス・ネルソンが私にその数カ月後に出版契約の提案をしてきました。それから草稿を書き始めました。

 それから最初の試練に直面しました。昨年の秋は驚くほど忙しく、当初予定していた以上の講演のスケジュールが入ってしまいました。そのため私の目標の実現において、私が最初に予定していたほどの進捗が見られませんでした。

 11月1日の締め切りが迫ってきて、そして締め切りが去っていきました。元々の計画していたアウトライン通りに実行させるのが難しくなってしまいました。草稿は思うように書き進むことができません。どんなに挑戦しようと試みても、論理的に仕事に取り組むことができませんでした。

 そのため、その時に初めて自分の立てたプロジェクトに対して絶望感を抱くようになりました。新著を出版することをあきらめ、トーマス・ネルソンとの新著出版契約を破棄しようと思いました。

 道半ばで躓いている状態でした。しかしまだ自分がやり遂げるために何をすればよいかわからずにいましたが、それでもあきらめるにはまだ早すぎるという状態でした。

 そのため、もう一度初心に帰り、私の目標を別の角度から見直してみました。その結果、目標と具体的なアクションプランだけでは十分ではなかったことに気づきました。

 そのため私は目標を実現しようとする自分の内的な動機は何なのかについてもう一度点検することにしてみました。なぜ目標を実現させることが私にとって重要であり、何がその目標実現のための問題になっているのかを整理してみました。これは多くの人が目標実現のために見逃しがちなプロセスではないかと思います。


私の目標の内的な動機として以下の事が考えられました。


・新著を通してプラットフォームを有していないがために道半ばにしてあきらめてしまっている多くの作家、アーティスト、クリエイティブの方々を助けたい。
・プラットフォームを立てる専門家としての自分の権威を確立させたい。
・本を売ることで、プラットフォームを作ってそれを実際に実用出来るということを証明したい。
・このトピックについて講演できるさらなる土台を形成したい。
・私のウェブサイト上で販売できる商品を開拓し、また講演のテーマを増やしたい。
・ブログを超えて、さらなる自分の読者を獲得したい。
・1年に一冊の大きな本を出版することで、私の著作のパターンを形成していきたい。


 このように羅列することで、自分の内的動機のそれぞれを改めて関連させていくことができました。そして改めて自分の掲げている目標の重要性を確認することができました。

 それから改めて自分の掲げるプロジェクトに新鮮なエネルギーをもって取りかかることができるようになりました。だからといって、私の目標実現は簡単なことになったわけではありませんでした。膨大な仕事がありましたし、恐れや疑いを克服しなければならないという困難な仕事もその中に含まれていました。

 プロジェクトを終えるのに9週間要しました。しかし先週金曜日に編集者にプロジェクトを終えた報告をすることができたことに今は喜んでいます。今は2012年5月の出版に向けて軌道に乗った展開がなされていますが、まだまだ仕事があります。

 今年1年目標に向かって取り組む際に、はっきりとした目標に関する宣言文をもつようにしてください。それから具体的なアクションプランを展開してみてください。しかしその際にあなたの目標実現における内的な動機がどんなところにあるのかをリストアップすることも忘れないようにしてみてください。そうすることで、目標を具体的に実現させるための大きなステップとなり、より大きく飛躍していくことができるようになっていくでしょう。


==============================================
トーマス・ネルソン 会長(前CEO) マイケル・ハイアット氏

 トーマス・ネルソンは世界最大のキリスト教書籍出版会社である。米国内では書籍出版貿易で第7位となっている。同氏のブログ(http://michaelhyatt.com)では、指導者として必要な福音的思考法やウェブサイトによる効果的なビジネス法、出版業界に関するトレンドなどを紹介している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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